「うぅ~ん…やっぱりもう秋の風ですねぇ…」
トモコさんが気持ちよさそうに言った。
通り抜けていく風を感じながらのエクササイズ。
エクササイズ・メニューが進むにしたがって汗ばむけど、涼しい風のお蔭でさらりと乾いていく。
うぅ~ん、好いねぇ~…………ん゛… こっ、これは…
「…やきとりの匂いがするぅ~~~」
「…あ…ほんとだぁ、するする…」
「あぁ、近くに焼肉屋もありますもんね…」
気のせいか一気にお腹が空いたような…、なんとも無粋なことじゃなぁ…
ま、まぁいい…レッスンだ、レッスン…
今年は冷房の下で冷え過ぎってことはあまりなかったかもしれないけど、逆に汗のかき過ぎで体が冷えてしまった、なんてことがあるかもしれない。暑さのせいで疲れて代謝が落ちているってこともあるわね。
お腹や腿の大きな筋肉をしっかり動かして体温を上げることで、代謝が活発になるように少し刺激しましょう。
はい、仰向けのまま、お尻が床から離れないところまで、そしてお膝が曲がらないところまで両脚を揃えて上げましょう。90度が理想ですが無理しないでね。
では上げた脚の付け根から両外に向かってぐるるっと回して開きます。
次にお膝は伸ばしたまま足首をしっかり曲げます。
はい、いきますよぉ~…、
開いて→右前に閉じて→開いて→左前に閉じて→開いて→右前→開いて→左前→…→…→…
はい、ちょっと休憩……、じゃ、いきますよぉ~
そらっ、ワン→ツゥ→スリィ→フォォ→ファイヴ→シィックス→セヴン→エイッ→…→…→…→…
「くはっ…膝が曲がりそう…」
「んん~、ウチモモに…っ」
ラストぉ…、ワン→ツゥ→スリィ→フォォ→ファイヴ→シィックス→セヴン→エイッ
よぉぉ~し、OKでぇす
「たはぁ…」
「いやぁぁぁ、ウチモモからお腹からお尻まで全部に効いたかんじぃ…」
「うん、ウチモモには大きいいろんな筋肉があるからね、それをお腹の筋肉と連動させてしっかり動かしたのよ。骨盤から上の上体をしっかり支えるには足腰が丈夫じゃないといけないけど、そのためにはまずウチモモを強くしないと…。それにさぁ、ふよふよゆるゆるのウチモモなんてカッコ悪いじゃん」
「わぁ~、ゆるゆるのウチモモなんてヤですねぇ…」
そしてもう一つ、股関節を強く柔軟にするエクササイズ。
これは言ってしまえばクラシック・バレエの基本レッスンで必ず行う2番ポジシオンのプリエ。
はい、自分の足1足半くらいに脚を開いて骨盤を真っ直ぐに立てたまま、お膝も伸ばしたまま、両脚をそれぞれ外に向けて回しましょう。
骨盤が前傾していませんか?お膝が曲がっていませんか?
よしっ、じゃぁいきますよぉ~…。
ゆっくりお膝を曲げてぇ→曲げてぇ→曲げてぇ→ストップ→伸ばしてぇ→伸ばしてぇ→伸ばしてぇ→ストップ→ワン→ツゥ→スリィ→フォォ→ファイヴ→シィックス→セヴン→エイッ→…→…→…→…
「ふはぁぁぁ…、自然にお尻が引きあがるかんじぃ…」
それがきちんと出来るようになったら、肩幅くらいに脚を開いて、お尻が膝の高さになるくらいまでお膝を曲げると、さらに運動量が上がって筋トレになるからね
「う~ん、これは効くっ…強くなれそう…」
最後にメグちゃん曰く。
「ターン・アウトをすると、お尻に“ぎゅっ”と不自然な力をいれなくても、自然に高いところに“おにく”が集まっていく感じがする」
そうです、それが正解です
ハート型 のお尻を目指しましょう
なんかさ、激しく後ろ腿のほうに流れおちたお尻にはなりたくないじゃない
トモコさんが気持ちよさそうに言った。
通り抜けていく風を感じながらのエクササイズ。
エクササイズ・メニューが進むにしたがって汗ばむけど、涼しい風のお蔭でさらりと乾いていく。
うぅ~ん、好いねぇ~…………ん゛… こっ、これは…
「…やきとりの匂いがするぅ~~~」
「…あ…ほんとだぁ、するする…」
「あぁ、近くに焼肉屋もありますもんね…」
気のせいか一気にお腹が空いたような…、なんとも無粋なことじゃなぁ…
ま、まぁいい…レッスンだ、レッスン…
今年は冷房の下で冷え過ぎってことはあまりなかったかもしれないけど、逆に汗のかき過ぎで体が冷えてしまった、なんてことがあるかもしれない。暑さのせいで疲れて代謝が落ちているってこともあるわね。
お腹や腿の大きな筋肉をしっかり動かして体温を上げることで、代謝が活発になるように少し刺激しましょう。
はい、仰向けのまま、お尻が床から離れないところまで、そしてお膝が曲がらないところまで両脚を揃えて上げましょう。90度が理想ですが無理しないでね。
では上げた脚の付け根から両外に向かってぐるるっと回して開きます。
次にお膝は伸ばしたまま足首をしっかり曲げます。
はい、いきますよぉ~…、
開いて→右前に閉じて→開いて→左前に閉じて→開いて→右前→開いて→左前→…→…→…
はい、ちょっと休憩……、じゃ、いきますよぉ~
そらっ、ワン→ツゥ→スリィ→フォォ→ファイヴ→シィックス→セヴン→エイッ→…→…→…→…
「くはっ…膝が曲がりそう…」
「んん~、ウチモモに…っ」
ラストぉ…、ワン→ツゥ→スリィ→フォォ→ファイヴ→シィックス→セヴン→エイッ
よぉぉ~し、OKでぇす
「たはぁ…」
「いやぁぁぁ、ウチモモからお腹からお尻まで全部に効いたかんじぃ…」
「うん、ウチモモには大きいいろんな筋肉があるからね、それをお腹の筋肉と連動させてしっかり動かしたのよ。骨盤から上の上体をしっかり支えるには足腰が丈夫じゃないといけないけど、そのためにはまずウチモモを強くしないと…。それにさぁ、ふよふよゆるゆるのウチモモなんてカッコ悪いじゃん」
「わぁ~、ゆるゆるのウチモモなんてヤですねぇ…」
そしてもう一つ、股関節を強く柔軟にするエクササイズ。
これは言ってしまえばクラシック・バレエの基本レッスンで必ず行う2番ポジシオンのプリエ。
はい、自分の足1足半くらいに脚を開いて骨盤を真っ直ぐに立てたまま、お膝も伸ばしたまま、両脚をそれぞれ外に向けて回しましょう。
骨盤が前傾していませんか?お膝が曲がっていませんか?
よしっ、じゃぁいきますよぉ~…。
ゆっくりお膝を曲げてぇ→曲げてぇ→曲げてぇ→ストップ→伸ばしてぇ→伸ばしてぇ→伸ばしてぇ→ストップ→ワン→ツゥ→スリィ→フォォ→ファイヴ→シィックス→セヴン→エイッ→…→…→…→…
「ふはぁぁぁ…、自然にお尻が引きあがるかんじぃ…」
それがきちんと出来るようになったら、肩幅くらいに脚を開いて、お尻が膝の高さになるくらいまでお膝を曲げると、さらに運動量が上がって筋トレになるからね
「う~ん、これは効くっ…強くなれそう…」
最後にメグちゃん曰く。
「ターン・アウトをすると、お尻に“ぎゅっ”と不自然な力をいれなくても、自然に高いところに“おにく”が集まっていく感じがする」
そうです、それが正解です
ハート型 のお尻を目指しましょう
なんかさ、激しく後ろ腿のほうに流れおちたお尻にはなりたくないじゃない