
新聞に、近所の美味しい大衆食堂の主人の訃報が載っていて「ああ亡くなったか」と思ったら、今度はテレビでゴダールの死を知る。こちらは齢も齢なのであまり驚きはないが、好きな監督でもあったので残念ではある。
そこでゴダールは結構見てるはずだと思ってフィルモグラフィで確認してみると、二十七八本で全体の半分も行ってなかった。多作な作家である。しかし、見た中でも毎回必ず寝てしまう作品などもあり全てが合ったわけではなくいろいろである。その中でも好きな作品「ウイークエンド」はDVDで買い今でも見たりする。本人が死んでも作品は残るから、芸術は死なずということで監督も生き続けるわけだ。