土砂降りの雨の中、スタートして行った。
ボランティアが終わってから、大江戸線、有楽町線と地下鉄を乗り継ぎ、ラスト4km地点の豊洲へ応援しに行った。ヨシコさんタイゾーさんとお腹が空いたんで寄り道して11時になってしまった。市民大会なんで、応援の人出が少ないんじゃないかと思ったが、雨の中、大勢の人が、本当に大勢がいらしていてチョット感激!
2:30を目指すブレットさんはとっくに通過したかな、、、。
到着が遅かった、、と思っていたら英国在住のグレッグが通過、とっさに名前が出なかった。すまん!南蛮連合っと叫んでも、名前を正確に呼ばれるのとは反応がちがう。そりゃ38km地点だと意識も薄らいでいる頃で、名前で応援してやらなきゃーーー。2年ぐらい前に帰国したから、度忘れしていた。しばらくしてヨシダさんが、ボブ、ジェイ、モトゾー、リエドンさんが、いい位置でブログのネオスさんが、イトウ渋谷区議が、ぞくぞく通過。キレイな走りは、、、、女性だ、、、、なんと谷川マリさんが、、、足の上がりとてもイイ。シドニーの市橋さんは美人顔のまま、すすっと走っていった。しかし、市民ランナーが増えてきた頃になると、ゴールタイムが3:30あたりの方だと、寒さか足をトラブっている人が激増。足の屈伸をする人、歩く人、、走るより沿道の人、応援??の人と話し込むランナーなどなど。スタート時では6℃!新聞では5℃と書いてあったとこも。
後半の気力が萎えるところにいたんで、応援の声が聞こえると、それも何回か叫ばなきゃ気がつかないが、パッと顔をあげ明るい顔になる。スティーブ、コリン、フランク、マールタン、スチアート、ケイリーン、ギャレス、テリー、マティアス、ピーター、アンソニー、ロナルド、シバさん、アキラ、、、。そうそう大江戸走友会の方々がいいところではしっていましたね。ヨシコさんの知り合いまで、こちトラは応援していたから、しょっちゅう声を張り上げていて、ガラガラ声になってしまった。
雨風で体温が奪われて、寒そうでした。有楽町線に乗ったら、ランパン、ランシャツのままリタイヤした方がガチガチと震えながらつり革にぶら下がっていました。地下鉄を使えるだけでも有りがたいですし、地下は外よりダイブ生暖かいんですがねーーー。
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さて、ボランティアの荷物預かりは、6:00にトラック前に15人集合、真っ暗。雨もひどかったけど、点呼のあとミーティング、遅れる人が半数近くも。
私は仕事内容を事前に書類で頂いていたけど、日通の方の用意と食い違っていて、もう、そりゃ現場合わせでやるしかない。物資は山ずみしているけど、配布の許可が出ていないからダメとストップ。現場のスピードに指示が追いついていない感じ。それで荷物を預けて、走る格好で寒そうにしている方を、ずいぶんと待たせてしまった。雨対策の大会名をプリントした、簡略ポンチョを用意していたのだ。だが、その存在すら私は聞いていなかった。あったらすぐ配布して欲しいし、どこに何があって何時受け取りにいけるか、さっぱりなんで、がむしゃらに突進して手に入れるだけ。結局、私が配布物で山ずみの台車を押して、各トラックのボランティアに運ぶハメに、、、。戦場みたいなところでは、早い判断と、強い要求が必要です。少なくとも自分の部署をやり遂げるためにはね。
荷物預かりの雑踏で奮闘中に、雑踏の中からラスカルさんの声が!おーーーガンバレヨーと言っても人波にのまれて離れていった。ユカちゃんにも会えたけど完走できたかな?
3万人の荷物預かりは、雨だったのもあるけど、時間が集中してスペースが足りなくなった。仕事する時間を正味1時間45分を見ていたんだが、結局ランナーが荷物を預けに来たのが終了間際の30分間。荷物預り所で着替えまでするから、立ち止まって迷う人もいたんで、押しくら饅頭状態に。動線をいくら考えても時間が集中すると、、、、雨などでは難しかった。後ろから押されて倒れる女性が何人かいらした。列を分けるためのコーンも何処かへ吹っ飛ばされるような勢いでした。スペースが足りない、、、立ち止まる人のことを考慮に入れていないからなー。
さてさて、沿道の交通整理はどうだったんでしょう?給水はスムーズにいったんでしょうか?荷の返却はうまくいったかな?
12:30には会社へ出社しなきゃいかんので、最後まで見届けることなく帰路につきました。社についても眠くてしごとにならん!
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私の部署から見えた改善点は
計測用のチップは足につけるタイプじゃなく、ゼッケンにつけて欲しい。忘れる人がいるし、今回のような氷雨でフルマラソンとなると、ゴールしても自分ではずせない人がでてきます。
荷物を預ける袋には、油性マジックで最初から、配布する時から書き入れて欲しい。ラベルを各自ランナーに貼ってもらうのは張り忘れがあります。ラベルは雨に弱い!!
袋を忘れた方に予備の袋を用意しておいて欲しい。配布した袋を忘れた人は、絶対に預からなかったが、コレは準備の怠慢だと思う。
インフォメーションが足りない。雑踏の中やギリギリになって「私が並ぶスタート地点は何処ですか?」。雨の中「着替え室は何処にあるの?」。時間ギリギリで「チップを忘れたけど?」。雨が降り続いているところで「その簡易ポンチョを下さい?」「これは各自が荷物預けた時に、そこでもらってください!」。雑踏の中で「私の荷物は何処で預けるの」「ずーっと先、200m先辺りです、10kにでるんでしょー」などなど
ボランティアの仕事に必要な物資が何処にあるか誰も知らないし伝達もなかった。だから、広い会場を駆けずり回って勝手に調達してきました、いいんだろうか?
終了時も私達ボランティアに声をかける協会、事務の人もいません。各自チームごとに勝手に解散したが、終わりぐらいしめてほしいな。
トラック1台あたり15人はちょうど良かった。最初の予定8人や12人だったら、ドーなっていたかと、空寒いはなしです。ボランティアが予想より多く応募があったんで助かりました。
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全体には何年か前の東京国際女子マラソンや、最初の日比谷から国立競技場へ走った大会よりは(大会名を忘れた)運営が良かったんじゃないかな。警察を含む全ての人の熱意をひしひしと感じました。