この前買った中古レコードのBostonと10cc。アルバムタイトルはDon't look backとHow dare you、どちらも代表的なアルバムで実に40年ぶりくらいに聴いてみた。今聴くとBostonはちょっと単調な帰来があるがサウンド自体は好ましい。アルバムタイトルにもなってるDon't look backは、テレビでも良く使われてるしきっちりスタンダードになっている。
一方10cc。聴いてく内にこれこれと思い出してきた。10ccの名前は知らなくても i'm not in loveはかなり知られていると思う(このアルバムには入ってないが)。今回のアルバムは当時自分の周りでは評判だったが一般にはあまり知られてないかも知れない。が改めて聴いてみて全く色褪せてないことを確認した。アルバムとしてはかなり良いのではないか。
FMでパープルレイン(アルバム)を、プリンスの魅力を知らない人に紹介という趣旨でかけていた。丁度二日ばかり朝の目覚めの音楽でパープルレインのCDを聴いていたのでささやかな偶然を感じたところ、番組でも触れていたが4月21日がプリンスの命日だったという。そうかプリンスが呼んだのか、と思った。
アルバム「パープルレイン」は、プリンスポップスの集大成的アルバムで完成度が高い。パープルレイン一曲だけが有名だが、アルバムとして今聴いても十分魅力的。その後プリンスは、ポップスではない自分のやりたい音楽で「サインオブタイムズ」というこれまた完成度の高いアルバムを発表し、更にポップスとやりたい音楽を上手い具合に融合させた「パレード」を発表する。そして最後に高い次元でプリンスの全てを込めた幻のアルバム、ビートルズのホワイトアルバムを意識した「ブラックアルバム」を発表して引退、というのがこちらが描いた筋書きだったが、これは本当に噂だけで終わってしまった。