壊れた中国メーカーのスティッククリーナーは資源ごみの日の今朝処分し、これで残りはマキタ二台。でこの二台、一つは居間用のちょこちょこかける10.8Ⅴ、もう一つは全体(部屋数7)用の18Ⅴなのだが、この充電池の電圧の差はそのまま吸引力の差になっていて、その差を実感する出来事が昨日あった。
生のキャベツの切れっぱしが床に落ちていたのでそれを10.8で吸おうと思ったのだ。しかし最強(三段階)でも駄目で、試しに18Ⅴでやってみると四段階の下から2で難なく吸い込んだ。音だけだと10.8Ⅴの方が強力そうで18Ⅴは頼りないくらいに感じる。しかし、実際やるとその実力差は明らか。今回の場合手で摘まみ取るのが一番早い、というのは置いといて、良い検証にはなった。
BSでパリのハンバーガー屋を紹介していた。自分のところのハンバーガーはジャンクではないと言う通り、使ってるものは厳選した素材で、MドナルドやMバーガーとは確かに一線を画していた。パリではそんなハンバーガー屋が増えてるらしい。価格は2000円以上。普通にランチの値段が上がってるパリでは、この値段でも手ごろなのだろう。
でそこのハンバーガー屋はバンズまで手作り。ハンバーグに合うパンを自分で開発。肉はグラスフェッドの牛肉の肩ロースを自分で挽く。味を一定に保つにはこのくらいしないと駄目だ。これで牛肉の風味のある美味いパティが完成する。更にそこはソースではなくチーズがソース代わり。焼いてとろけたものをかけていた。何種類かある中から選べ、多分エダムチーズなんかは置いてない。紹介してたのはマロワール。ウォッシュタイプのちょっと臭いチーズでそこの主人もそんな紹介の仕方をしていた。何でもかんでもマヨネーズの日本とはえらい違いだ。フランスの食文化の奥深さを感じざるを得ない。ポテトも厳選素材を自分のところで生から揚げる。流石フレンチフライの発祥だけある。ただカリカリしてるだけの日本の冷凍ものフライとは根本的に違う。
日本でもグルメバーガーといってそういう方向のハンバーガー屋が増えてきた。まだソースがびちゃびちゃマヨネーズであったり、ポテトが普通の冷凍ものであったりと細部が甘いものが多いが、牛肉の美味さを追求したハンバーガーは、Mドナルドなどのチェーン店のものとは大きく違い好感が持てる。
コラムニスト唐沢俊一死亡とあり誰だったかと記憶を辿ると、一時よくテレビで見かけた雑学王とかサブカル評論家という立場で出てたあの人かと思い出した。実際に会ったこともある。B級映画に関してのあるテレビ番組でのことだが、たしかその進行役が唐沢氏であった。番組自体はB級映画のカルトな内容とかチープさに焦点を当てた愛すべきB級映画というくくりで、こちらのB級映画、安造りだが映画としての質が高いモノ例えばサミュエルフラーやドン・シーゲルの作品、とは相いれないものだったので全く面白くなかった。それが十四五年前の話。暫くはテレビで見たりしたがその後全く見なくなった。晩年はすっかりネトウヨ化してたらしい。おじさんのネトウヨ化の典型か?