昨日のお天気も今日と同じように“風薫る5月”という表現がぴったりだった。
お天気がいいとレッスンのノリもいいような気がするのはいつものこと。レッスン用CDもいつも使っているのから、ちょっと大人っぽい、アメリカのピアニストのレッスン曲に変えてみた。
グラン・プリエからロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールまで順調に進む。
次はバットマン・フォンデュ。順番を説明するための見本をみせてから
「リナは2セット目はルルヴェでね」
「んあ゛~ぃ」
おっ、珍しく“イヤ”と言わないな
脚の伸ばし方、下し方、5番ポジシオンへの引きつけ方を丁寧に気を付けながら一つ一つの動きをきちんとまとめている様子が、後ろから見ているとよく分かる。うん、いいわよぉ、その調子
バットマン・フォンデュの次のつぎ、ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール。
先週まで練習していた順番ではなく、ちょっとだけレヴェルを上げよう、と説明しながら見本を見せた途端、
「うええ~、それはイヤだぁ~」
いいや、きちんとやりなさい、その代り今日はルルヴェなしでいいから、というと“承知した”という表情になる。
口では“ヤだぁ”というんだけどその動きは、足首がきれいにきれいに伸びて見ていて気持ちがいいくらいよ
グラン・バットマンまでバー・レッスンを終わりちょっと休憩。
午前中は学校で授業があったサエはちょっと眠そうな顔をしてる。
さぁ、センター・レッスンを始めましょう。
バットマン・タンジュをしてルルヴェ&タン・ルヴェをしてアッサンブレ。
アッサンブレのアンシェヌマンをまずは1回音楽に合わせて練習。そのあとサエとリナそれぞれの動きで問題のあるところを手直し。もう一度音楽に合わせて練習。
う~ん、リナの動き、悪くはないんだけど、ポイントのところが私が見たい動きになってないんだなぁ…。
「リナ、ここのタン・ルヴェからエファセに方向を変えるところはねぇ、アン・ファスで真っ直ぐに跳び上がって空中でシャンジュマンのバチュゥをするように脚を使ってから、着地の瞬間に向きを変えるのよ」
ホラ、こんなふうに…、とやってみせると、
「えええ゛~ それはムリ…」
出たな、やっぱり。
ムリじゃないでしょ、こうやるのよ、ともう一度やって見せて
「ねっ、こうやれば出来るでしょ、ワタクシに出来ることはみんなが出来るようになってんの」
というと
「ええ゛~、出来ないよぉ~。センセイは人間じゃないからぁ…」
にゃにぃ~
とにかくやってごらんなさい、ちゃんと出来るわよ、と促すと
「んん~、なぁんかキジュンが違うんだよねぇ~」
おや、随分むずかしいコトバを覚えてきたじゃないか…
音楽を流すと……、うん、ソレだ、そのコントロール よぉしよし
アッサンブレのアンシェヌマンの次にジュテのアンシェヌマン、ピルエットの練習とレッスンは進み、最後のグラン・アレグロ。
初めてフェッテ・ソテに挑戦してもらいましょう
「いい?ちょっと見ててね…。プレパラシオンは左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァンのクロワゼ、そこからトンベで左脚に踏み込んで跳び上がる、そのときトルソーはアン・ファスで右脚はア・ラ・スゴンドにバットマン…。で左に向きを変えて左脚で着地、右脚はアラベスク…。わかった?ア・ラ・スゴンドのアン・ファスで跳び上がったときはアームスはアン・オーよ」
と動きを分解して説明しながら見本を見せる。
それから二人の前に立って一緒に右→左→と練習。
そしてアンシェヌマン全体を説明しながら見本を見せる。
1回音楽に合わせて軽くマーキングしてから、はい、一人ずつどうぞ。
それぞれの足りないところやきちんと出来ていないところを注意したり手直ししたりしてから、はい、もう一度
さらに手直しをしたり注意をしたりして、はい、もう一度
同じように左側も…
そして最後の最後。
「はい、リナ。頑張って、ア・ラ・スゴンド・フェッテ」
「え゛え゛ぇぇ~、まだやるのぉ~」
ったりまえだ…っ。
それでも最後まで丁寧にきちんとコントロールしようとしているのがよく分かる、いい動きだった
みんなでポール・ドゥ・ブラをしてレッスンは終わりです。
毎週毎週、幸せな土曜の午後である、ふん ふん ふん
お天気がいいとレッスンのノリもいいような気がするのはいつものこと。レッスン用CDもいつも使っているのから、ちょっと大人っぽい、アメリカのピアニストのレッスン曲に変えてみた。
グラン・プリエからロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールまで順調に進む。
次はバットマン・フォンデュ。順番を説明するための見本をみせてから
「リナは2セット目はルルヴェでね」
「んあ゛~ぃ」
おっ、珍しく“イヤ”と言わないな
脚の伸ばし方、下し方、5番ポジシオンへの引きつけ方を丁寧に気を付けながら一つ一つの動きをきちんとまとめている様子が、後ろから見ているとよく分かる。うん、いいわよぉ、その調子
バットマン・フォンデュの次のつぎ、ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール。
先週まで練習していた順番ではなく、ちょっとだけレヴェルを上げよう、と説明しながら見本を見せた途端、
「うええ~、それはイヤだぁ~」
いいや、きちんとやりなさい、その代り今日はルルヴェなしでいいから、というと“承知した”という表情になる。
口では“ヤだぁ”というんだけどその動きは、足首がきれいにきれいに伸びて見ていて気持ちがいいくらいよ
グラン・バットマンまでバー・レッスンを終わりちょっと休憩。
午前中は学校で授業があったサエはちょっと眠そうな顔をしてる。
さぁ、センター・レッスンを始めましょう。
バットマン・タンジュをしてルルヴェ&タン・ルヴェをしてアッサンブレ。
アッサンブレのアンシェヌマンをまずは1回音楽に合わせて練習。そのあとサエとリナそれぞれの動きで問題のあるところを手直し。もう一度音楽に合わせて練習。
う~ん、リナの動き、悪くはないんだけど、ポイントのところが私が見たい動きになってないんだなぁ…。
「リナ、ここのタン・ルヴェからエファセに方向を変えるところはねぇ、アン・ファスで真っ直ぐに跳び上がって空中でシャンジュマンのバチュゥをするように脚を使ってから、着地の瞬間に向きを変えるのよ」
ホラ、こんなふうに…、とやってみせると、
「えええ゛~ それはムリ…」
出たな、やっぱり。
ムリじゃないでしょ、こうやるのよ、ともう一度やって見せて
「ねっ、こうやれば出来るでしょ、ワタクシに出来ることはみんなが出来るようになってんの」
というと
「ええ゛~、出来ないよぉ~。センセイは人間じゃないからぁ…」
にゃにぃ~
とにかくやってごらんなさい、ちゃんと出来るわよ、と促すと
「んん~、なぁんかキジュンが違うんだよねぇ~」
おや、随分むずかしいコトバを覚えてきたじゃないか…
音楽を流すと……、うん、ソレだ、そのコントロール よぉしよし
アッサンブレのアンシェヌマンの次にジュテのアンシェヌマン、ピルエットの練習とレッスンは進み、最後のグラン・アレグロ。
初めてフェッテ・ソテに挑戦してもらいましょう
「いい?ちょっと見ててね…。プレパラシオンは左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァンのクロワゼ、そこからトンベで左脚に踏み込んで跳び上がる、そのときトルソーはアン・ファスで右脚はア・ラ・スゴンドにバットマン…。で左に向きを変えて左脚で着地、右脚はアラベスク…。わかった?ア・ラ・スゴンドのアン・ファスで跳び上がったときはアームスはアン・オーよ」
と動きを分解して説明しながら見本を見せる。
それから二人の前に立って一緒に右→左→と練習。
そしてアンシェヌマン全体を説明しながら見本を見せる。
1回音楽に合わせて軽くマーキングしてから、はい、一人ずつどうぞ。
それぞれの足りないところやきちんと出来ていないところを注意したり手直ししたりしてから、はい、もう一度
さらに手直しをしたり注意をしたりして、はい、もう一度
同じように左側も…
そして最後の最後。
「はい、リナ。頑張って、ア・ラ・スゴンド・フェッテ」
「え゛え゛ぇぇ~、まだやるのぉ~」
ったりまえだ…っ。
それでも最後まで丁寧にきちんとコントロールしようとしているのがよく分かる、いい動きだった
みんなでポール・ドゥ・ブラをしてレッスンは終わりです。
毎週毎週、幸せな土曜の午後である、ふん ふん ふん