土曜日はアンサンブル・バレエ クラスの日。
昨日は体験レッスンに来て下さった方もいて楽しいレッスン
まずはグラン・プリエから。
1番ポジシオンでの《ドゥミ・プリエ2回+グラン・プリエ1回》を始めたリナに目を向けると
「あれ、音の掴み方がイソナ(=1番弟子)に似てるなぁ…」
ってことは私に似てるってことだけど…。
足の裏 全体でしっかり床を押して正確なプリエが出来るようになったね
次のスロー・テンポのバットマン・タンジュでは
「う~ん、足の使い方が私に似ているなぁ…」
足の指の関節の1つ1つに注意を向けて足を動かしているのがよく分かる。
近頃は背が伸びた、というよりも脚が伸びたからね、下半身が健康で美しいラインに成長しつつあって、足首の伸びがキレイなのが嬉しいなぁ…
バットマン・デガージェを2パターン、ロン・ドゥ・ジャンブをして、バットマン・フォンデュと進めていきながらリナの動きやトルソーのコントロールをさりげなくチェックする。
「よしよし、トルソーの中心軸がブレなくなったわね。お、アームスのポジシオンがイソナに似てきたなぁ」
アームスのポジシオンが高いのは私の癖でもある。
バー・レッスンのそれぞれのアンシェヌマンの間ア・ラ・スゴンド(=横)に上げておかなければならない腕が、ほとんど揺れたりポジシオンを外したりすることがなくなった。さらに言えば、ア・ラ・スゴンドの位置がほぼ肩の高さくらいで高い ちょっと辛い高さだけど、リナはそのポジシオンが崩れなくなったのね…
そしてバー・レッスン最後のグラン・バットマン。
前と横は片手をバーに置いて思いっきり脚を上げる 後ろは両手をバーに置いて上がるところまで上げる
「リナ、あとちょっとで180度にとどくよ」
というと、本人はいたって冷静な表情で
「なるほど…」
センター・レッスンではポール・ドゥ・ブラを1箇所注意。これは小さかったころからの彼女の癖なの。そこを修正すると、大らかでキレのいい動きになる。
アレグロは、彼女は現在のところはそんなに高い跳躍をするタイプではないけれど、着地のときのドゥミ・プリエをしっかり押さえられるようになって安定したジャンプを続けられるようになったのよね。
よしよし、いいプリエだ、と思って見ていたら、
「あやっ 脚が勝手に…っ」
パ・ドゥ・シャしちゃったねぇ
んじゃ、アンシェヌマンをちょっと変えてパ・ドゥ・シャを入れてみよう
カウントの指定と簡単な見本を見せると、彼女はスグに新しいアンシェヌマンを動き始める。
実際、ゆったりしたエレガントぉ~な動きよりキレのいいシャキシャキしたアンシェヌマンが好きなのよね、彼女は。
ときどき見かけるんだけど、バレエ・ジュニアが嵌るうねぇ~くねぇ~とした表現してるつもり病にリナはまったく罹っていなくて、メソッド通りの無駄のないメリハリのある動きが出来るように育ってくれた
私自身がどちらかというと男性的な身体の動きで身体のキレに拘って踊りをするほうだから、多少はその影響があるんだろうとは思う。ちょいと似てきたなぁ、と思うことがたびたびあるし…。
大事な生徒が自分に似てきた、というのは本当に嬉しいことなんだけどさ…。
ちょっとはお嬢様らしいたおやかな動きも見せられるようになってくれると、もぉっと嬉しいなぁ…
昨日は体験レッスンに来て下さった方もいて楽しいレッスン
まずはグラン・プリエから。
1番ポジシオンでの《ドゥミ・プリエ2回+グラン・プリエ1回》を始めたリナに目を向けると
「あれ、音の掴み方がイソナ(=1番弟子)に似てるなぁ…」
ってことは私に似てるってことだけど…。
足の裏 全体でしっかり床を押して正確なプリエが出来るようになったね
次のスロー・テンポのバットマン・タンジュでは
「う~ん、足の使い方が私に似ているなぁ…」
足の指の関節の1つ1つに注意を向けて足を動かしているのがよく分かる。
近頃は背が伸びた、というよりも脚が伸びたからね、下半身が健康で美しいラインに成長しつつあって、足首の伸びがキレイなのが嬉しいなぁ…
バットマン・デガージェを2パターン、ロン・ドゥ・ジャンブをして、バットマン・フォンデュと進めていきながらリナの動きやトルソーのコントロールをさりげなくチェックする。
「よしよし、トルソーの中心軸がブレなくなったわね。お、アームスのポジシオンがイソナに似てきたなぁ」
アームスのポジシオンが高いのは私の癖でもある。
バー・レッスンのそれぞれのアンシェヌマンの間ア・ラ・スゴンド(=横)に上げておかなければならない腕が、ほとんど揺れたりポジシオンを外したりすることがなくなった。さらに言えば、ア・ラ・スゴンドの位置がほぼ肩の高さくらいで高い ちょっと辛い高さだけど、リナはそのポジシオンが崩れなくなったのね…
そしてバー・レッスン最後のグラン・バットマン。
前と横は片手をバーに置いて思いっきり脚を上げる 後ろは両手をバーに置いて上がるところまで上げる
「リナ、あとちょっとで180度にとどくよ」
というと、本人はいたって冷静な表情で
「なるほど…」
センター・レッスンではポール・ドゥ・ブラを1箇所注意。これは小さかったころからの彼女の癖なの。そこを修正すると、大らかでキレのいい動きになる。
アレグロは、彼女は現在のところはそんなに高い跳躍をするタイプではないけれど、着地のときのドゥミ・プリエをしっかり押さえられるようになって安定したジャンプを続けられるようになったのよね。
よしよし、いいプリエだ、と思って見ていたら、
「あやっ 脚が勝手に…っ」
パ・ドゥ・シャしちゃったねぇ
んじゃ、アンシェヌマンをちょっと変えてパ・ドゥ・シャを入れてみよう
カウントの指定と簡単な見本を見せると、彼女はスグに新しいアンシェヌマンを動き始める。
実際、ゆったりしたエレガントぉ~な動きよりキレのいいシャキシャキしたアンシェヌマンが好きなのよね、彼女は。
ときどき見かけるんだけど、バレエ・ジュニアが嵌るうねぇ~くねぇ~とした表現してるつもり病にリナはまったく罹っていなくて、メソッド通りの無駄のないメリハリのある動きが出来るように育ってくれた
私自身がどちらかというと男性的な身体の動きで身体のキレに拘って踊りをするほうだから、多少はその影響があるんだろうとは思う。ちょいと似てきたなぁ、と思うことがたびたびあるし…。
大事な生徒が自分に似てきた、というのは本当に嬉しいことなんだけどさ…。
ちょっとはお嬢様らしいたおやかな動きも見せられるようになってくれると、もぉっと嬉しいなぁ…