今年は、例年になく蜘蛛の数が多い(気がするだけで確証はない)。庭の蜘蛛は毎日手作業で駆除するのだが(しないとそれこそ蜘蛛の巣だらけになってしまう)、毎日毎日朝晩やっても、翌日には、待ってたかのように新たな蜘蛛の巣が同じ場所にできている。一体何処から送り込まれるのか、と思うほどだ。盛夏にかけてが一番活発だったようだが、秋口になればなったで違う種類の蜘蛛が出現する。よくしたものである。
庭の蜘蛛はそんな状況であるが、この時期更に凄い事になってるのが諏訪湖畔。これも毎年のことだが、大型の女郎蜘蛛が活動し始めるのだ。このジョロウグモ、見るからに怪しげな風体で、しかもでかいときている。9割方の人は気持ち悪いと思うのではないだろうか。それではその大きさをほぼ原寸大で。太ったのと長いのを。
湖畔沿いの木には殆んどこのような巣が張ってあるのだ。全体では相当な数だろう。それが木と木の間に張ってある場合、次のようなことになる。
試しにこの巣を突っ切ったら、その蜘蛛の糸の粘着力の強いこと。綿飴の溶けかかったやつのようにべたっとしていた。これだったらヤンマも逃げられない。いずれにしろこれだけ蜘蛛がいるということは、餌が豊富ということである。ガガンボが捕らえられていたが、今だったらトンボは、アカネ類辺りが狙われるということなのだろうか。