ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

マンガ=反教養?

2019年08月25日 | Weblog

ミヤマアカネ

NHKの「あさイチ」で理系がテーマのマンガ特集をやっていたが、その担当アナウンサーは以前電車で見かけたことがあり(長野担当だった時)よく覚えている。何故かと言うと、マンガを熱心に読んでいたから。しかも立って。一応顔が知られていてアナウンサーなのにマンガか?という印象をその時持ったのだ。ある年齢から上の世代は、良い歳した大人が公共の場でマンガはないだろう、という常識(或いは偏見)のようなものを持っている。しかもNHKのアナウンサーには民放アナウンサーより教養が上というこれも偏見のような見方をする。この根底に、マンガ=反教養というのが根強くあることは否定しがたい。

番組を見ていてこれをきっかけに理系に興味を持つのだったらいいことだと思ったが、これは飽くまでも入り口で、マンガで終わったら唯の半端な物知りで終わる。そしてこの企画は件のアナウンサーの持ち込み企画だという。どうも彼のマンガ好きは筋金入りのようだ。量が質を凌駕する、ってことにしておくか。

コメント