ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

音楽趣味の変節

2014年02月10日 | 音楽

 

この前、初めて会ったほぼ同世代の人間と音楽の話となった。かれは高校時代から音楽活動をし始め(勿論趣味で)、最終的にはイカ天に出てその活動を終えたということであった。唯、聴く事に関してはずっと続いていて、今でも好きなことに変わりはない。そこでどんな音楽をやっていたのかと聞くと、ロック一辺倒と言った。始まりはビートルズで、ツェッペリン最終的にはパンクまで行ったらしい。外見的にはすっかり普通のオジサンなのにそんな趣味があったとは、と少々驚いた。

そして続けて彼が言ったことは「日本の歌は聴く気になれないんだよね」だった。そこで「じゃあ、当時はさだまさしやユーミンなんてふざけるな、って感じじゃなかった?」と聞くと「その通り」と答えた。更に「今でも聴く気になれない」とも言った。よく歳を取ると、昔はばりばりのロック野郎だったのがニューミュージック系をしみじみ聴いていいなあと言ったり、もっとひどいのになると、やっぱり日本人には演歌やねえ、などとふざけたことを言うのがいるが、彼の場合は今でもそこは変らない。久しぶりに我が意を得て、クリムゾンの「太陽と戦慄」は今聴いてもやっぱり良いね、などという会話で盛り上がったのだった。

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雪掻きの格好

2014年02月09日 | Weblog

 

昨日の雪は気温が低くさらさらだったので、雪掻き一回にかかる荷重は少なく、積雪(30センチ)の割には楽だったのだが、雪掻きの範囲が馬鹿長く(計80メート程)結局偉い重労働となった。しかし、今回の雪掻きに当たる格好はほぼ完璧で、今までの中では間違いなく一番機能的であった。

長靴は2月26日にも登場したコロンビアの長靴。マイナス4度の中での作業でも足が冷たくなることはなかった。厚手の人工皮革が効いている。しかも長めなので雪に埋もれることもない。そしてアウターだが、これも2月26日に登場しているパタゴニアのパーカー。フードもぴたっと締められ、雪の中でも全く邪魔にならず、しかもフォルムが適度に締まっているので、これも作業の邪魔をするこはなかった。防水透湿でもあるので、あまり蒸れることもなく快適に作業ができた。一見単なるナイロンパーカーであるが、こういう場合に真価が問われるわけである。と、結果的にはまたアウトドアブランド礼賛となってしまった(このままamazonのレビューに投稿しようかな)。

 

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test tubeの思い出

2014年02月08日 | Weblog

 

関東も大雪ということで、大学の入試開始時間を調整というニュースもちらほら。ということは今がそういう時期だったのだ。そう言えば、自分自身の初めての入試の日(飯田橋の理科大)も霙混じりの寒い日だった。緊張と寒さでトイレも近く、休憩時間のときそのトイレから見た外の風景も未だに覚えている。更に、隣に来た同じ受験生の会話も覚えているのだ。何故そんな遠い昔のことを覚えてるかというと、英語の試験でtest tubeという単語があり、分からなかったのでカタカナでテストチューブと書いたところ、その日本語訳の試験管(よく考えればそのまんまなのだが、緊張感のせいかその時は分からなかったのだ)のことを友達通しで喋っていて、そっか試験管か!こりゃあテストチューブじゃ駄目だ、といやな気落ちになったからだ。

結果的には入試の方はギリギリセーフだったのだが、その時はこんな簡単なこと何で分からなかったのだと結構後悔した。おかげでtest tubeという単語は一生忘れないものとなった。他にも二つ受けたのだが、それぞれ今でも思い出す事柄はある。昼に食べたおにぎりの味とか、会場に向かう時に見た椿の花とか、一つの所なんか数学のある問題(交通渋滞の問題)までも覚えている。しかし、一番印象に残っているのは、兎に角test tubeなのである。

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芋虫のストラップ

2014年02月07日 | Weblog

 

昨日の最高気温はマイナス2度だった。寒いはずである。そして今朝はマイナス8度、思ったほどは低くならなかった。

あるブログで芋虫ストラップを紹介していた。あの海洋堂製作のものだ。今まで実物を見たことはないが、リアルなものを作るので評判のあの海洋堂である。芋虫ストラップなどとまた悪趣味な、と思う人は多いかと思うが、悪趣味な私は一目で気に入った。アサギマダラやアオバセセリの蝶の幼虫や、アケビコノハなどの蛾の幼虫で、知ってる人はおおーと歓声、初めて見る人は気色悪いと反応するようなセレクト。選んだ人のセンスを感じた悪趣味な私は、早速amazonしたのだった。

 

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気が付けばアウトドアブランド

2014年02月06日 | Weblog

 

マイナス5度の中外を歩くと、返って寒さが清清しい。0度前後の中途半端な寒さの方がむしろ寒く感じるくらいだ。と言っても、一度風が吹くとその寒さは凶器。毛糸の帽子で耳まで覆っているが、その耳が痛くなる。ここでguで買った毛糸の帽子の機能性を感じる羽目となる。これではとても冬のマッキンリーは過ごせない(想像するだけは自由だ)。

その他の部分はこの寒さでも大丈夫。そのいでたちは、良く見るとすっかりアウトドアブランドで固められていた。長靴はコロンビア、手袋もコロンビア、パーカーはパタゴニア、リュックはノースフェイスと数年前までは考えられないようなブランド固めだ。というのも、以前は、それらのブランドは高い、しかもデザインが今一つというイメージがあり、長いことユニクロguなどで十分だと思っていたのだ。ところがここ四五年、山など(登山ではなくハイキング)を歩く機会が多くなり、それらの服及び靴などの機能性に不満を感じるようになっていた。そこで試しに一つ買ってみると、その違いを実感することとなった。伊達にアウトドアブランドが確立されてるわけではなかったのだ。

以来、徐々にそれらのブランドを買うようになり、気が付けばこんな状態になっていた。これではまるで、中高年登山グループの格好と同じではないか。いや、彼らの好きなブランド、モンベルはない。モンベルは物はいいのだが、デザインのイメージとしてはども中高年登山グループなのだ。まあ、この辺は飽くまでも個人のイメージなので、傍から見たら同じようなものかも知れない。

 

八ヶ岳

南アルプス(見るからに険しそう)

カワアイサ

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非国民扱い

2014年02月04日 | Weblog

 

世の中、五輪を楽しみにしている人は圧倒的多数のようで、昨日のような内容のことを言うと完全に仲間はずれ的立場に立たされるようだ。知り合い(主婦)が、興味がないと言ったら、白い目で見られ、他の主婦たちからまるで非国民のような言われ方をされたらしい。根底に素朴なナショナリズムがあるので、基本的には戦中と同じ構造が見られるわけだが、知り合いはその後、その主婦連とはなるべく関わらないようにしているそうだ。

確かに五輪に対して興味がないと言う人間は、所謂ひねくれものの人間に属している。その意味は多数派に同調しないというだけのことであるが、ここでは更に協調性がない因業と呼ばれるような人間と混同される嫌いもある、というか、大体五輪に興味がないと言うことのみでそこまで判断されることが多い(言う方はその意味をこめたい)。非国民扱いで、更に因業呼ばわりされるのなら、すんなり多数派に同調しておこうと思うのは極めて自然なことである。ゆえに、多数派に益々流れる、というわけである。五輪楽しみ、何て言っておいた方が色々楽でもあるのだ。しかし私の場合、絶対そうは言わない。今更仲間はずれなどどうでもいいのである。

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2月3日

2014年02月03日 | Weblog

 

今日も最低気温がプラス。こういう日は湯たんぽもいらないのだが、プラスと予想してその通りになれば問題がない。しかし、予想が外れた時は寒い思いをしなくてはならないので、これは結構重要な予想となるのだ。

テレビはいよいよ五輪関係が多くなってきた。これで困るのはBSが五輪一色になる事態だ。専用テレビはBSはNHKしか見られないので、全部やるとか意気込んでやられる状況が一番はた迷惑なのだ。平常通りしてほしいところだが、そうなることは絶対有り得ない。いつから日本人は、こんなに五輪馬鹿になってしまったのだろうか。

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本田 香川の今

2014年02月02日 | サッカー

 

鳴り物入りでACミランに入った本田、今のところ目だった活躍もなし。この先どうなるか、果たしてミランにフィットするのか、全く読めないというかミランについてよく知らないので分からないというのが正直な所。ついでに言うと、本田もよく分からない。

一方、マンチェスターUの香川は、相変わらず使ってもらえない。こちらは、監督のモイーズがどういうサッカーをしたいのか全く分からない。従来の、サイド攻撃主体の力技のサッカーなら香川は必要ないし、必要ないならさっさと放出してくれればいいのだが、そう簡単にはいかないらしい。スポンサーの関係と、アジア戦略上の要員として重要ということらしいのだ。今の状態が、WCに向けて良くないことははっきりしている。調子のいい本田よりは、調子のいい香川を見たいのだ。

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ドレッシング

2014年02月01日 | 食べ物

 

というわけでもう二月。加速度が付いたように時が過ぎていく。

サラダを食べる時は、特定のドレッシングを使うと言うことはなく、オイルと酢を適当にかけ塩を振るという実に簡単なやり方でやっている。オイルはその時々で、オリーブオイルだったりグレープシードオイルだったりする。以前は、クルミオイルやアーモンドオイルなどを使ったことがあるが、ちょっとくどく感じるようになって、くせのないグレープシードオイルなどが多くなった。酢はワインヴィネガー。

で、そのばらばらで使うやり方だが、それぞれの振り方によって常に味は変化する。そこで一定の味にするために予め混ぜておくことにした。ついに、ヴィネグレットソース(要するに普通のフレンチドレッシングだ)を作ることにしたのだ。それぞれを計量し塩の量も決める。ついでにディジョンのマスタードペーストも入れる。容器は、よく店なんかで使ってる先がとがったプラスチックのあれだ。使うたびに振って、出す量も調整し易いので、前々から良いと思っていたのだ。

そして、実際混ぜたものを容器に移し変えて使ってみると、これが実に使いやすく、しかも味が決まっていていいのだった。何故、前からこうしなったと今更ながら思った。

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