アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

大人のバレエ…♪

2010-03-05 10:17:17 | Weblog
『大人のバレエ クラス』に昨日から一人、新入会の方を迎えてさらに楽しいクラスになりそうです。
初めての方にも分かりやすいバー・レッスン メニューで、まずはグラン・プリエから
このグラン・プリエが、生まれて初めてレッスン・バーにつかまった人にとっては難しいのよね。
“お尻を突き出してはいけません”“胸が反ってはいけません”“肩甲骨の下辺りが縮んではいけません”“腰がダブル・ジョイントになってはいけません”“前屈みになってはいけません”etc.etc…
ということをいっぺんに気をつけなくちゃならないからさ。
大抵の方の場合、自分の身体がどういう動きをしているのかがまず分からない。
当然です いままで日常生活の中ではしたことのない動きだからです。
分からない、出来ないほうが当たり前
初めてのレッスンで緊張もしてるだろうし、肩甲骨・尾胝骨・鳩尾・骨盤という言葉は知っていても、それが自分の身体のどこのことを指すのか咄嗟には分からなくなってるのね。
それでも懸命に、周りの人の動きを見ながら真似ながら順番を追い、順番を覚え、アドバイスをする私の“言葉”が聞こえるようになり、そして………
ある日、真っ直ぐにグラン・プリエが出来るようになっていたり、足首をキレイに伸ばせるようになっていたり、片脚軸で立っていられるようになってる自分に気付くの
そこまでいくと、つぎは
“今度は○○に注意してやってみよう
“もう少しお腹に力を入れてみよう
と、自分で自分を客観的に観察しながら動くことが出来るようになる
そして、なぜ順番が狂っちゃったのか、とか、どこで間違えちゃったのか、とかが客観的に理解出来るようになって、ひとつひとつのパ(=動き)が磨かれていき、次第にバレエに近づいていくワケです
あくまでもその『進化』のスピードに個人差はあるけれど、きちんと続けている限り、確実に進化する…ねっ、ユミコ
回転の動きを連続で練習出来るようになり、
「目が回っていまぁ~すぅ
なんて言える日が来るなんて、5年前には想像も出来なかったよねぇ
後ろにグラン・バットマンをするとき、傾きや歪みの無い平らな背中をキープしたままでスカッと脚が上がる日が来るなんて、5年前には考えられなかったよねぇ、ユキさん
昨日、私は見本にピルエット・アン・ドゥオールスゥトゥーニュ・アン・ドゥダーン・アン・ナヴァンを高速でお見せしましたが、ユミコ、ユキさん
「ほぉ
「わぁ… はやぁ~いぃ
と楽しく眺めている場合ではありません。そのうちアナタたちがやるのよん
みんなが『進化』していく様子を見ていられるレッスンが楽しくて、毎週幸せ
コメント
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