奥秩父山系の国師岳、甲武信岳、金峰山を縦走トレイルランを企画。即座に行ってきました。
結局、大弛峠から甲武信岳の往復24kmだけになりましたが、2500mの稜線を満喫してさわやかトレイルラン。
メンバーは、takako、mami、omarと私の4人。omarは日系ペルー人で23歳と若く速い。
早朝3時に大弛峠につき2時間ばかり仮眠を取ったが、外気は10℃をきる寒さ!
たまに車の暖房を入れないと寒かった。前日にものすごい雷雨があったから、登山者もいないようです。峠の駐車場には5台ぐらいしか停まっていなかった。野辺山から入ったが道は極端に悪くお勧めはできない。塩山側は舗装され快適です。
朝5:15にスタート。あたりは暗いが快晴になった。
山がサスガに大きい。ちょっとソコに見える山でも、ゆうに2時間ぐらいかかる。
大弛峠から甲武信岳までコースタイムで6時間と書いてあったが、12kmなんで何でだろうと思っていた。歩きで時間2キロでしょう?
戻ってきて余裕があったら大弛峠から金峰山も往復しようと考えていた。
夜明けの国師岳頂上。あたりは薄暗く遠くに富士の峰が。2592mで涼しい風が。
ここまでは道も良く登山道の踏み跡もしっかりしている。
各自、水を500mlペットボトルを2本以上、おにぎりを2個以上、チョコなどのお菓子類、ウインドブレーカー(必需品)、軍手など。
日差しは強いけど登りがキツクテも汗は出ません。つまり寒いということです。このあたりで2400mぐらいでは。上り下りが長く山のスケールを感じます。歩きで6時間ならばランだと2時間もあれば、甲武信岳に着くだろうと考えていたが、とんでもハップンで3時間以上かかった。道はそれほど悪くはないが踏み跡が少なく、木の枝が、倒木が多く手入れはされていない感じ。
登山者も極端に少なく、行きに2人、西沢渓谷から走ってきた屈強のランナーと、戻る時に近くのキャンプ場から登ってきた2人パーテーだけだった。あまり1人で行きたくなるような山塊じゃない。見晴らしは最高によく、富士はもとより、八ヶ岳、南アルプスなどが見えました。
若いomarは体脂肪が少ないらしく、とまると寒がっていた。ガチガチしていて、見かねたtakakoさんがウインドブレーカーを貸していた。omarはハーフを1:18で走るそうで、今でも伸びているが山道も強かった。我々普通人は体脂肪を着込んでいるので全然寒くない!
おにぎり2個じゃ少なかった!
トレイルランはとにかくお腹が空きます!
2500mあたりがチョウド森林限界らしく、木々が這松にかわります。木々を見ていると頂上が近づいているのがわかる。
今回はトレイルランというより、ランニングの格好で速歩のよう。上り下りがじつに長くいつも行くトレイルとはちょっと違う。
鍛錬のためというより遊びです。2500mの稜線を走るという遊びかな。天候もよく気持のよい日でした。
左の山が国師岳、と最高峰の北奥千丈岳(2601m)、真ん中の山塊が金峰山と朝日岳、右が小川山と瑞璃山、写真に写っていないが右手に八ヶ岳が遠く見えます。
山が高いと谷も深くなる、、。稜線のように連なっているようだけど、いったん降り始めるとドーンと下りきります。
おにぎりを食べて元気を取り戻した。
結局、大弛峠から甲武信岳まで7時間あまりで往復。休みを含みます。
これはゆっくりペースで、ちゃんとトレーニングのつもりのランニングだったら、大幅に時間短縮は可能でしょう。でも、こんな快晴で涼しい日にあっという間に戻ってくるのはモッタイナイ。
深、森林トレイル満喫でした。
時間もなかったので金峰山は割愛して、着替えもせず塩山方面へ車で良い道を下った。道の駅、花かげの郷まきおかに日帰り温泉が併設されていて、ドブーンと一風呂あび、それから着替え、いちろ東京へ道が混まないうちに帰宅。むろんブドウと桃の直売所により試食をしてお土産を購入。下界は暑かった。
4時:07あたりには新宿着、疲労もなし。
夏には、遊びのトレイルランをお勧めします。