弘前駅前で自転車を借りられるのは事前に調べていました。
弘前城の桜を足早に見て、夜桜までは時間があるので、青森の名峰「岩木山」のふもとの岩木神社まで遠足です。
正面に岩木山の雪がちらっと見えます。
岩木山に登りたかったが、今日はトレランの用意はしてきていない。しかも雪をかぶった山は、よく知った山じゃないと危険です。
私は青年の頃から山に入っているから、厳冬の山小屋の管理人を頼まれたことがあるくらいです。
だけど、岩木山はそれほどの標高はないが、運動靴(トレランシューズ)で登っちゃいけないぐらいは考える。
6月の富士山の3000mを超えるあたりは雪がべったりついています。3500mまでランシャツ、ランパン、ランニングシューズで登ったことがあった。雪の中、これ以上登れないと言うところまで登って、こりゃ下りが大変だぞと気が付いて引き返しました。しかも、その時は雨交じりの雪、、、遭難したら超薄着の無謀ランナーがいましたと非難ごうごう、だっただろう。
今日は、だから麓から見上げるだけ。
広い国道ですが車は少ない。
ずーとこんな感じで、岩木山がだんだん大きくなってきます。
気楽な一人旅です。
何にも考えていない、ただのおやじ一人旅。
だから、いつも行き当たりばったり。
弘前駅前の貸自転車は9:00から始まります。
料金は500円。
弘前ぐらいの街は自転車がちょうどよい。
今回はレトロな建造物回りや武家屋敷巡りはしなかったが、そんなときにぴったりです。
東北のお墓にも春が来ました。
こんな見晴らしの良い所だもの、ご先祖様たちもウキウキしていることでしょう。
岩木山のふもとはリンゴ園ばかり、、、これがリンゴの新芽です。花はまだ咲いていないけど、ようやくツボミが膨らんできた。
桜も桃も、林檎も梨も同じ科なのかなー。
リンゴ園の地面はこんな下草で覆われていた。
タンポポが咲き誇っていて、やっぱり東北の春そのものだーーー。
神社の木々は大きい。
おぉ夫婦杉かなーーー。
杉は天を突くように伸びて、根っこがお隣の木に絡まっている。
お互いに抱きかかえているようだった。
岩木山神社は1600年あたりの建立と書いてあった。
それなりに立派な神社だけど、関東の神社のように人は多くない。でも、どこにでも出没する中国人はいらした。昔、、、世界の僻地に行っても、どこに行っても日本人に会ったことが思い出されます。
それの中国人版だけど、人口が日本10倍と言うことを考えると、いつぞやの日本人黄過論など吹っ飛ぶほどの中国人パワーを感じます。
地方都市や地方経済を考えると中国人へのアプローチが絶対でしょうね。こんな美しい弘前なんだもの、もっとアッピールしてほしいなー。
まっすぐ続く参道です。
すがすがしい巨大な空間ですよーーー。
岩木山神社は、こののんびり加減がいいですねー。
神聖なお水ですが、、、これらの人々が中国からのお客さん。
見たところ、日本人観光客は弘前市内だけで、、、外人(中国人)さんは貪欲な知識欲で見て回っています。
日本の方にも海外へ行く前に国内旅行を堪能してほしいですねーーー。
弘前から岩木山神社往復は25kmぐらいです。
春爛漫、弘前城
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/840e262e9e835622f5ac61fa6348f0de
遅い東北の春
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弘前の夜桜
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つづく