朝の番組で焼き物を取りあげていて見ると、今まで知らなかったのが知れてちょっとためになった。取りあげていたのは美濃焼万古焼石見焼の三つ。石見焼は初めて聞いた。他の美濃焼は買ったこともあるし、番組でも普通にある磁器として紹介されていた。普及品として一番一般的かも知れない。万古焼は名前は知っていたがどんな陶器かは知らなかったが、土鍋が代表ということで見ると、それが多くの人が見たことあると思うような土鍋でなるほどと思った。番組では万古焼のお櫃が売れているという紹介のされ方をしていた。万古焼の土の気泡がお櫃に適しているということだった。
そして残る石見焼。これも見ると殆どの人が知っているあれかと思うような陶器だった。それはすり鉢。言われてみれば確かに焼き物だが、どこで作ってるとか気にもしてなかった。それが石見焼だったのだ。これも石見焼の土が固く、すり鉢のギザギザに適してるということだった。焼き物は土の個性によって決まるので、それぞれの土地にそれぞれの焼き物があるということを改めて知ったのだが、これで石見焼と万古焼も忘れることはないだろう、多分。