プリンターのインクがなくなったので早速買い(純正ではない汎用タイプ)いざ印刷しようとすると今まで見たことないエラー表示が。どうにも対処できずお手あげ状態に。これは修理か買い替えかということになり、修理代を考えたら買い替えた方が安いという電化製品のあるある状況で、結局買い替えることにした。
六千円台のプリンターは翌日到着し、ドライバーを入れねばとネットからドライバーをダウンロードしパソコンで起動すると、何度やっても失敗しましたの表示。OSがxpだからか。事情がありxpでなくてはならないのにこの仕打ち。暫し呆然として説明書を読もうとするとそこにcdが。なんだドライバーのcdがちゃんとあるではないか。使ってたプリンターはなかったからてっきり今回もないと思い込んでいた。xpにも対応していて無事使えるようになった。まずはめでたしめでたし。
ワイズマンのドキュメンタリー映画「ボストン市庁舎」をやっと見終える。四時間半ちょいの長編、映画館で見るのはちょっときついのでDVDで大正解だった。見終わって、また最初からちょっと見ている。物語ではないので部分部分を見ても問題ない。撮ってるものは、市長中心に市庁舎内で行われる例えば予算説明会、福祉関係の協議だったり同性愛者の結婚式、はたまたボストンレッドソックスの優勝祝賀会の最終打ち合わせなどなど。それが延々と四時間半だ。ところどころ挿入される市庁舎周辺のビル中心の何気ない風景。映画だなあと思わずつぶやく瞬間だ。小津映画そのまんまと思った。
市のやる仕事は多岐にわたって大変であるとか、行政の仕事がよく分かる構成になっていてドキュメンタリー映画としてよくできているのは間違いないが、映画としても不思議な魅力あるものとなっている。
最近YouTubeでごみ屋敷を片付ける業者の動画をよく見ている。ゴミだらけの部屋がすっきりするところにある種のカタルシスを感じるのだが、それにしても世の中には凄いごみ屋敷が存在するもので、それがそんなに珍しいものでもないということなどいろいろ知るところが多い。圧倒的に多いのは、一人暮らしの、誰にも注意されずにずるずるとため込み気づいた時にはどうしようもない状態というパターン。
それとこれも典型だが、年老いた母親の一人暮らし。ボケが始まりごみ屋敷一直線のパターンだ。元々何でもため込む傾向(年寄りに多い)があるところにボケで拍車がかかり同じものを買いこみ、ゴミ捨てのルールも分からなくなりごみもため込まれ、子供が久しぶりに実家に帰り愕然とするというもの。身近にも例があるし、隣近所の年寄り家庭は半分以上がその予備軍。ボケてもない状態で物がやたらと多い家(かなり雑然としている)が本当多い。基本的に物が捨てられない家は要注意だ。