玄関にある6畳くらいのフリーの板の間スペースのライトは、電球に電球カバーをかけただけのシンプルなものだ。そしてそのカバーは、白の矩形のプラスチックとその周りに木の枠組み(写真)という構成で、和風テイストの昔の家庭では受けただろうという代物。しかし埃も溜まりやすいし、クモの巣も張り放題。ということで撤去し、昭和レトロなガラス製のものにでも替えようと知り合いの古道具屋に行った。ところがモノがすべて出切っていてそこには商品が全くなかった。今は凄い人気らしいのだ。古民家に合わせたものが欲しいと思ったのだが。
そこでネットでレトロ風のものを探してみた。良さそうなものが見つかったが、穴の大きさが合わないものばかり。買ってみたら付けられなかったという事態だけは避けたい。まあしかし、絶対なくてはならないものでもないし、むき出しでも(写真)別に問題ない。そこでカバーは止め、ちょっとの演出として電球自体を替えることにした。ネットで探すと、あるもんだね。フィラメントを強調してデザインしたものが、そして中身はLED(次の写真)。結果、大分安く済んでめでたしめでたしであった。
あと、木組みだが、思ったよりしっかりしていて捨てるには勿体ない。何か利用方法はないだろうか。
カメラの機能に連射モードというのがあるが、大体咄嗟に使いたい時どこで操作だったかと直ぐに分からず、結局使えなかったという結果に終わる。そんなことではいけないと思い、普段から使えるようにと連射モード馴れするため兎に角操作手順を身につけるべく確認すると、カメラ自体直ぐできる位置にボタン類が配置されていた。ちゃんと配慮されていたのだ、咄嗟にできるように。と今さらながらいろんな機能に気付くのは、普段如何にそれらを活用していないかの表れだ。要するに使いこなしていないのだ。カメラに関してはそんなのが相当多そうだ。
で連射モードを使ったところ枚数が飛躍的多くなり、その分使えないものの枚数も飛躍的に多くなった。結果後の整理も大変だった。マクロ撮影で使ったのだが、これはちょっと使い方が違ったようだ。基本飛びものに適した機能であろう。例えば飛んでるトンボなどを撮る時に。写真はスゲハムシという8ミリくらいのハムシだが、連射モードは殆ど駄目で普通に撮ったこれだけがまともだった。
ツバメは一週間ほど前無事一斉に巣立った、と思ってたのだが、思わぬ続きがあった。糞まみれの階段はデッキブラシで水掃除して一カ月ぶりくらいにきれいになった。その階段を上がったドアの前、つまり巣のあった下辺りに何故かさきイカのような臭いが漂っていた。腐敗臭手前くらいの臭いだ。感じるものがあり円錐形の傘立ての中を覗くとやはり想像したものがあった。ツバメの死骸だ。以前親が嵌った時は気付いて出してあげたが、今回はこちらも気づかなかった。臭いが出だして気付いた状態だ。隣の部屋の孤独死に気付くのと同じパターンだ。それにしてもこの傘立て、完全にツバメトラップ化している。
処理するために出すと、ツバメは二羽だった。一羽は成鳥だったので、まずまだよく飛べない雛が落ちてそれに気付いた親が近づいてそのまま嵌ってしまった、と想像される。となると事故は一斉に巣立った時の前後ということになるか。確か四羽だったので三羽は無事なのだろう。過去には全雛(五羽)全員墜落死というケースもあるので、そこまでの悲劇ではない。
その三羽らしき幼鳥は今は駐車場の天井を塒として毎夜やってくる。暫くは一緒に行動するのだ。それは良いのだが、巣立ったらしき三羽以外にももう三羽が同じ天井にやってきて二グループが糞を落とす。それが車を直撃するのだ。スペースはあるのだから違うところに行けばいいのに何故か車のある所。階段の糞の掃除に死骸の後始末、そして今度は車の糞の掃除だ。ツバメのおかげで余計な仕事が次から次と降ってくる。
最近麻雀が流行っているというニュースを偶に見るが、実際のところどうなのだろう。自分の周りでは、やろうという話はこの一年ほどあり、自動マージャン機も設置し麻雀専用ルームも用意され準備万端ではあるが、肝心の要員が揃わず未だに実践はないという状態だ。以前(30年ほど前)は人数は直ぐそろったものだが、それぞれの高齢化、自由な時間の減少などの問題で当時の要員は自然消滅。やってるという人間は取り敢えず周りでは聞いたことがない。
ニュースで取りあげていたのは、高校生がクラブ活動で始めたというものだった。当然賭けはなし。所謂競技マージャンだ。完全にゲームとしてやるものだが、この辺りはMリーグの影響もありそうだ。後は年寄りがボケ防止でやるとか。少なくとも健全マージャンは昔より盛り上がってきているようだ。
で我が周りの麻雀要員の話。自分以外で四人いて、人数的には丁度と言えるのだが、揃って麻雀未経験者。年齢は二十代から四十代。改めて麻雀のルールを見てみると覚えることがもの凄くあることに気付く。二十代は良いとして、四十代は基本的なルールを覚えるのも相当大変ではないかと想像する。我々の頃は大学生の時にやり始めるというパターンが圧倒的に多かった。一番色々吸収出来る頃に覚えたので(他に使えという話もあるが)直ぐに実践することができた(時間があったことも大きい)。それから考えると四十代はどうなのか。唯、頭の訓練には間違いなくなる。コミュニケーションゲームとしても面白いしギャンブル的興奮も味わえる。今やマージャンは、昔のようなたばこの煙の中で徹マンという不健全なイメージの遊びではなく、だれでもが楽しめる知的ゲームなのである(本当か?)。