今年、冬のシーズンで見たかったのが2つありました。
ひとつは蔵王の樹氷、もうひとつが白川郷の合掌造りが雪に埋もれているシーン。
蔵王の樹氷見物は、よほど天候に恵まれて、その時にうまく計画できなきゃ難しそう。白川郷はこの日だけ天気が良いと予報されていた。それを聞いたら、仕事をスタッフに任せて駆けつけねば、、、。
一昨日、仕事が終わったのが21:00で、パパッと計画して、車に荷物を積み込んで、家に着替えの服などを取りに行って、そのままスタート。会社のデスクに「いついつ帰る」と書き置きして出てきた、、、。
3時間ほど走って諏訪湖サービスエリアで車中泊。
分厚いマットを敷いて、毛布3枚と寝袋だったが足の冷たいこと、ダウンの布団でも持って来ればよかった。
2月末にもなると、雪は道路上にはない。
降雪直後ならいざ知らず、1月、2月初旬とは気温が違うので路面には雪が残っていない。
白川郷について、真っ先に展望台へ行ってみました。
シャトルバスがあるけど、こちとらランナーなんで、足早に登ったら大汗をかいた。
展望台の様子を見てから、白川郷の村に戻り観光案内所で、当日宿泊できるかと聞いたら、、、けんもほろろに「出来るわけないでしょ!」
大きな旅館やホテルがあるわけじゃないし、民宿に毛が生えたような、合掌造りの民泊ですので、、、人気があって泊まれないのは予想のうちです。
夕方、もう一度展望台に登って薄暮の合掌造りの写真を撮った。
写真は次回、、、。
結局、夕方のシーンも撮ったし、仕事を放って飛び出してきちゃったので、そんまま戻ることに。
松本経由で帰りましたが、安曇野の堀金の道の駅に寄り道。
堀金には、こちら方面に来ると必ず立ち寄るようにしています。
野菜の直売がいいのです。
大豆の大量ロット。
こちらの人は、お味噌を各自作るので、こんな量の大豆が普通に売られています。
おらが家の味噌は違うぞーーーとよく聞くことです。
目玉のような豆を発見したので買ってきました。
都内ではあまり見かけません。
セロリの束で、丸々2束で350円だった。
産直だからの値段です。
セロリはひき肉と一緒に炒めて、ミートソースに使うと風味が出ますので、私は大量に使います。
なんでも、堀金の道の駅の売り上げは億単位でものすごいらしい。
産直売り場の主役はオバチャマ連中で、各自切磋琢磨して商品開発を独自でやって、売り上げが伸びているとのこと。
それで毎年年末にオバチャマ連中は集団で海外旅行に出かけるという。
すごい、豪勢なオバチャマパワーなんです。
産直品をゲットして、日帰り温泉の浅間温泉で汗を流してまた〜〜〜り。
浅間温泉は松本市内から10分強といった所、松本の奥座敷なのかな。
街道に面していないし、松本から近いが便利な所でもないから地元の人しか利用していません。
温泉で体を温めて、また帰路に戻って松本市内を車で走っていたら、信州大学があった。
そう言えば、スピードスケート500m金メダリスト小平さんが出た大学だった。
さらに進むと、、、なんと、相澤病院の看板が見えた。
相澤病院は小平さんが、リーマンショクで就職先がなくなって、、、最後のツテにと頼み込んだところ。
実は地元でお隣同士なんですね、相澤病院と小平さんがでた信州大学は!。
長野県の小平というより、松本の小平と相澤病院なんですね。
マスコミでは相澤さんは、長野の人(小平)が長野を拠点に練習したいのを、応援したと言っているけど、、、実は実際は、もっと地域性が高いのだな。
小平さんは確か諏訪の近くの出で、大学と所属先が松本になった。
長野、長野と言っているが、それは長野県の他の地域を考慮しているのでしょう。
たぶん長野市の方々を、、、。
そりゃ「長野県の」としておいたほうが、多くの人に喜んでもらえるし、間違いじゃない。
長野市と松本市は長野県勢としてライバルです。長野は冬期オリンピックを開催したし、新幹線が通っているし、経済活動も大きそうです。松本市は昔から学問が盛んな町だったこともあり、信州大学があります。長野市の友人に聞くとけっこう辛辣な話をするのでアラ・アラと思ったことがあった。それで、相澤さんは気配りの出来るお方なので、長野市民に気を使って、長野の小平選手と言っているのだ。優しいなーーー相澤さんは、相澤病院はそんな相澤さんの人柄通りの病院だそうです。
相澤病院の評判を調べたら小児科と産婦人科のお礼が多かった。
どこの病院も麻酔科の医師、産婦人科と小児科の医師が不足しています。
医師になる方は、けっこう計算だかいので、大変でかつ名声にならない「小児科や産婦人科」の仕事をやりたがらない。
最先端の医療と、それほどの責任を問われない皮膚科や歯科が人気だそうです。最先端の医療は、うまくいかなくたってクレームにならずに「ありがとうございます」と感謝される。
モンスターペアレントに恨まれやすい科は敬遠されているのだ。麻酔科も同じで、手術が終わって麻酔から覚めない事が、ままあるそうです。本来は麻酔をかけて手術しちゃ危険な人まで、大抵は高齢者なのだが大きな手術を受けたがるそうだ。麻酔科の先生は、高齢者の麻酔は本当はやりたくないそうで、病院として受けた以上仕事なので麻酔をかけるが、、、本心は危ない橋を渡りたくないそうだ。それで、麻酔が解けないで手術は成功してお亡くなりになる方がいると、麻酔医にクレームが殺到します。
医療でクレームの矢面に立ちやすいのが麻酔医、小児科、産婦人科なのだそうです。
医師だってクレームや苦情といった煩わしさから逃れたくて、あるジャンルの医師不足は医療にかかる人たちが作り出している側面がある。
民間の急性期医療の病院としてもかなり大きな、都内にある大学病院並みの規模がありました。
写真は表玄関ですが、建物の脇にあります。
だから横から見ると長ーくて大きな病院です。
病院経営には、なんのゆかりもないスポーツ選手を、10年間もずっと援助してきたきとくな病院でしょう。どんな雰囲気でどんな方達が働いているのか、ちらっとでも見たかったのだ。ほんと、ちらっとしか見れなかったが、いいんです、立派な方達の影を踏むだけでも価値があります。
相澤病院には「おめでとう金メダル獲得」などという横断幕は一切なかった。学校や会社だったら、そりゃ大変な騒ぎだろうが、ここ相澤病院は所属選手がオリンピックで金メダルをとっても、浮かれて喜んだような感じじゃない。病院なので生きるか死ぬかの間際の方たちだっているから、おめでとうとは大ぴらに手放しで祝賀をしていないようだ。その加減がさすがに相澤さんだ。
松本市には、開智学校という明治時代の文明開化を絵に描いたような学校があります。しかもその開智学校の設立は市民の寄付が7割だったと言います。それだけ昔から学問の町なんです。だから気の長いオリンピック金メダルへの挑戦を、10年も援助し続けたのは、松本市民の気の長い気質があるのではないか。
安曇野の堀金から見た常念岳。
ここに住む友人は、ふらっと午前中に常念岳往復トレイルランニングしています。今の私にはむりだけど、十数年前の私だったら、1日に常念岳を2往復ぐらいしたかも。
2016年11月 徳洲会病院は素晴らしいと思うよ
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/1503b61a9c2b37a87d1405f215bdce08
2018年3月 札幌民医連の報告を受けた
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4ecf1585771bb275e19f781cd7ecaf74
合掌造りの中を見学
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/1213a42da035e191eed40d6929173e6d
白川郷村を歩く
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f606c99cce6e3656bb5ca0512e718ef
白川郷のを見下す展望台は中国人がいっぱい
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0118ae1e15636ca36f58e03b921070cb