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ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

ジャイアンツ*映画(1956年11月)

2021-02-03 20:57:02 | 映画

ジャイアンツ、映画、1956年11月公開

ジェームスディーン90周年と言うので、新宿の映画館で特集をやっていた。私は彼の映画を見たことがなかったので、先日に「エデンの東」を見てこれも見たくなったのです。

監督:ジョージ、ステーブンス

原作:エドナ・ファーバー

主演:エリザベス・テーラー

   ロック・ハドソン

   ジェームス・ディーン

私は映画はスクリーンで見るのが好きなんで、新宿のピカデリーに行ってきました。広い映画館に15人ぐらいだったか。このジャイアンツは西部劇映画に出ている人が、多く出演されていたと聞いています。内容は西部劇じゃないけど舞台は同じようなテキサスの草原ですから。

この映画は長編大作映画で、何と上映時間が3時間にもなる。

だから、物語はテキサスの1920年代から始まる大河ドラマと人はそう呼んでいる。

テキサスの大牧場にアメリカ東部から女(エリザベス・テーラー)が嫁いでくる。

牧場主の大男(ロック・ハドソン)はちゃきちゃきの南部男。

牧場の下男(ジェームス・ディーン)はよく働くが影があるニヒルな男。

テキサスの大農場は59万エーカー?牛5万頭?数が良くわからなかったが、大きいことはいいことだみたいなアメリカ古来の考え方にそう。

南北戦争のあと、公民権運動、女性の社会進出、人種差別への意識改革、メキシコ系労働者問題などが、、、変化しつつある頃だった(今でもトランプが煽ったりしていたが)。

それに加えて、太平洋戦争の勃発であちこちの家族で若者が徴兵されていく。

そんな社会の大変革の時代だった。

といっても、いつの時代でも社会は大変化しつつあるのが、、、実際ですが。

これが古き良き時代なのかわからないが、何しろ白人とメキシカンばかりで、黒人が出てこないのはどうして?その当時のアメリカは黒人の人権問題が生々しいからじゃないかと思う。出すとやばい黒人の代わりにメキシカンを登場させたんだな、、、。

テキサスと言ったら保守的白人の巣窟です。

労働者は白人もいるが多くは黒人とメキシカンだったのだろう。

白人は一握りの富裕層のソサエティーを作っていて、他の人種が混じることを好まない。

生活エリアが別々なんだ。

それが人種差別。

女性も参政権があったのかなかったのか、そんな時代です。

東部から嫁いできた女と、テキサス生まれの南部男が生活習慣の違いでぶつかり合って、だんだんテキサス男が感化されていく、、、と言うストーリーだった。

下僕人のジェームスディーンは、このジャイアンツでは汚れ役だった。

エデンの東のような若者独特の一途さはない。

雇い主の女への思いがあることになっているが、ストーリーにか演技にか演出なのか、無理がある。さほど女への思いを感じられなかった。

ジェームス・ディーンもエリザベス・テーラーもロック・ハドソンも1920年から1950年あたりまでを演じているが、だから大河ドラマなのだが、皆さん老け方が足りないよ~~~だから3人は脇役じゃない。

この映画の見所(主役=主旨)は、大戦争前後で価値観の変化が大きくあって、農業・牧畜の第一次産業から工業、エネルギー産業への、社会の大変化があった時代を見せてくれたことかな。

テキサスの大草原から石油が出てきたんだもの。

昔ながらの大牧場が大油田に大変化ですから。

この映画、ジャイアンツには落ちがあまりない。長編映画にありがちなんです!強いて言えばジェームス・ディーンが演じる男が、石油を当てて大金を持ったが、しょせん大金を持つに値しない人間だったということ。ジェームス・ディーンの役は汚れ役どころか悲しくてバカバカしい役だった。それが世の女性たちの母性をかき立てたのかな?うっすらとしたテーマは最後屁のように付け加えられた、メキシコ人に対する偏見を汚く描いて、人種差別反対とかを描いたこと。でも、いかにも描き方は薄っぺらで、いまでもなおハリウッドの男尊女卑や人種差別はありありとあるから、映画の公開が東部や世界で上映されることを考えて、付け加えられたんだなーと勘ぐってしまう。

すると、この映画を整理すると、2時間ぐらいに短くカットしたほうが、より生き生きとした映画になりそうです。

メリハリをもっとつけてな~~~。

でも3時間は眠たくもならずに、じっと集中して見せてくれた。それはアメリカ南部の描写が面白かったからだ。最近の上映時間が3時間になる映画よりは、ずっとまとまっている。ちょっと余分な所はあるけど、いわばおまけが付いて1時間長く見れたということ。

アメリカが世界の頂点に立って、自信に満ちた時代だったんだろう。

その足元から、次の世界危機が忍び寄っているとは、この映画の世界からは感じられない。

太平洋戦争が始まった真珠湾攻撃のラジオ放送も映画の中でありました。アメリカにいた住んでいた日本人は、一か所に集められて巨大な収容所に押し込められたんです。メキシカンや黒人はそんなことがなかったし、ドイツ人やイタリア人は肩身の狭い思いをしたことだろうが、有色人種の日本人はひどい所に収容されていた、、、。

そんなことは、映画ストーリ―にはなかったが思い出させてもらった。

つべこべいわずに、見てください(見る価値があります)。

そう言えば、この映画ジャイアンツが公開された時には、ジェームス・ディーンはすでに交通事故で亡くなっていた。確かジャイアンツのクランクアップの1週間後に自動車事故でお亡くなりになった。わずか3作しかスクリーンでは見れなかった非業の若手俳優ですね。ジェームス・ディーンが生きている時には「エデンの東」しか映画館で封切られていなかった!

2021年6月 HOKUSAI(北斎)江戸の浮世絵師

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2021年2月 ジャイアンツ エリザベステーラーとロックハドソン、ジェームスディーンは脇役で、主役は時代背景みたい

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2021年2月 エデンの東 ジェームスディーン主演、第二次世界大戦前後のアメリカ社会が舞台

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2020年10月 男はつらいよ、知床旅情(フーテンの寅さん)

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2020年9月 KANO海の向こうの甲子園、台湾映画

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エデンの東*映画(1955年)

2021-01-31 21:23:46 | 映画

エデンの東、1955年公開

監督:エリア・サガン

原作:ジョン・スタインベック

主演:ジェームス・ディーン

なんてこった、こんな名作を見たことがなかったなんて、、、俺はバカだった。

というか、若いころは映画も見なかったし、10代のころは本を全く読まないつまらない奴だった。本をむさぼるようになったのは20歳ぐらいから。

でも映画は全く見なかった。

だから、ジェームスディーンの「理由なき反抗」「ジャイアン」など名作と知っていたが、たかが映画じゃないかと見なかったのだ。若気の至りと言うより、、、それを見て感激したのは、、、50年後、、、なんてもったいない月日を過ごしたものだ、、、!

若さだけの傲慢ちきなバカな風来坊な俺だった。

知らないということが、よいもの、名作、人の機微を知らなかったということが、何と残念なことだったか思い知った。

「エデンの東」は名作です。

私が今ごろ言っても、、、ただの100周遅れのたわごとにしか過ぎないが、、、。

ストーリーの時代背景は1917年から始まる。

第二次世界大戦が始まっていてアメリカが参戦するかどうかという時だった。

その当時のアメリカの描写も興味深いものがあった。

日本よりは豊かだったが、まだまだローカルな人間社会で、西部劇が進化したようなぐらいの文明だった。

それでも産業革命の恩恵はアメリカが一番多く受けていた。

車はまだ原始的だったが、裕福な家庭にようやく持たれるようになった頃です。

主人公の家庭は双子の兄弟、それと厳格な父、現実的でやり手の母は離婚していた。

双子の兄弟は往々にして、ひとりは親に気にいられるように良い子になって、もう1人は反抗心が強くなる。反抗心が強い次男役がジェームスディーン。

これがはまり役だった。

良い子は時代が平和な時だったらそれなりの社会的地位を得られたのだろうが、時は第二次世界大戦が始まる頃だったのが運の尽き。戦争が始まるという混乱にあって、良い子のままでいられなくなって、半分狂ってしまい戦地に自ら志願して出兵していく。

次男坊役のジェームスディーンは色々アイデアを出すがすんなりとはうまくゆかない。

そのもどかしさが、、、この映画のテーマかな。

この家族のような長男が親べったりな良い子に育って、次男が自由奔放になるのは、、、本当によくある話です。

悲しい物語です。

 

じつは実はで私の家もそうだからです。

親父は厳格な弁護士、と言ってもこの映画の親父のようなキレイごとの人格者じゃない。志は崇高だったが晩年はドン・キホーテのようだった。権力に法律で立ち向かうオヤジは私は大好きだった。他の弁護士(仲間内の保身に走る)に後ろ指を指されても、立ち向かっていく姿はカッコよかった。

長男はおやじのあとを追ったが、途中で進路を変えて医学のほうに進んだ。社会的に認められるお仕事(良い仕事)でしょう。ある意味で社会的には高い地位にあると言って過言じゃない。

ところが、次男坊の私はフリーランスという、いつのたれ死ぬかわからないような仕事についた。社会的な組織に組み込まれるのが嫌で嫌で、社会の外に生きたかったのだ。

だから、この「エデンの東」の人間模様は実感としてわかります。

親に認めてもらおうなんてことは私にはなかったけど、社会を私の手で動かしてやろうという気概はあった。てこの原理などを使ってでもね。それを続けていったらいつか私がつぶれそうなことに気が付き、私も生きる道を変えた。

こんな場でも、、、まだまだ言えないことがあります。

「エデンの東」は、いちどは見てください!

できればスクリーンで。

映画は

2021年6月 ヒノマルソウル(長野冬季オリンピックジャンプ団体戦で前回の金メダリストがサポートにまわった)

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2021年6月 HOKUSAI(北斎)江戸の浮世絵師

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2021年2月 エデンの東 ジェームスディーン主演、第二次世界大戦前後のアメリカ社会が舞台

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2009年6月 剣岳点の記

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2009年5月 天使と悪魔

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2009年3月 おくりびと

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2007年7月 ボルベール(帰郷)ペネロペ主演のスペイン映画

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GOGO・94歳の小学生*映画

2021-01-13 15:45:57 | 映画

GOGO・94歳の小学生、ケニア映画(実話&ドキュメンタリー)

銀座のシネスイッチまで見に行きました。

アフリカの映画は珍しいでしょ。

映画制作数ではインドが一番多いと聞いたことがある。

インドに限らず中東のイラン映画、東欧の映画も見たことがあります。

でも、これはケニアの草原が舞台の映画です。

イントロのだだっ広いケニア高原の絵が良かった。

正月明けで空いていました。

94歳にしては足腰がしっかりしているし、頭もボケていない。

ただ記憶力が足りなくなっているだけ。

主人公のGOGOバアさんは孫が22人、ひ孫が52人いるくらいだから、ケニアの平均的な社会ではかなり上位の生活者。

だから、94歳にもなってから読み書きの勉強をしたくなった。

水飲み百姓、ただの人夫さんで生活に追われていたら、勉強など思いもつかないだろう。

自分が入学した小学校の校舎の狭さにびっくりして、自分の寄付で校舎を増設してもらった。

ケニアでは小学校を家庭の事情で卒業できない女の子がほとんど。

読み書きができないまま大きくなっても仕事の口が限られる。

そのことにGOGOバアさんは心を痛めていたのだ。

歳食ったお手伝いさんにも、小学校への再入学をすすめていた。

ケニアでも読み書きができないと、社会が進んでいくのに肉体労働しかあてはない。

GoGoがケニアで94歳まで生きられたのは、よほどしっかりした食生活や習慣、知識があったからでしょう。

いい映画です。

娯楽映画じゃないけど、ケニアの現状(2019年制作なので数年前の風景)が、生活がわかります。

アフリカ・ケニアで94歳になって勉強したいと思う人がいるなんて励みになるでしょう。

日本は考えようによっては、いつでも何でもチャレンジできる環境があると思えます。

そりゃ誰でもが東大にいけるわけじゃないだろうが、もしかすると、どんな人でも一心不乱に勉強したら有名大学ぐらいは入学できるのではないか。

日本もアメリカだって差別はあると思うが、はね返せないわけじゃない。

ケニアの映画を見たらお土産をいただいた。

鹿みたいだけど、ケニアだからガゼールかな?

 

映画は

2021年1月 GOGOバアが小学校に入学(ケニア映画で実録ドキュメンタリー)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8c01296ec6065c493d9c4d99f8193479

2020年10月 男はつらいよ、知床旅情(フーテンの寅さん)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7704008f3f60ba36ddcbc89d8bb72ae4 

2020年9月 KANO海の向こうの甲子園、台湾映画

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/511228f7f8456d96ef1a19401ef6d302

2020年9月 クーリンチェ少年殺人事件、台湾映画

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/12a3f97aa54be71d385c1f3f647f9c60

2020年7月 不愛想な手紙(ブラジル映画)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/d08af39620b2a65fde40ce92b5c915b0

2020年6月 三島由紀夫VS東大全共闘(50年目の真実)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7a04879161ff03fd8eef9ed5281ed140

2020年3月 フォードVSフェラーリ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0465eaed82cdb67477a525f4bb6bf7e7

2020年1月 飛龍伝(つかこうへい2020樺美智子)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4dbd43b95ae18301304b06c98de1c672

2019年12月 活弁(カツベン)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b6402f395d40cc246af23e36c6db4da5

2019年11月 T34レジェンドオブウォー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6acfe0a5144adc8b1475a8d3f5dd37e0

2019年10月 ジョーカー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/eca6ff0434c2a03d60cbca7a0eed1b2f

2019年7月 天気の子、新海監督アニメ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5685b1b79fa0e8705ae25a538d42f227

2018年11月 万引き家族

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fcc056e531a6daf8e06c97334948c2a6

2018年10月 カメラを止めるな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/77e3df90890be3921c12ccdd60160292

2018年5月 コスタリカの奇跡

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/678fee15719f71929bb4c1a00db65ea6

2018年3月 シェイブオブウオーター、アカデミー受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/df65b405417b214116972485477b12d2

2018年2月 スリービルボード

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5133ea89931a4b362a6a702210ecc39e

2017年12月 オリエント急行殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0e95ea094223f41489e6ce6f5d33be25

2017年11月 ブレードランナー2049

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/67fb5004864e2fe621cc135af9eefacd

2017年7月 忍びの国

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/597da5163453c1f070b440582bb9a68f

2017年5月 低開発の記録、星の記憶

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c468ab40189550ae7bade5012886a78f

2017年1月 海賊と呼ばれた男、出光石油の話

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/47127e6bde8b0c887181c09e2b361089

2016年11月 湾生回家、台湾生まれの日本人

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/bce9059d2941cf69dd680e12a11e02dd

2016年10月 君の名は、新海監督アニメ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/249335630d0fce72b6e559487efd18fa

2016年9月 帰ってきたヒットラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/28ded9edf6c75f2f171890815fb04a02

2015年5月 図書館戦争

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/baec55689a0ccf6cfde4a09f27885a90

2014年10月 バンフーマウンテイン映画祭

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4d31b48f444015fd1b5a678b11f9becf

2014年1月 永遠のゼロ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c2acd1979c600a54f0d675a9b81eb05

2013年10月 終戦のエンペラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5c9121e9cb7a7ec7c8f25ef16bfbce9c

2011年8月 大鹿村騒動

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f76c3c6fcbd8a294585b37602b08cbdd

2011年6月 お菓子放浪記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/943b25a5c1671ad692849522654e947e

2010年5月 第9地区

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/50871496bfbc37299c0c9bbdfe311cb7

2010年3月 アバター

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f48f5b1b2870d1bbd1037b954f034824

2009年12月 泣きながら生きて

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/665f991435e822c9137dafa291d822ee

2009年6月 剣岳点の記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/419cda4270609856d3b173b93afb3caf

2009年5月 天使と悪魔

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88270d35b7c299565a8a6b9fd59a646f

2009年3月 おくりびと

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c1a0455d293f62d41ba8560e7496cbf4

2007年7月 ボルベール(帰郷)ペネロペ主演のスペイン映画

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/648f38ff44f2deee333fab78b7f29c49

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男はつらいよ・知床慕情*映画

2020-10-14 17:45:51 | 映画

八重洲の国立映画アーカイブで見て来ました。

「男はつらいよ、フーテンの寅さん」を映画館で実際に見るのは初めてです。

大好きなシリーズなのでテレビでは見たことがある。

祖父が「男はつらいよ」や歌舞伎、演歌歌謡が好きだったので、子供のころ隣でちょこんと座り見ていました。

国立映画アーカイブでは黒澤監督の羅生門展をやっているので、映画「羅生門」では三船敏郎が主演だった。

「男はつらいよ・知床慕情」では三船敏郎さんが準主演役で出ていたので、三船関連で上映したのかもしれない。

「男はつらいよ・知床慕情」は何より「男はつらいよ」自体を映画館で見たことがなかったので足を運びました。

山田洋次監督のこの一連の「男はつらいよ」シリーズは故渥美清さん主演で50作も作られた。

知床旅情は第38作目で、油が乗り切っている時期だったんだろう。

ストーリーは全作同じような不変の展開です。

以下はWikipediaから

各作品のパターンは、ほぼ様式化されている。寅次郎が旅先で出会うマドンナに惚れてしまい、何かと世話を焼くうちに、マドンナも寅次郎に対して信頼を寄せ親しい仲になる。その後、舞台を柴又に移し、「とらや」を舞台に賑やかな人情喜劇が展開されるが、結局、恋愛に発展することなく、最後にはマドンナの恋人が現れて寅次郎は失恋する。傷心の寅次郎は書き入れ時である正月前、もしくは盆前に再びテキ屋稼業の旅に出る、といったものである。

正月に封切られる秋冬物と、お盆に封切られる春夏物がある。

日本の伝統的な風景を生かした映像は、それは懐かしくもあり素晴らしものです。

渥美清のテキ屋の口上がいいんだなー。

なんでも渥美清は若い時分にテキ屋をやったことがあって、それで名調子が身についているんだろう。

知床旅情ではフーテンの寅=渥美清と、準主役に三船敏郎、竹下景子、淡路惠子が出ていた。

竹下景子のリン子が、これまた魅力的だったのだ。

淡路恵子は引退していたが、俳優に復活した第一昨目だったそうです。

三船敏郎はこの映画でも無骨な赤ひげ医者を演じていた。

無骨役は三船敏郎ははまり役だった。

元からが無骨なのか、大根役者なのかわからなかったが、最近は武骨・大根を三船は演じていたのだなーと感じ入った次第です。

 

私がこの映画「男が辛いよ」シリーズが大好きなのは、時代背景はともあれ「生きるって辛いこともあるけど、楽しくて笑うこともあるよ」って毎回、これでもかってくらい繰り返して訴えているからです。

何か世の中の不条理などを訴えるんじゃなくて、不条理なのが世の中で、その中に悲しみも嬉しさもあるんだよーって山田洋次監督が言っているからだ。

昭和生まれだったら渥美清の演じる寅次郎はわかると思う。

平成生まれだったら、この映画のような風景、光景、場面に違和感があるかもしれない。

だけど「男が辛いよ」で映像で見せてくれる光景は、間違いなく日本の昭和に実際にあった原風景です。

フーテンの寅さんは知的障害者だと言って敬遠する方がいるけど、あれだけ男気がある人物はなかなか現実にはいないと思う。ケチな男は、最近多くなっているが、あんなに気風の良い人は映像に中だけぐらいでしょう。

気風が良いのは金払いがいいからじゃない、金払いが良くても金に紐をつけちゃいけないのだ。むしろ金よりも心を人に投げかける人のほうが気風が良いと思える。金のあるなしじゃないんだな。だから、どちらかというと文無しの寅さんに気風の良さを感じるんだろう。

あんがい、これは現実的な女性にはわかりにくいことかもしれない。

今回「男はつらいよ・知床慕情」を見て、つくづく日本人に生まれてよかったと思った。あんな人情がわかるんだもの、、、。それがこの映画「男はつらいよ」が長〜く愛された理由だと思う。

2015年11月 柴又帝釈天に自転車でお参り、口上がいいんだな〜〜〜

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/78d658f05a61fb6c44c171be7406cbaf

2018年12月 歩きカメラの面々で柴又帝釈天に参拝

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/606ca0ec3b50e06aa1fbbfd64e66d08b

映画は

2020年10月 男はつらいよ、知床旅情

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7704008f3f60ba36ddcbc89d8bb72ae4 

2020年9月 KANO海の向こうの甲子園、台湾映画

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/511228f7f8456d96ef1a19401ef6d302

2020年9月 クーリンチェ少年殺人事件、台湾映画

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/12a3f97aa54be71d385c1f3f647f9c60

2020年7月 不愛想な手紙(ブラジル映画)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/d08af39620b2a65fde40ce92b5c915b0

2020年6月 三島由紀夫VS東大全共闘(50年目の真実)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7a04879161ff03fd8eef9ed5281ed140

2020年3月 フォードVSフェラーリ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0465eaed82cdb67477a525f4bb6bf7e7

2020年1月 飛龍伝(つかこうへい2020樺美智子)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4dbd43b95ae18301304b06c98de1c672

2019年12月 活弁(カツベン)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b6402f395d40cc246af23e36c6db4da5

2019年11月 T34レジェンドオブウォー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6acfe0a5144adc8b1475a8d3f5dd37e0

2019年10月 ジョーカー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/eca6ff0434c2a03d60cbca7a0eed1b2f

2019年7月 天気の子、新海監督アニメ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5685b1b79fa0e8705ae25a538d42f227

2018年11月 万引き家族

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fcc056e531a6daf8e06c97334948c2a6

2018年10月 カメラを止めるな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/77e3df90890be3921c12ccdd60160292

2018年5月 コスタリカの奇跡

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/678fee15719f71929bb4c1a00db65ea6

2018年3月 シェイブオブウオーター、アカデミー受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/df65b405417b214116972485477b12d2

2018年2月 スリービルボード

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5133ea89931a4b362a6a702210ecc39e

2017年12月 オリエント急行殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0e95ea094223f41489e6ce6f5d33be25

2017年11月 ブレードランナー2049

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/67fb5004864e2fe621cc135af9eefacd

2017年7月 忍びの国

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/597da5163453c1f070b440582bb9a68f

2017年5月 低開発の記録、星の記憶

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c468ab40189550ae7bade5012886a78f

2017年1月 海賊と呼ばれた男、出光石油の話

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/47127e6bde8b0c887181c09e2b361089

2016年11月 湾生回家、台湾生まれの日本人

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/bce9059d2941cf69dd680e12a11e02dd

2016年10月 君の名は、新海監督アニメ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/249335630d0fce72b6e559487efd18fa

2016年9月 帰ってきたヒットラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/28ded9edf6c75f2f171890815fb04a02

2015年5月 図書館戦争

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/baec55689a0ccf6cfde4a09f27885a90

2014年10月 バンフーマウンテイン映画祭

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4d31b48f444015fd1b5a678b11f9becf

2014年1月 永遠のゼロ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c2acd1979c600a54f0d675a9b81eb05

2013年10月 終戦のエンペラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5c9121e9cb7a7ec7c8f25ef16bfbce9c

2011年8月 大鹿村騒動

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f76c3c6fcbd8a294585b37602b08cbdd

2011年6月 お菓子放浪記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/943b25a5c1671ad692849522654e947e

2010年5月 第9地区

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/50871496bfbc37299c0c9bbdfe311cb7

2010年3月 アバター

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f48f5b1b2870d1bbd1037b954f034824

2009年12月 泣きながら生きて

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/665f991435e822c9137dafa291d822ee

2009年6月 剣岳点の記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/419cda4270609856d3b173b93afb3caf

2009年5月 天使と悪魔

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88270d35b7c299565a8a6b9fd59a646f

2009年3月 おくりびと

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c1a0455d293f62d41ba8560e7496cbf4

2007年7月 ボルベール(帰郷)ペネロペ主演のスペイン映画

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/648f38ff44f2deee333fab78b7f29c49

 

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KANO 1931海の向こうの甲子園*台湾映画

2020-09-28 18:48:42 | 映画

KANO、ウェイ・ダーション監督(部族出身で肌黒くて精悍な方)

3時間の長編映画。

何年か前に台湾旅行で嘉義に行った。

嘉義のロータリーに野球投手の像があって、、、これはなんだろう?とおもっていた。

台湾旅行の3回目で阿里山に行ったときに嘉義に寄った。

嘉義は阿里山に向かう登山鉄道の始点だったのだ。

嘉義の中心と言っていいロータリーにKANO精神と書かれた像があった。

私は、不覚にもその時はその有名なストーリーを知らなかった。

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ef25be279d48a635f9c2a23fd841e1dc

1031年の甲子園に初出場して、あれよあれよというまに決勝戦まで進出した嘉義農林学校の野球部の実話です。

映画化は2014年だったそうだ。

この映画を見ればわかるが、今でも台湾は日本をリスペクトしている。

台湾映画祭で私が見た2本目です。

*********************************

ストーリーはウイッキペディアから拝借、以下の通り

のんびりしたチームの「嘉農」野球部は連敗続きであったが、新任監督として迎えられた日本人の近藤によるスパルタ式訓練により、部員たちの心には徐々に闘争心と甲子園出場への夢が芽生えていった。近藤は日本人のみを贔屓することなく、守備に長けた日本人、打撃に長けた漢人、韋駄天の如く足の速い高砂族の選手たちのバランスの良いチームを作り上げていく。また、かつて近藤が指導し、その指導に萎縮した松山商業と比べ、嘉農の選手たちが伸び伸びとプレーする姿は、近藤自身を成長させ、チームに対する愛情を深めていくのだった。

台湾大会が始まった。当時、台湾代表として全国中等学校優勝野球大会へ出場できるのは台湾全島で1校だけであったため、甲子園へ行くには台湾大会で優勝する必要があったが、従来は毎回台北一中か台北商業が出場していた。三民族で構成され、しかもこれまで「一度も勝ったことがない」チームであるはずの嘉農の快進撃は止まらず、勢いに乗って全島優勝を果たす。台北から凱旋した選手たちは町中から大歓迎を受ける。

迎えた甲子園大会、嘉農は下馬評では弱すぎて本土のチームには相手にならないのではと危惧されていた。甲子園球場に来た嘉農の選手たちは、「甲子園の土」の質の良さに感動する。マスコミからの取材を受けた嘉農の選手たちには当初「なぜ外国人がいるのか」「野蛮な高砂族に日本語は理解できるのか」等といった差別的な眼差しと質問が向けられるが、日本人メンバーの小里は「自分達はよい友達だ」と返し、近藤も「彼らは民族を問わず同じ球児だ」と反論した。

決勝の相手は名門中の名門、中京商業。地元の嘉義では市民たちがラジオ中継に熱中し狂喜乱舞しており、日本だけでなく台湾でも大勢のファンが固唾を呑んで見守る中、試合が始まる。しかし、投手アキラの指は限界を迎えていた。試合中に出血したアキラを近藤監督は降板させようとし、チームメイトの間でも激しい意見が交わされた結果、続投することになるが、フォアボールを連発し、押し出しで得点が入ってしまう。そこに守備の選手たちが「俺たちが守るから敵に打たせろ」と叫び、ベンチの選手たちはアキラの応援歌を絶唱する。結局、中京商のに完封に抑えられ、優勝はできなかった。しかし、嘉農の最後まで諦めない奮闘ぶりは日台それぞれの人々に強い印象を残し、スタンドにいた錠者は健闘を称えて「天下の嘉農」と絶叫する。その声はどんどん大きくなり、やがて観客席全体から響き渡るのだった。その中には、当初は嘉農の選手達に差別的な言葉を投げつけた新聞記者の姿もあった。負けても泣くな、勝っても泣くなと指導されてきた選手たちは、「僕たちはいつ泣いたら良いんですか?」と言い、ついに号泣する。

選手たちは準優勝盾と甲子園の土を手に、船で台湾への帰路についた。船上ではしゃぎながら野球をする選手たちの前に、やがて懐かしい台湾の地が近づいて来る。

エンドロールでは、近藤や選手たちのその後が紹介される。ある者は日本の野球界で活躍し、ある者は台湾で野球の普及に貢献した。そして、ある者は大戦で戦死したのだった。

******************************

嘉義市は台中より南、台南のちょっと上に位置します。

台南は北回帰線にあるので熱帯です。

嘉義への印象は、阿里山からバスで降りてくると、どんどんジャングルになってくるという感じだった。

嘉義農林学校の野球部は台湾内の対戦でも未勝利というくらい弱いチームだった。

それを甲子園の名門、松山商業出の先生が赴任してから、この弱小チームが甲子園に絶対に行くと雰囲気が変わり練習が変わった。

漢人、原住民(アミ族、プユマ族)、日本人の混成チームだった。

漢人は肩が強く、原住民は足が早く、日本人は守備がよかった。

3拍子揃った人種が集まったんだから、いいチームになると近藤監督(主役)は思った。

近藤監督も実在の人物です。

甲子園では決勝で中京商業に負けたが、その戦いぶりが甲子園の観客に感動を与えて、決勝で敗れた嘉義農林学校へ「天下の嘉農」の大声援が湧き上がった。

3時間の長編映画ですが、全くダレることのないストーリー展開だった。

見事な映画でした。

台湾映画祭だったので記念のkanoカード12枚をいただいた。

大会出場選手と監督の写真。

カード表は映画の出演者で、カードの裏に当時の実在の人の写真とエピソードがあった。

多くの方は台湾野球界で活躍されたりしていたが、早稲田大学に進学して日本の球界で活躍したものもいた。

むろん、日本人の中には大戦の末期に招集され戦死したものもいる。

このような素晴らしい映画を見ると、日の出のように発展してくる国の勢いを感じます。韓国映画も最近ではメロドラマだけじゃなく、実に味わい深い映画が出てきた。国民・社会の勢いなんでしょう。

予告編で見た日本映画の「未熟さ」「暗さ」はどうにかなりませんか?

おそらく、日本の映画業界の問題ではなく、映画やアート、文化を育てるのが国民だとしたら、、、日本国民が退化、腑抜け、無気力になっていると思える。

とても残念なことだ!

2020台湾紀行1、台北101カウントダウン花火 

2020台湾紀行2、新北投温泉(台北からMRTで1時間もかからない)

2020台湾紀行3、読人館(聯藝埕)100年前の豪商の館のホテル

2020台湾紀行4、見晴懐古道

2020台湾紀行5、太平山荘

2020台湾紀行6、翠峰山屋で日の出を見た

2020台湾紀行7、翠峰湖でコケを見た

2020台湾紀行8、台湾伝統料理を太平山で食べた

2020台湾紀行9、帰路は鳩之澤温泉でマターリ

2020台湾紀行10、Kホテル、柯逹大飯店(台北松江)の朝食は良い

2020台湾紀行11、朗舎、台中のホテル(PETRICHOR)

2020台湾紀行12、集集線の旅、二水(台中、彰化の先)から入る

2020台湾紀行13、日月潭(高原湖)めぐり

2020台湾紀行14、台中第二市場を散歩

2020台湾紀行15、台中第二市場で大根餅を食べる

2020台湾紀行16、台中市役所(喫茶軽食堂になっている)

2020台湾紀行17、台中州政府舎(100年前のレトロがいい)

2020台湾紀行18、中国語で彩虹眷村は「虹色の村」

2020台湾紀行19、台中の東海大学

2020台湾紀行20、高美湿地は夕日の写り込みで有名な海岸

2020台湾紀行21、分子薬局(Molecure Pharmacy)台中にできた前衛薬局

2020台湾紀行22、鹿港で創業1800年代の肉包の阿振肉包(饅頭屋さん)

2020台湾紀行23、鹿港の古寺、龍山寺を訪れた

2020台湾紀行24、鹿港老街 台湾で最初に栄えた港町

2020台湾紀行25、審計新村は公務員宿舎をリノベーションしたクリエイター村

2020台湾紀行26、台中の審計新村近くの軽食Sun Berno

2020台湾紀行27、臺中市第四信用合作社(宮原眼科に次ぐ日の出グループのショップ)

2020台湾紀行28、Lo Babh Mi Pasteur 越南法國麵包(ベトナムサンドイッチ)

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クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件*台湾映画

2020-09-25 18:14:45 | 映画

「台湾巨匠傑作選2020」が新宿nK's cinemaで開催されていた。

早速、クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件を見てきた。

この映画は全編で236分=4時間あり、退屈にならないか心配だった。

時は1960年ごろ、エルビスプレスリーが出てきて大ヒットした頃だ。

ストーリーはウィキペディアから引用1960年の台湾。名門である建国中学の昼間部に合格できず、夜間部に通うことになった小四(シャオスー)(チャン・チェン)は「小公園」と呼ばれる不良グループのメンバーと仲良くなり、ときには他校の生徒との揉め事による暴力場面に立ち会うこともあった。父は上海から渡ってきた外省人で、生真面目だが世渡りが下手。しっかり者の母と5人の子の7人家族は戦前に建てられた小さな日本家屋で暮らしている。小四にとっては押し入れの中だけが一人になれる空間だ。 映画のスタジオに忍び込んで撮影をのぞき見たり、プレスリーに憧れたりと多感な時期を過ごしていた小四はある日、保健室で小明(シャオミン)(リサ・ヤン)という少女に出会い、やがて少しずつ親しくなっていく。しかし小明は、人を殺して今は行方をくらませている「小公園」のリーダー、ハニー(リン・ホンミン)の恋人だった。 周囲では「小公園」と他の不良グループとの対立が、地元のヤクザも絡んで次第に激化し、小四もその抗争に巻き込まれていく。家庭でも、高校生の兄はビリヤードの賭けゲームのトラブルによる借金を抱え、父は大陸のスパイとの繋がりを疑われて当局の取り調べを受けるなど、暗い影が次第に濃くなっていく。 謎めいた少女である小明の心をはかりかねて苦しむ小四は、やがて友人との関係も悪化し、学校も退学して孤独を深める。そしてある夜、路上で諍いとなった小明を短刀で刺殺してしまうのだった。

4時間もの長編映画なので退屈になるかトイレが心配だったが、ストーリーに抑揚がないにも関わらず見てしまった。

その時代の青春像というと簡単だが、台湾に逃げてきた外省人と内省人の争い、外省人の本国への思いなど、複雑な台湾国民の心情が描かれていた。

戦後の混沌の中に、若者の中にもチンピラの手下がはびこってきて、大人の暴力団、軍など入り乱れている世相だった。

戦後間もない頃なので、生きるのにやっとで、きれいごとでは済まない生活だった。

それらを、延々と言い方が悪ければダラダラとストーリーは進行して行く。

ハリウッド映画や娯楽映画だったら、盛り上がりがある場面が必ずあるが、こクー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件は4時間もの間、緻密に若者の気持ちを映像にしているだけ。

それだけで4時間も持たせてしまうのは、何がポイントだったかわかりません。

知らなかった台湾の、一時代を見たって感じかな。

他国のことですが、台湾は日本統治から10年ぐらいしか経っていない時代。実際は日本にとって他人事じゃないのです。日本も当時は生きるのに精いっぱいで世界が、台湾がどうなったかなんて範疇じゃなかったかもしれない。ただ台湾がどんな時代を過ごして今になったかを知れたのは、台湾ファンの私には必要だった。

2020年10月 男はつらいよ、知床旅情、トラさんシリーズ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7704008f3f60ba36ddcbc89d8bb72ae4

2020年9月 KANO海の向こうの甲子園、台湾映画

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/511228f7f8456d96ef1a19401ef6d302

2020年9月 クーリンチェ少年殺人事件、台湾映画

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/12a3f97aa54be71d385c1f3f647f9c60

2020年7月 不愛想な手紙(ブラジル映画)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/d08af39620b2a65fde40ce92b5c915b0

2020年6月 三島由紀夫VS東大全共闘(50年目の真実)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7a04879161ff03fd8eef9ed5281ed140

2020年3月 フォードVSフェラーリ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0465eaed82cdb67477a525f4bb6bf7e7

2020年1月 飛龍伝(つかこうへい2020樺美智子)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4dbd43b95ae18301304b06c98de1c672

2019年12月 活弁(カツベン)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b6402f395d40cc246af23e36c6db4da5

2019年11月 T34レジェンドオブウォー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6acfe0a5144adc8b1475a8d3f5dd37e0

2019年10月 ジョーカー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/eca6ff0434c2a03d60cbca7a0eed1b2f

2019年7月 天気の子、新海監督アニメ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5685b1b79fa0e8705ae25a538d42f227

2018年11月 万引き家族

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fcc056e531a6daf8e06c97334948c2a6

2018年10月 カメラを止めるな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/77e3df90890be3921c12ccdd60160292

2018年5月 コスタリカの奇跡

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/678fee15719f71929bb4c1a00db65ea6

2018年3月 シェイブオブウオーター、アカデミー受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/df65b405417b214116972485477b12d2

2018年2月 スリービルボード

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5133ea89931a4b362a6a702210ecc39e

2017年12月 オリエント急行殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0e95ea094223f41489e6ce6f5d33be25

2017年11月 ブレードランナー2049

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/67fb5004864e2fe621cc135af9eefacd

2017年7月 忍びの国

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/597da5163453c1f070b440582bb9a68f

2017年5月 低開発の記録、星の記憶

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c468ab40189550ae7bade5012886a78f

2017年1月 海賊と呼ばれた男、出光石油の話

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2016年11月 湾生回家、台湾生まれの日本人

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2016年10月 君の名は、新海監督アニメ

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2016年9月 帰ってきたヒットラー

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2015年5月 図書館戦争

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2014年10月 バンフーマウンテイン映画祭

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2014年1月 永遠のゼロ

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2013年10月 終戦のエンペラー

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2011年8月 大鹿村騒動

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2010年5月 第9地区

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/50871496bfbc37299c0c9bbdfe311cb7

2010年3月 アバター

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f48f5b1b2870d1bbd1037b954f034824

2009年12月 泣きながら生きて

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/665f991435e822c9137dafa291d822ee

2009年6月 剣岳点の記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/419cda4270609856d3b173b93afb3caf

2009年5月 天使と悪魔

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88270d35b7c299565a8a6b9fd59a646f

2009年3月 おくりびと

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c1a0455d293f62d41ba8560e7496cbf4

2007年7月 ボルベール(帰郷)ペネロペ主演のスペイン映画

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ぶあいそうな手紙*ブラジル映画

2020-07-28 17:28:29 | 映画

ブラジル映画は初めてです!

「ぶあいそうな手紙」アナ・ルイーザ・アゼヴェード監督(女性)

派手な立ち回りがあるわけじゃないし、絶世の美女が登場するわけじゃない。

物語が展開する場所は南半球のブラジルの港町。

年金生活の老人たちと、けっこうぶっ飛んだ娘さんの交流が面白く展開した。

公式サイトから

ブラジル南部、ポルトアレグレの街。エルネストは78歳の独居老人。隣国ウルグアイからやって来て46年。頑固で融通がきかず、本が好きでうんちく好き。老境を迎え、ほとんど目が見えなくなった。もうこのまま人生は終わるだけ。そう思っていたある日、一通の手紙が届く。差出人はウルグアイ時代の友人の妻。エルネストは、偶然知り合ったブラジル娘のビアに手紙を読んでくれるように頼む。「手紙の読み書き」のため、一人暮らしのエルネストの部屋にビアが出入りするようになるが……それは、エルネストの人生を変える始まりだった。


ワケありのビア、唯一心を許せる隣人ハビエル、昔の友人の妻ルシア、折り合いの悪い息子のラミロ……。 心を正直に伝えられないエルネストが最後に宛てた手紙の相手は?

****************************

私は南米には行ったことがあるが、ブラジルは行ったことがない。

南米はコロンビアからエクアドル、ペルー、チリ、アルゼンチン、アルゼンチンのブエノスアイレスまでです。

この物語はブラジル南部の港町にウルグアイからやってきた老人の、無さそうで有りそうなホッとする物語。

南米に行ったことがあると行っても、ウルグアイやパラグアイ、アルゼンチン、ブラジルの国境がどんな風なのか知らなかった。

世界地図で見るとアルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルと並んでいた。

アルゼンチンのブエノスアイレスの海向こうがブラジルだと思っていたが、ウルグアイが手前にあった。

*****************************

老人の息子はブエノスアイレスに住んでいて、老人が目も見えなくなったので、こっちへ引っ越してきて一緒に住もうと提案していた。

だが老人は頑固で住み慣れたポルトアレグレを離れがたかった。

年老いてから新地に行くのは、環境が激変するので認知症を発症しやすいといわれているくらいだ。

環境の変化には老人は厳しいのだ。

老人はポルトアレグレの老人ソサエティーの中で、変化のない生活をしていた。

ところが、一通の旧友(昔の恋人)からの手紙が、その港町で終えるはずの命に息吹を与えた。

老人は目が見えないので、手紙がきても読むことができないし、返事を書くことさえおぼつかなくなっていた。

そこに、23歳のやんちゃな娘さんが登場して、手紙の朗読と代筆をやることになった。

娘さんは老人たちの間を冷やかしたりプッシュしたりした。

最後の展開は意外な結末で終わる。

と言っても、悲しいものじゃなく、この上もなくハッピーエンドです。

****************************

年老いて目が見えなくなるのは辛いなー。

この主人公の老人は生活資金は年金だけでカツカツの生活ですが、良き隣人と知識に囲まれて考えようによっては、独り住まいの最上級な生活なのかもしれない。

遠くに息子がいて、連絡すれば1000km離れたブエノスアイレスから来てくれる。

同時年代の隣人が奥さんの死を迎えたので息子のところに引っ越していったのが、主人公の老人が決意するきっかけになった。

その決意がいいんだな〜〜〜。

友達以上のものだよ〜〜〜。

ヨーロッパ映画は悲しい終わり方が多いけど、全編がヨーロッパ調ですが、ブラジルらしくはピーエンドで終わります。

お勧めします。

2020年9月 KANO海の向こうの甲子園、台湾映画

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2020年9月 クーリンチェ少年殺人事件、台湾映画

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2020年7月 不愛想な手紙(ブラジル映画)

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2020年6月 三島由紀夫VS東大全共闘(50年目の真実)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7a04879161ff03fd8eef9ed5281ed140

2020年3月 フォードVSフェラーリ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0465eaed82cdb67477a525f4bb6bf7e7

2020年1月 飛龍伝(つかこうへい2020樺美智子)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4dbd43b95ae18301304b06c98de1c672

2019年12月 活弁(カツベン)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b6402f395d40cc246af23e36c6db4da5

2019年11月 T34レジェンドオブウォー

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2019年10月 ジョーカー

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2019年7月 天気の子、新海監督アニメ

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2018年11月 万引き家族

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2018年10月 カメラを止めるな

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2018年5月 コスタリカの奇跡

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/678fee15719f71929bb4c1a00db65ea6

2018年3月 シェイブオブウオーター、アカデミー受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/df65b405417b214116972485477b12d2

2018年2月 スリービルボード

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5133ea89931a4b362a6a702210ecc39e

2017年12月 オリエント急行殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0e95ea094223f41489e6ce6f5d33be25

2017年11月 ブレードランナー2049

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/67fb5004864e2fe621cc135af9eefacd

2017年7月 忍びの国

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/597da5163453c1f070b440582bb9a68f

2017年5月 低開発の記録、星の記憶

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c468ab40189550ae7bade5012886a78f

2017年1月 海賊と呼ばれた男、出光石油の話

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/47127e6bde8b0c887181c09e2b361089

2016年11月 湾生回家、台湾生まれの日本人

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/bce9059d2941cf69dd680e12a11e02dd

2016年10月 君の名は、新海監督アニメ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/249335630d0fce72b6e559487efd18fa

2016年9月 帰ってきたヒットラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/28ded9edf6c75f2f171890815fb04a02

2015年5月 図書館戦争

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/baec55689a0ccf6cfde4a09f27885a90

2014年10月 バンフーマウンテイン映画祭

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4d31b48f444015fd1b5a678b11f9becf

2014年1月 永遠のゼロ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c2acd1979c600a54f0d675a9b81eb05

2013年10月 終戦のエンペラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5c9121e9cb7a7ec7c8f25ef16bfbce9c

2011年8月 大鹿村騒動

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f76c3c6fcbd8a294585b37602b08cbdd

2010年5月 第9地区

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/50871496bfbc37299c0c9bbdfe311cb7

2010年3月 アバター

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f48f5b1b2870d1bbd1037b954f034824

2009年12月 泣きながら生きて

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/665f991435e822c9137dafa291d822ee

2009年6月 剣岳点の記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/419cda4270609856d3b173b93afb3caf

2009年5月 天使と悪魔

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88270d35b7c299565a8a6b9fd59a646f

2009年3月 おくりびと

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c1a0455d293f62d41ba8560e7496cbf4

2007年7月 ボルベール(帰郷)ペネロペ主演のスペイン映画

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/648f38ff44f2deee333fab78b7f29c49

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三島由紀夫VS東大全共闘50年目の真実*映画

2020-06-25 20:01:20 | 映画

三島由紀夫VS東大全共闘50年目の真実を、日比谷東宝シネマで見てきた。

全編ほぼTBSが当時とっておいたフィルムから起こしたもので、ところどころ回想録の場面で当時フィルムに登場していた、東大講堂に集まった人たちだけで映画は構成されている。

だから、出演者はえらく少ない。

ストーリーも東大講堂の中で討論されていた場面だけに近い。

*****************************

東宝映画の公式サイトから、、、

このドキュメンタリー映画は、伝説となった「三島由紀夫VS東大全共闘」の記録を高精細映像にリストアし、当時の関係者や現代の文学者・ジャーナリストなどの識者他、三島由紀夫についての「生きた」証言を集め、ようやくその全貌が明らかとなる、1969年5月13日と約半世紀後の現代を結ぶ作品だ。当時、武装化していた東大全共闘ら、1,000人近い学生が集まる討論会に、警視庁の警護の申し出を断り単身で赴いた三島。そして行われた討論会は二時間半にも及び、三島由紀夫という天才が、死をも覚悟して臨み、その煌めきをまざまざとみせつけた奇跡のような時間となった。

登場人物は、、、

三島由紀夫、芥正彦、木村修、橋爪大三郎、篠原裕、宮澤章友、原昭弘、椎根和、清水寛、小川邦雄、平野啓一郎、内田樹、小熊英二、瀬戸内寂聴

*****************************

私は三島由紀夫の何を知っているかと問われても、マッチョになったのは若い時の三島由紀夫が病弱なくらい細い体であったが、女形の美輪明宏さんに「きゃしゃな体ね」と言われてことがきっかけだったと言うことだけです。

著書の金閣寺ぐらいは若い時に読んだだけです。

むろん、同時代に生きたものとして、三島由紀夫の存在感はバリバリにありました。

東大全共闘とその本拠地である東大に単身乗り込んで討論会に出たのは、、、不覚にも私は覚えていなかった。それほど三島由紀夫と東大全共闘が私の意識の中になかったのだろう。

同時代を生きていても、確かに大学のロックアウトを実体験としてあっても、私は基本はノンポリだった。

ムロン、時代なので学内の討論会があって討論に参加して何度も発言したこともあるが、、、。

三島由紀夫が壇上に立って、芥や木村、橋爪らが話していることは、おおよそ理解できた。

それは、同時代に私は中央大学だったが、同じような話し方をするものが多かったからです。

ただあの話の内容がクリアーに分かるかというとそれは別です。

あんな空中に浮いたような、地に足をつけていないような言葉を使うのか「わけわかめ」なのは今も同じです。

三島さんは東大全共闘の皆を説得(転向させる)ために東大に出向いたので、論破して悔しがらせるためじゃなかったと、、、映画のナレーターは言っていた。

なぜ三島が全共闘の巣窟の東大へ招かれて、単身乗り込んだかが良くわからなかった。

三島も東大全共闘を論破しようとしたのかな、なんて考えたりしましたが、、、。

東大全共闘の連中は、三島を論破してそこで切腹させたかったらしい!!!

だから、檀上での討論は三島が受けて流す、受けて流す、ユーモアで切り返す、だった。

東大全共闘の特に芥は東大全共闘きっての論者らしいが、壇上では対等にやり合っている気分がありありで、私から見ると(聞くと)地に足がついていない論者という感慨しかない。

それは、おそらくエンディングで現在の立場や思いを語っているシーンがあるけど、相変わらず生きていない人物達だなーというのが感想です。

漫画でいえば、、、羅王が指さして「お前は・す・で・に・死んでいる!」状態なんじゃないかな。

映画評論を読むと芥さんの存在感がバリバリだと書いてある方がいらっしゃるけど、私には若い時から粋がって生きていて、お歳をめしても相変わらず何も見えていない方と感じました。

私がそう感じただけで、劇団を主宰されているようなので、そちらのほうでは活躍されているのだろう。

三島の存在感と時代に残した衝撃に比べれば、全共闘だった皆さんのその後の生活は、さぞかし抜け殻のような命だったんでしょうねーーー。

全共闘の方たちの言葉は、普通の国民や民衆にはわかりかねるでしょう。

観念的すぎるのです。

今のコロナウイルス、中国の台頭、安倍政権に見る汚職、米国の黒人たい白人それと貧富の差による格差、韓国の日本に対する差別、東南アジアン体の強権政治、中東の宗教政治など、カレラが話している言葉では到底に言い切れないぐらい現実が複雑になったし、当時からだって複雑怪奇だった。言葉が行動を抑えている、言葉が観念を抑えている、、、というくらい現実に比べて彼らの言葉(思考)が稚拙なんだと思う。いみじくも三島が討論会を終えるときに言った「君たちの熱意は認める」が丁度いいのではないか。

色んな評論を読んだが、時代を理解するのにはいいけど、言葉を称賛しすぎるのは問題だよ~~~。

言霊(ことだま)って言葉も映画の中に出てきたが、残念ながら東大全共闘らの言葉には、私は言霊を感じなかった。

三島が割腹自殺されて数年後に古本屋さんで細江英孝の「薔薇刑」を見つけた。

50年近く前の事なので値段は忘れたが、飛び降りるつもりで買った三島由紀夫の写真集です。

デザインは横尾忠則、作者は細江英孝、モデルは三島由紀夫です。

家が雨漏りしして居たので、装丁がボロボロになってしまったが、中の写真集は完全です。

達筆なサインですねーーー。

2020年7月 不愛想な手紙(ブラジル映画)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/d08af39620b2a65fde40ce92b5c915b0

2020年6月 三島由紀夫VS東大全共闘(50年目の真実)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7a04879161ff03fd8eef9ed5281ed140

2020年3月 フォードVSフェラーリ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0465eaed82cdb67477a525f4bb6bf7e7

2020年1月 飛龍伝(つかこうへい2020樺美智子)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4dbd43b95ae18301304b06c98de1c672

2019年12月 活弁(カツベン)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b6402f395d40cc246af23e36c6db4da5

2019年11月 T34レジェンドオブウォー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6acfe0a5144adc8b1475a8d3f5dd37e0

2019年10月 ジョーカー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/eca6ff0434c2a03d60cbca7a0eed1b2f

2019年7月 天気の子、新海監督アニメ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5685b1b79fa0e8705ae25a538d42f227

2018年11月 万引き家族

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fcc056e531a6daf8e06c97334948c2a6

2018年10月 カメラを止めるな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/77e3df90890be3921c12ccdd60160292

2018年5月 コスタリカの奇跡

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/678fee15719f71929bb4c1a00db65ea6

2018年3月 シェイブオブウオーター、アカデミー受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/df65b405417b214116972485477b12d2

2018年2月 スリービルボード

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5133ea89931a4b362a6a702210ecc39e

2017年12月 オリエント急行殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0e95ea094223f41489e6ce6f5d33be25

2017年11月 ブレードランナー2049

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/67fb5004864e2fe621cc135af9eefacd

2017年7月 忍びの国

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/597da5163453c1f070b440582bb9a68f

2017年5月 低開発の記録、星の記憶

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c468ab40189550ae7bade5012886a78f

2017年1月 海賊と呼ばれた男、出光石油の話

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/47127e6bde8b0c887181c09e2b361089

2016年11月 湾生回家、台湾生まれの日本人

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/bce9059d2941cf69dd680e12a11e02dd

2016年10月 君の名は、新海監督アニメ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/249335630d0fce72b6e559487efd18fa

2016年9月 帰ってきたヒットラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/28ded9edf6c75f2f171890815fb04a02

2015年5月 図書館戦争

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/baec55689a0ccf6cfde4a09f27885a90

2014年10月 バンフーマウンテイン映画祭

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4d31b48f444015fd1b5a678b11f9becf

2014年1月 永遠のゼロ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c2acd1979c600a54f0d675a9b81eb05

2013年10月 終戦のエンペラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5c9121e9cb7a7ec7c8f25ef16bfbce9c

2011年8月 大鹿村騒動

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f76c3c6fcbd8a294585b37602b08cbdd

2010年5月 第9地区

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/50871496bfbc37299c0c9bbdfe311cb7

2010年3月 アバター

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f48f5b1b2870d1bbd1037b954f034824

2009年12月 泣きながら生きて

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/665f991435e822c9137dafa291d822ee

2009年6月 剣岳点の記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/419cda4270609856d3b173b93afb3caf

2009年5月 天使と悪魔

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88270d35b7c299565a8a6b9fd59a646f

2009年3月 おくりびと

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c1a0455d293f62d41ba8560e7496cbf4

2007年7月 ボルベール(帰郷)ペネロペ主演のスペイン映画

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/648f38ff44f2deee333fab78b7f29c49

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フォードvsフェラーリ*映画

2020-03-07 17:37:53 | 映画

「フォードvsフェラーリ」は昨年予告編を見ていたから、いつか見たかった。

都内でので上映が終わって、東急田園線の南町田まで遠征してきた。

小田急線の相模大野で乗り換え、南林間で東急線に乗り換え、たどり着いた南町田グランベリーパークには仰天してしまった。いつもの新宿や大久保の旧市街地とは大違いで郊外にできた未来商業パークみたい。若い人でいっぱいだった。

さてさて映画チケットを買うと3200円とちょっと高くてびっくり。4D映画だそうです。

スクリーンが正面と左右(つまり3面)にあるのと、椅子がガタガタ動いて臨場感(デズニーランドにあるやつ)が半端じゃないこと。観客席の椅子には風や水(霧)、においの吹き出し口まである設備代でしょう。雨が降りそうだったので傘持参していたが、取り上げられてロッカーに入れられてしまった。雨のシーン(雨のルマンの走り)ではどこから水(霧吹きぐらい)を掛けられて、真っ暗でどうなっているかわからないが、確かに雨が降っている感じはあった。

でも、、、観客に水かけは、やり過ぎじゃないか。

それで4D映画というそうだが、、、。

映画はスポコンものにラブストーリーを混ぜて、レーサーに乗っているような臨場感をたっぷり味わわせてくれる。

1960年代の実話物語です。

アメリカの大会社のフォードが、ヨーロッパで活躍していたフェラーリを打ち負かしたいと、レースに参戦した話です。

私が中学、高校の頃の話で、、、リアルタイムで雑誌、新聞などで息を止めるような気持でみまもっていた。

フォードは大会社だったが、このままではいけない、もっと若者が好むような車を作らなきゃと、、、フォード2世に30歳で上級幹部になったアイアコッカが進言したのが始まりです。

アイアコッカはこの後クライスラーに移り、クライスラーを立て直した名物人物です。フォード時代から頭角を出していたんだな!

フォードが未知のカーレースの世界に入るにあたって、シェルビーに協力を頼んだ。

シェルビーもまたアメリカ創世記時代のレーサーだったが、経営の能力がそれ以上にあった。

この映画に出てくる、ドライバーのマクラレーンも、シェルビーと同時代の人。

私は雑誌でセブンリング12やデイトナ24で活躍していたマクラレーン(ドライバーもマクラレーン本人、、、)の車は目に焼き付いています。この映画には全く出てこないが、、、同時代にはシャパラルという、ユニークで素晴らしく速いアメリカ製のオートマチック・レーサーがあった。

それにはGM(ゼネラルモータース)のエンジンをチューンアップして使っていた。

フォードに限らず大排気量のアメリカ製エンジンは、意外に強力だったのだ。

セブンリングや米国内ではシャパラレは優勝していた。

記録を見るとニュールンブルグ1000kmで米国車で初の優勝をした。

シャパラルは元々レーサのジム・ホールが作り上げた車です。

ジムおじさんはカルフォルニア工科大学出なんで、空力には他のメーカー技術者より数年進んでいたんじゃないか。

子供ながらに、フェラーリ―やフォード、ポルシェに対抗していたシャパラルを応援していた。米国内ではマクラレーンがオーソドックな造りで速かった。

それらをまとめて米国代表みたいな形でフォードGT40はルマンなどに参加した。

クリスエイモンが最初にフォードでルマンに参加していたとは、、、のちにフェラーリ―のF1ドライバです。

懐かしい名前がいっぱい出てきました。

バンデー二やマイクパークス、サーティス等々。

フェラーリの大御所エンツォはこの時代に負け始めたので、しかもイタリア人ドライバー同士の諍いに嫌気を出して、イタリア人ドライバーをフェラーリは雇わないと言い出した。

貴族の出のマイクパークスは、イタリア人だが貧しい出のドライバーをいじめていた。それをエンツォが知ったのだ。昔のことですがよく覚えています。

これじゃ、映画の評には到底なりえませんね~~~。

懐かしくて、子供の頃にフェラーリとアメリカ製レーシングカーの戦い、、、フォードにマクラレーンにシャパラル。

ワクワクしていたころを思い出しました。

熱いですねーーー心意気が。

バイクの世界ではポップ吉村さんが、米国に渡って名声を高めていたころでしょ。

そう言えば、、、そのころ本田は何していたかと言うと、F2のブラバム(ドライバーもジャック・ブラバム本人)にエンジンを供給していて11戦11勝なんて記録を作って、それからF1に参戦したのです。

ブラバム・ホンダは私の記憶が正しければ、1000ccの4気筒エンジンだった。その頃のホンダは空冷が多かったが水冷かどうかは確かじゃありません。

ホンダがF1に参戦するというので、ジョンサーティズは他のチームからホンダに移ってきた。

ジョンサーティズは2輪のチャンピオンでもあったし、前年のF1のチャンピオンだった。

熱い時代だった!

そうそう、それから10年近く経ってからデイトナに撮影しに行ったもの。むろん仕事にしてね、、、そのご、アマゾンラリーでメカニック&コ・ドライバー&ナビゲーター&プレスで全行程13000kmを完走したのも、そのワクワク感がいきついたからです。

映画評にはならないけど、紙面で見ていたことが、映像で見れたことはすごく楽しかった。4Dの必要性はそれほど感じないけど、3200円はむだに高いわけじゃなかった。

2018年8月 古い車雑誌の切りきを処分、フェラーリp330はカッコ良かった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6ac607183a8cb28a8eceeb33ba4b4efe

過去に見た映画評です

2020年1月  飛龍伝(つかこうへい2020樺美智子)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4dbd43b95ae18301304b06c98de1c672

2019年12月 活弁(カツベン)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b6402f395d40cc246af23e36c6db4da5

2019年11月 T34レジェンドオブウォー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6acfe0a5144adc8b1475a8d3f5dd37e0

2019年10月 ジョーカー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/eca6ff0434c2a03d60cbca7a0eed1b2f

2019年7月 天気の子、新海監督アニメ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5685b1b79fa0e8705ae25a538d42f227

2018年11月 万引き家族

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fcc056e531a6daf8e06c97334948c2a6

2018年10月 カメラを止めるな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/77e3df90890be3921c12ccdd60160292

2018年5月 コスタリカの奇跡

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/678fee15719f71929bb4c1a00db65ea6

2018年3月 シェイブオブウオーター、アカデミー受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/df65b405417b214116972485477b12d2

2018年2月 スリービルボード

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5133ea89931a4b362a6a702210ecc39e

2017年12月 オリエント急行殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0e95ea094223f41489e6ce6f5d33be25

2017年11月 ブレードランナー2049

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/67fb5004864e2fe621cc135af9eefacd

2017年7月 忍びの国

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/597da5163453c1f070b440582bb9a68f

2017年5月 低開発の記録、星の記憶

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c468ab40189550ae7bade5012886a78f

2017年1月 海賊と呼ばれた男、出光石油の話

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/47127e6bde8b0c887181c09e2b361089

2016年11月 湾生回家、台湾生まれの日本人

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/bce9059d2941cf69dd680e12a11e02dd

2016年10月 君の名は、新海監督アニメ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/249335630d0fce72b6e559487efd18fa

2016年9月 帰ってきたヒットラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/28ded9edf6c75f2f171890815fb04a02

2015年5月 図書館戦争

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/baec55689a0ccf6cfde4a09f27885a90

2014年10月 バンフーマウンテイン映画祭

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4d31b48f444015fd1b5a678b11f9becf

2014年1月 永遠のゼロ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c2acd1979c600a54f0d675a9b81eb05

2013年10月 終戦のエンペラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5c9121e9cb7a7ec7c8f25ef16bfbce9c

2011年8月 大鹿村騒動

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f76c3c6fcbd8a294585b37602b08cbdd

2010年5月 第9地区

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/50871496bfbc37299c0c9bbdfe311cb7

2010年3月 アバター

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f48f5b1b2870d1bbd1037b954f034824

2009年12月 泣きながら生きて

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/665f991435e822c9137dafa291d822ee

2009年6月 剣岳点の記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/419cda4270609856d3b173b93afb3caf

2209年5月 天使と悪魔

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88270d35b7c299565a8a6b9fd59a646f

2209年3月 おくりびと

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c1a0455d293f62d41ba8560e7496cbf4

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飛龍伝、つかこうへい2020(樺美智子)

2020-01-31 18:55:59 | 映画

つかこうへいさんの演劇です。

欅坂46の菅井友香さんが出ると聞いては、新国立劇場は近いので駆けつけました。

ミュージカルなので良い席にしました。

つかこうへいを語れるほど私はつかこうへいを知らない。

つかこうへい作品は映画化された「蒲田行進曲」ぐらいしか見ていない。

蒲田行進曲は深作欣二の作品としての方がイメージが強かった。

つかこうへいも同じだが演劇全体の芝居掛かったというような演出が嫌いだったのだ。

今回の舞台で、つかこうへいの演劇を始めてまともに正面から観たのだ。

俳優が普段着で演じたり、場面転換が早くて舞台チェンジがないこと、最後は出演者全員がタキシード姿でダンスして幕が降りること、、、などなど初めて知ったことばかりです。最後のダンスシーンはいかにもミュージカルでいいですねーーー。

毛嫌いはしないものです。

欅坂46の菅井友香さんは良く演じていました。

日本のミュージカルもなかなかいいものになりました。

飛龍伝の神林美智子は、1960年の安保闘争で死亡した樺美智子をモデルにしている。

1960年は私もまだ幼かったが、日本の社会が安保闘争のデモで明け暮れているという認識だった。

安保が必要かどうかなどは小中学生には考えられなかった。

その頃の思いは学校や家族の中の出来事ぐらいだった。

だけど、東大闘争が安保闘争に続いて起こり、樺美智子(カンバミチコ)が機動隊装甲車に踏み潰されて死亡したことは、鮮烈に覚えている。

ただ幼かったので、当時のことは他人事でしか覚えていませんでした。

ノンポリ中学生だったし、それが普通だったから。

同級生でも成績の良いものや、同級生だった小林節(憲法学者になった)らは少しは考えていたかもしれない。

私らボンクラは目先の女友達のことや、成績や部活のことで頭がいっぱいで、社会など全く興味がなかったのだ。

その樺美智子を主人公にして演じたのが今回の飛龍伝だそうだ。

当時の社会・闘争をストレートに演じているのではなく、だいぶ脚色されています。

だが、イントロの神林美智子(樺美智子)が大学に初めて足を踏み入れたあたりは、、、正にあんなものだったような気がします。

サークルの入会勧誘はあんなものだった。

若者なので男女の思いは似たようなことでしょう。

60年前は安保闘争やその後は学園闘争で騒然としていて、、、それから30年ほど経って「オーム真理教」や「統一教会」「幸福の科学」だどが百科繚乱のようになった。

バブル崩壊で日本社会が停滞するどころか落ち込んでいき、人々の心の救い拠り所を求めているところに、新興宗教が若者、それも高学歴のものから侵食していったようだ。

飛龍伝のストーリーは、騒乱の中でそんなこともあっただろう、、、という感想だ。

機動隊は間違いなく無学歴で、中卒が多かったと舞台では演じられていた。

実際は、、、農村の成績の良くない次男坊が機動隊に勧誘されたと私は認識していた。

農村の長男は出来が良かったら大学まで行かせてもらえるが、次男坊は出来が悪かったら、当時大量採用された機動隊要員になった。

だから、各地から上京してきた頭の良い大学生と、機動隊は犬猿の仲だった。

それを上手く描いたのが飛龍伝と言うことなんだな!

学生の闘争は噛ませ犬のような立場の機動隊と戦って終わってしまった!

安保闘争から東大闘争へ、そして全国の大学に広がって学園闘争になった。赤軍派などの過激派が出てきたのはすぐ後。安保闘争は日本の世界での中の位置というのでわかる。だが東大闘争や各大学の闘争になると、一般人とはかけ離れた論争になってくる。そこに成田空港問題が出てきた。それが今ではどうだ、、、。社会の仕組みを考えたはずだが、仕組みは全く変わらなかった。貧富の差、特に正社員と派遣という民≒カーストみたいなものを作ってしまった。これはどの世代がやったものか、どちらにしても大した反対はなかった。小泉純一郎の時だったと私は記憶しているが、当時のような大反対が起こったならば違った結果になったかもしれない。当時の団塊の世代が社会に組み込まれて牙が抜かれるどころか体制派になってしまったのか?

戦う相手は組織・仕組みだったんじゃないか。目先にいた機動隊と戦っても組織・仕組側は痛くもかゆくもなかった。

飛龍伝ですが、、、、ユーモアが学芸会レベルなのにはガッカリした。

演出の問題だろう。

それが演劇(業界)の障害になっている。

安保闘争、学園闘争を知っている世代だけじゃなく、若い人にも見て欲しい作品です。最初の40分ぐらいまでつまらなかったので、席を立ちそうになったが、我慢して見てください。この飛龍伝の趣旨はその後に出てきます。趣旨と思われることを、私が言っちゃ野暮というもの。人それぞれ受け方が違うかもしれないしね。

当時の闘争委員長や全学連闘士はその後は、政界や財界などで活躍されています。文化人ではテリー伊藤、坂本龍一、立松和平らかなーーー。普通のおとっさんとして生きているのがほとんどだけどーーー。

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カツベン*映画

2019-12-23 19:07:02 | 映画

カツベン、周防監督

笑えて、泣けて、ハラハラどきどきの娯楽映画の王道です。

東映の宣伝から、、、

「今からおよそ100年前、「映画(活動写真)」がまだサイレントでモノクロだった頃。日本では楽士の奏でる音楽とともに独自の“しゃべり”で物語をつくりあげ、観客たちを映画の世界に誘い、そして、熱狂させる【活動弁士】、通称“活弁”(カツベン)が大活躍。他にはない日本独自の文化が花開き、映画を観に行くよりも活動弁士のしゃべりを聞きに行くほど、だったそうだ」

その頃は、芝居小屋のような作りの映画館(活動写真館)では、舞台のスクリーンを見て、その脇で通称「弁士」の解説を聞いて楽しまれていた。

活動写真の中で音声がないものは1880年に発明されたそうで、サイレントとか無声映画と呼ばれていた。

海外では字幕入りがあったそうで、映画館(舞台)には弁士というものが存在していなかった。

弁士は日本独特のものだったらしい。

多分、日本には講談師や落語、漫才師、舞台に立ついろんなスタイルの弁士がいらして、活動写真に進出してきたのだろう。

勧善懲悪のようなストーリーはさておいて、何も考えないで周防監督の世界に身を任せておけば良い。

その、お笑いと、お涙とハラハラで、その時代、100年前の日本を楽しむのもひとつの観劇法でしょう。

主演の成田凌は背が高くカッコ良いし、ヒロインの黒島結菜はこの上もなく美しく聡明だし、刑事役の竹野内豊は熱血刑事をコミカルに演じている。主演男優とヒロインは普通に演じているが、いかんせん周防監督なので、取り巻きの竹中直人、渡辺えり当たりが出ては、、、コミカルにならざるを得ない。

井上真央の金持ちお嬢さんの意地悪が、ヒロイン黒島結菜にものの見事に叩きつけられて、小気味が良かった。

それを跳ね返す黒島結菜の美しさ、、、。

美人同士の戦いは面白い!

美人金持ちお嬢・井上真央の意地悪に拍手喝采しますだ〜〜〜!

題材はカツベンですが、周防監督は映画をシステマチックに作っている。

ある意味で「寅さん」シリーズみたいなストーリーの完成度・共通性がある。

活動写真館の主人の竹中直人と女主人の渡辺えりあたりは「寅さん」シリーズでは、おいちゃん、社長、かみさん、ご隠居さんに相当するのか。

難しいことを考えないで見るのが「カツベン」の正しい見方です。

先々月見たジョーカーは見終わると、おもーい気持ちになり食べ物が喉を通らなくなるけど、カツベンは見終わった途端にお腹が空いて、何かを食べに行きたくなります。

お勧めします

2019年11月 T34レジェンドオブウォー

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2019年10月 ジョーカー

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2019年7月 天気の子、新海監督アニメ

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2018年11月 万引き家族

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2016年9月 帰ってきたヒットラー

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T34レジェンドオブウォー*映画

2019-11-11 20:42:07 | 映画

映画の予告編を見て、ロシア映画は珍しいし、戦車ものだが戦争の残虐性を描いたものではないので見たくなった。

戦車で「白鳥の湖」のワルツを踊るなどと予告されていて、堅物のロシアにあるまじき映画だなーと、どんなものなのか気になっていた。

見た感想は、、、第二次世界大戦のダイハード・コメディ版だなーと思った。

ロシア映画でも戦記物なので、ステレオタイプに描かれて安ぼったい戦争反対ものかな、と思っていたら、ずいぶんとサービス精神に満ちたストーリーだった。

漫画チックな描写があちこちにあり、ロシア映画なかなかヤルナと感激。

これはハリウッド娯楽映画なのかと見まごうばかりです。

当時のロシアの強敵はアメリカじゃなく、、、ドイツ!

ドイツのヒットラーに率いられた戦車部隊を、ヒーロ以下4名の戦士がジャンジャン、ドカドカやつける痛快戦車物語なんです。

主役は登場人物ではなくT34のようで、登場人物はすべて脇役みたいな存在なのかもしれない。

ちょびっとラブロマンスもありました。

戦車T34の運動性能がいかに良いか、操縦士の腕前が良ければワルツを踊れるほどだったと語っている。

それが敵国のドイツ将校たちにも、それを認めさせていた。

つまり敵国のドイツも、そんなに悪く描いていない。

その辺が中国、韓国で作られる反日映画とは違うなーーー。

ドイツは敵国としても手強いけど、認め合えるような強国だと描いている。

それが第二次世界大戦でロシアは3000万人の死者が出たとしてもだ、、、。

強いドイツを打ち負かした戦車T34は、ロシアが誇る兵器のひとつだったと誇らしげに描いている。

エンドロールでは、、、第二次界大戦をT34などで戦ったすべての戦車隊員に捧ぐと書いてあった!

戦車部隊愛なんですね。

ひとつの戦記物映画を見て、戦争は予測・対策・発想の飛躍・強い意志が必要なんだと理解できた。

戦争というけど、日常の仕事も同じですねーーー!

 

2019年10月 ジョーカー

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ジョーカー*映画

2019-10-24 19:35:22 | 映画

ジョーカー、トッド・フィリップス監督、スコット・シルバー脚本、アホアキン・フェニックス主演。

元々バットマンの敵役として登場したジョーカーは、人気のキャラクターになり、本編ではジョーカーが主役で生い立ちがストーリーになった。

狂気迫る演出で、いっけん平穏に思える社会の内実を、笑いというテーマで冷酷に、残酷に格差のひずみを暴いていく。

その中で、「どんな時も笑顔で、そして人々を楽しませなさい」と教わっていきてきた主人公アーサー=ジョーカーが、社会の陰のようだったジョーカーから、悪の権化のジョーカーへ変身していくさまを描いた。

笑いが、、、もしかして格差への差別・嘲笑だったら?

俺の人生は悲劇か?それとも喜劇なのか?

ジョーカーという笑いをとるメイクの下で、主人公のアーサーは考えた。

それは、、、

「人はいつだって善悪を己の主観で決めている、ならば僕も何が良いか悪いかを『主観』で決めさせてもらう…」と。

善悪なんて「無責任な大衆による、主観のみの相対的評価に過ぎないではないか!」。

吹っ切れたジョーカーは社会では悪とされていることだって、平気でやれるようになった。

写真は前作のヒースレジャー、、、。

狂気せまる、悪の権化みたいなジョーカーが誕生したと言うわけです。

なにかが吹っ切れて、ダンスしながら階段を下りてくる、、、エンドのダンス、狂夢のダンスとでも言いたくなる。

バットマンの敵役して生まれたジョーカーだったが、本編では元々は兄弟だった可能性がある、、、と描いている。

見て笑える映画じゃない、、、社会を自分の哲学を考えさせられる映画です。

必見です!

見て良かったと思える映画があれば、ニュースではやたらと持ち上げられているけど、それは嘘でしょーと思える映画もありました。思考の範囲が狭かったり、ユーモアのレベルが低いとガッカリ・し・ま・す・だ~~~。

2019年7月 天気の子、新海監督アニメ

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天気の子聖地巡り*代々木

2019-08-01 20:07:32 | 映画

天気の子、新海監督

新海監督の「君の名は」の次作というので、これは見に行かなきゃいけないでしょ。

新宿・代々木が出てくると聞いちゃ、、、地元アニメですから!

それに新海監督が大学の同窓だったとは、、、知らなかった。

「君の名」はの映像が美しかったが、今回のはどーかな。

「天気の子」のタイトルだけでは、どんなストーリなのか想像がつかなかった。

要するに「晴れ女」物語ということで、反対の「雨ごい巫女」というのは農耕民族ならば、よく知られている。

反対があったとはねーーー。

冒頭のシーンに出てくる中央線・総武線が代々木に入ってくるところ。

正面が神宮・千駄ヶ谷です。

その先に四谷、お茶の水、東京駅がほぼ一直線であります。

よく行く某ビルの屋上で、ほぼ1年前の初冬に撮影していた。

冒頭のシーんから、私の生活圏ばかり登場する、、、と聞いたので見に行かなきゃと言ったわけだった。

新宿大ガード脇の小道なんぞ映像の中に見つけたら、、、うれしくて大笑いですよーーー

あんなマイナーな小道をよくぞ使ってくれた!

抜け道ですから、、、。

嬉しい限り。

新海監督に感謝ですね。

廃ビルとして登場した代々木会館。

1969年に建てられたそうですが、私は学生のときや、仕事を始めて暇で時間を持て余しているとき、このビルの一室にあった麻雀荘に通っていました。

あの当時だって、そんなに立派なビルじゃなかったと思っていた。

元々怪しいビルでしたね。

新宿南口の角ビルといい勝負です。

当時、夜の12時を回ったら麻雀荘も営業をやめなければいけなかったが、12時になったといって、麻雀客は帰りません。だから表のシャッターを下ろして、中でひっそり麻雀をやっていた。

懐かしいなーーー私が20代の頃の話です。

このビルの中で最後まで営業していたのが本屋さんだった。

たしか最後までいらしたのは台湾系の本屋さんだった。

馳星周の歌舞伎町の、表向きは正業で裏では裏社会のドンなんて、妄想・想像が広がりますねーーー。

実際は屋上には鳥居や祠はありません。

数十年前に上がったときは、チェーンでふさがれていた。

私の青春が詰まったビルが、今月8月1日に解体が始まった。

「天気の子」影響で見物人や写真を撮る人でいっぱい。

聖地巡礼ですね。

JR病院は冒頭に出てきました。

アニメ映画にでも出てきそうな、絵に描いたような女子高生がいらっしゃいました、、、。

主人公の母さんが入院していて、その日に母さんの病気を祈って、代々木会館の屋上に駆け上がった。JR病院から代々木会館は300m離れている。その途中に小田急線の踏切がある。開かずの踏切です。

あーーー映画のことを忘れていました。

新海監督らしく実写から書き起こされた映像がキレイだった。

光がきらめく感じがいい。

ストーリーは中二病という新海監督らしく、淡い恋心、初恋の心、一途な心を、青少年(キレイごと過ぎる)の2人の男女の物語で進んでいく

前作の「君の名は」でも巫女さんが登場したが、今回も現代的な巫女さんとして登場。

ハッピーエンドに終わていますが、、、いいんじゃないでしょうか。

難しい話がいいわけじゃない。

だけど「天気の子」は意外に社会的な題材を取り上げていると思う。

天候の異変は人類の影響ですし!

ただ、東京水没やだなー、どこかの国が歓喜しそうだからです。

それと、エンドロールに出てくる中国人&ローマ字の外人の多さ、、、すごいですね。

いい映画です、ぜひご覧を!

2015年5月 代々木会館が建て替えか

http://studioon.cocolog-nifty.com/yoyo/2015/05/post-93fa.html

2019年7月 天気の子、新海監督アニメ

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万引き家族、映画

2018-11-22 15:08:15 | 映画

万引き家族 是枝裕和監督

カンヌ映画祭で最高賞のパルムドールを撮った映画というので、ぜひ見たいと思っていた。

渋谷の井之頭通にあるアップリンク(小ぶりで個性的な映画を上映する)に出かけました。

噂にたがわぬ、日本映画にはあまりない、展開に迫力のある映画だった。

ベタ褒めですね!

真鍋厚さんの評を見ると、「貧困映画」や「社会派」映画とするだけじゃ、全くこの映画の本質を言い当てられない。

家族とは何かを深く考えさせられた。

いま日本にまん延している家族問題は、、、「経済の貧困」もあるが「関係の貧困」じゃないかと問うている。

「万引き家族」が盗んだものは、商店からスタッフの目を欺いて盗んだ商品や、車の中に放置されていた祥太や、ベランダで凍えていたユリだけじゃない、、、異常な家族から異常な絆(きずな)まで盗んだ。

その絆は、本物の家族のきずなが壊れているので、盗んだ=拾った絆だったが、偽物家族の中で本物以上に強いものになった。

この映画をセンチメンタルな絆を作る物語、、、ととらえると全く違う

この映画は前半、後半に分けられる。

前半に万引きする様子や手口、それとこの疑似家族が何処でどう拾われてきたか、どれくらい貧困生活なのか、延々と見せられる。

後半に、、、たたみかけてくる迫力あります。 

後半の始まりは、子供の祥太がミス(わざと)をして警察に捕まり、この一家が検察で尋問されるシーンからです。ひとりひとり尋問されて、過去などが暴かれるのだが、各々の思いなどがあらわれてきて、この尋問がいいのだ。このシーンはどこかで見たことがあるなー、と思ったら古いことだが「羅生門」でひとつの事実を各々が語ると、語る人が違うと、微妙に真実というものが違って見える。社会の思い違いを鋭く突いていく、、、その鋭さが是枝監督なんだなーと感じ入ったしだい。

そして、母親役の安藤さんが演じる信代が、、、検察官に「子供がいない女には、母の気持ちなんかわからないでしょう」と言われて、、、ぐっとこらえるが、涙が出てくる、そのシーンが、この映画のクライマックスだと感じました。涙が出てくるが、泣きたくない、その感情を髪の毛をかき上げる、その動作に叩き込んだ。言葉にならない感情を、、、安藤さんが200点満点で表現した!

信代のこのシーン、この演技が全てだと断言します。

「海外の監督達」がいみじくも言っていた、私の映画の中で「女を泣かせるシーンがあったら、あの信代をやらせたい!」とまで言わせた、超名演技だった。

思い返しても、、、感じ入ります。

想いこもったら、あーなるだろうなーーー!

だけど、、、あの場面を映画の中によく作ったなーと感激しました。何かと言うと、その「子供がいない女には、母の気持ちなんかわからないでしょう」は女同士のやり合いの場に良く出てきます。男から見るとバカみたいな言葉だが、ひとり身の女性にはグサッときます。「ひどい差別言葉」なのだが世の中に普通に出回っていて、なぜか糾弾、非難されない「言葉」だからです。なぜか、、、いわずもがなで否定できない事実をいちゃおしまいよ~~~。子供を産まなかったという否定できないことと、気持ちがわからないということは、本来は別なのだが、負い目に付け込んで決めつける手口が汚いのだ。よくぞ映画で出したなって拍手したくなります。この監督はよくわかってらっしゃる!

日本の社会は「母親」と「石女・ウマズメ」を表立っては差別していないけど、「母親」の側は「石女」を蔑視していることが多い。だから、この映画の中で圧倒的に意味つけして、子供がいない女>>>母の気持ちはわからない、に注目させている。2つの言葉のどちらに重きがあるかはわかるだろう。気持ちがわかる、わからないは個人差によるが、否定できないような立場「子供がいない女」だからこの言葉に意味がある。揶揄、軽蔑、叱咤、あらゆる差別意図が込められている。だから「子供がいない女」にはホントは意味がない。「お前の母ちゃんでべそ」といったような差別、軽蔑言葉の最強バージョンなのだろう。

樹木希林さんは、この家族の中で要役(かなめやく)です。

個々の演技が良かったから、この映画が成り立った。

皆さん良かった、、、だけど信代役のあのシーンがピカいちです。あの言葉になっていないものが、「欺瞞家族」への回答でしょう。

そうそう、祥太やユリが行方不明になっても、本物の家族から捜索願が出ていなかった、、、という設定だった。シナリオの芸が細かいでしょ。現実にも多いのでしょう。

ぜひ、ご覧ください! 

2009年12月 泣きながら生きて(張麗玲

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