ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

シェーブルについて

2019年05月18日 | 食べ物

アカシマサシガメ

テレビで日本で作ってる旬のものというテーマでシェーブル(山羊チーズ)を紹介していた。旬は春で、それは山羊が出産期でミルクが濃くなることに拠る、と理由も説明していてそれは良いのだが、肝心のシェーブルの味に関してはちょっと疑問が残った。クセがなく美味しいという表現をしていたが、シェーブルはクセがあってこそのチーズだから、その表現だと個性がなく単に食べやすいという意味になる。わざわざシェーブルにする意味もないと思ったが、そんなチーズが一般的に好まれているのはこれまた事実だから、こちらが思う本物というのはまず浸透することはないとこれまた思った。

紹介されてたシェーブルはヴァランセというタイプのようで、灰まぶしで白カビがついて熟成するとかなり美味しくなるチーズだが、それに関しても食べていたのはフレッシュのもので、熟成には程遠いちょっと粉っぽい舌触りのシェーブルのはず。日本だとフレッシュなものが殆どで、それだとシェーブルの良さは二割も発揮されない、と思うが、結局、個性の強い熟成タイプは嫌われるのである。
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