デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

誰のための・・・

2022年02月20日 | 鉄道 自動車
先日外出先の帰りにどうしても行ってみたかったところに、ようやく行くことができました。そこは高輪ゲートウェイ駅、第一京浜から外観を眺めたり、電車に乗って通過することはあったのですが、開業から2年も経つのにホームに降り立ったことはない、いや降りる用事が無いと言った方がいいかもしれません。時刻は午後7時前、まだ時間も早い、途中下車して見学してきました。

駅舎とは思えない造りに驚き



無人のコンビニにまた驚く



フローリングのような床、壁



トイレもホテル並み



一番驚いたのはトイレの鏡



電車の顔が浮かび出し



徐々に増えてきて



午後7時をお知らせします





再びコンコースへ



大型スクリーン「鉄道テラスビジョン」



品川御殿山



近代日本が始まった



鉄道開通時の様子



新橋ステーション



最後は打ち上げ花火



ステーションピアノ
ご自由にとは書いてあるが



駅建築時の写真も飾ってある




これだけ広いコンコースに、存在する人は私も含めて3,4人、大型スクリーンや展示コーナーに足を止めているのは暇な私だけ。そもそも誰のためにこんな豪華な設備をつくったのでしょうか。ひとつ目の誤算はコロナ禍、東京2020で海外や地方からの来訪者に見て頂くためにつくったのだろうとは思いますが、山手線と京浜東北線だけで、わざわざ立ち寄る観光客はいるのかなあ。

ホームに降りてみました



駅のベンチもおしゃれ



広いホームにいるのは
私ともうひとりだけ



山手線が入ってきた



降りる人も乗る人もいませんでした
午後7時にしては寂しすぎる
さっきの人は乗ったのかなあ





もうひとつの誤算は高輪築堤。駅西側の再開発工事で明治時代の日本最初の鉄道、高輪築堤の遺構が発見されたこと。その長さ1km以上、再開発の工事は止まり、当然企業の誘致も遅れ、1日の乗降客数、山手線最下位の駅となってしまいました。なんかもったいないなあ、もっと多くの人に見てもらいたい駅なのになあと、つくづく思ってしまいました。