東京がうだるような暑さの中、涼しい富士に試走に行った。
JRの特急、あずさ1号にのり、ローカルな富士急行で揺られ、富士吉田に9時前には着きました。
今日は富士の練習に来ている人も大勢いるんじゃないかと思っていたら、案の定、車内にもちらほら。
9時過ぎのスタートになるので、中の茶屋までタクシーで近回り。富士山のような高山はあまり遅くまで、上にいるのは危険です。
結局、9:30ごろ中の茶屋を出発。イキナリ舗装路の登りがきつい。ほとんど歩きでウマ返しまで着くと、やはり車で大勢の登山者やランナーが。ここから登山道に入りサクサク歩く、昨年の大会では走っていた所も、今日は歩き。上まで行くんだから、ここで体力を使ってはおぼつかない。
5合目からスバルラインからの人が合流して、ザクザクした砂礫の道を歩き上り。大会だったら小走りじゃなきゃいかんのかな?
7合目までそんな調子ですが、そこから岩場の登りに変ります。人が多いと抜くのに大変です。鎖がズート途切れずについていました。それほど足場が悪いということです。8合目も小屋が4軒~5軒ありどこが8合目なのかわからない。
そこを過ぎると、空気の薄さが実感できるぐらい足取りが遅くなる。上を見上げる回数が増えます。休んだのは8合目の小屋で、お腹がトテモ空いたので、エネルギー補給にファイバーゼリーを食べた時だけです。水は1.6Lもって行ったけど500ccぐらいあまりました。それほど暑くもなし、寒くもなしでした。雪は斜面に残っていますが、登山道には全くない。
鳥居が幾つもあって、何回かそこがゴールかとだまされた。
頂上にはあっけなく着きましたが、時間はのんびりいったので、コレじゃ大会ではタイムオーバー。
登りで2人のランナーに抜かれましたが、相当な人のよう!皆さん練習なのでゆっくり登られていました。くだりでランナーの方たちは苦労していましたが、くだりの早い私は快調にスバルラインの5合目めざして1時間30分。
中の茶屋~5合目 1:41:59
5合目 ~頂上 2:47:01 4:29:01
頂上 ~スバルライン 1:36:45 6:05:48
ここからゴツゴツした岩場になりました。上からランナーが降りてきています。練習でも7時ごろにスタートしたい。登山者はピクニックのようです。
山の荒々しい噴火口。富士山は活火山なので、噴火口もナマナマしく落ちたらひとたまりもありません。
無計画な電車で行ったので待ち時間がいっぱい。路線バスやタクシーを使ったので、1人でマイカーで行った以上お金がかかった。車で行くと要領良く時間が使えますが、公共機関を利用すると思わぬ待ち時間があって、それはそれでのんびり出来ます。帰りに高速バスに乗って新宿に直帰したかったが、予約をしていなかったので、3台まったがダメだった。あきらめて名物の富士吉田のウドン(ウドンマップを持っていった)を味わって、電車を乗り継ぎ10:00近くにようやく帰宅。ゆっくり走りだったので疲れはなし。
シューズはアシックスのスカイセンサーを使ったが、登りはコレでOKですが、くだりのすべること、(スカイセンサーは底がフラット、スリックタイヤみたい)すべりながら快調に降りてきたが、もう少し靴底にパターンがあったほうがいいな。意外に足のダメージもなかった。足首にスパッツがあると申し分ないです。