アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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植物のエナジー…♪

2011-05-18 11:02:11 | Weblog
万能葱の切れ端を鉢に植えたら新芽が伸びて、なんと葱坊主まで出たっ、とご紹介しましたが
                    
成長が止まったらしい葱の葉の部分は収穫して刻み冷凍庫へ。葱坊主がついているものだけ残しておいたら
               
花が咲きました
葱の花をよぉ~く見るのは初めて。
雄蕊だか雌蕊だかを伸ばした小さな小さな花が集まってボールのようになっているんですね。妖精のピンクッションみたいだな、と思いました。
そして世界最小の麦畑は稔りの時期が近づいていて、全体が麦わら色に変わりつつあります。
                    
そしてこの麦には素敵なことが…。
丈高く育っていた1本が、1か月ほど前に強風に煽られた洗濯物にはたかれて折れてしまったんです
接ぎ木のようにくっつけることも出来ないし、諦めるしかないわね。
それから10日ほど経ってふと見てみれば、その折れた麦の根本から2本、新しい芽が伸びてきていました
その新芽たちは頑張りに頑張って、2週間ほどでなんと実を抱くようになったの
                    
いまでは僅かに6粒だけど、ちゃんとひげも伸ばして稔りの時を待っています。
この逞しさ。
昔、“麦踏”という行為のことを耳にしたことがあります。
麦を蒔き、芽が出てその芽がある程度伸びると、全部をしっかり踏みつける。そうすると踏みつけられて折れ、倒れたところから強い芽が出て良い麦が育つ。
とそういうことだったと記憶しています。
あぁ、こういうことなのか、と目の当たりにする思いでした。
もともとの麦が予期せぬことで折れて稔りの時を迎えられなくなった麦が、ちゃんと稔るために大急ぎで芽を出し成長し、実をつけたんでしょうね。
ベランダに置いた小さな小さなプランターの中だけど、自然の生命力って凄いな、と上手く言葉には出来ない心に響くようなものを感じました。
そしてもう一つ。
一昨年頂いた胡蝶蘭、美しい花を楽しんだあとは葉が枯れるわけでもないので、そのまま観葉植物代わりに置いておいたんです。たまぁに水やりをするくらい。
で、ゴールデン・ウィーク中にふと見ると、なんとなく根本が膨らんでいる…わよね…。
とそのままにしておいたら、これまたにゅわぁんと
              
花芽が出来ました それも二つも
ううっ、これからどう世話をすればよいのやら、また本屋に行って立ち読みです
ふぅ~ん…、麦が稔り、葱坊主には花が咲き、胡蝶蘭にも花芽が出た……うう~ん。
そうなると、私ももう一花咲かせたいなぁ…、咲くかなぁ…
とんだ姥桜か、徒花か……、ふふん
コメント
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