「ポワン・タンジュからドゥミ・プリエに移行するところ、あのね、ちょっとイメージを変えてみて…、いいですか…?」
ドゥヴァンで説明するね。
ポワン・タンジュして、後ろから腰を前に押し出されたときに、タンジュの足にストッパーが掛かっていなければ、するするする…っとどんどん前に滑り出していっちゃうだけだわね。
でも、タンジュした爪先にはストッパーが掛かっていると前に滑らせることは出来ない。だから後ろから腰を押し出してくる力と融合するためにドゥミ・プリエをする。
プリエに踏み込むことはしゃがむことではないと教えてきたから、こんどは何故プリエするのか、を考えて動いてごらん
… … … … … … … …
ん、メグちゃん、プリエに踏み込むときにお尻を振らずに出来たじゃない
おぉ、ミクちゃん、2番プリエからポワン・タンジュに戻るところ、タイミングもバランスも今回のは花丸よぉ
「……」
バットマン・フォンデュのあとルルヴェ・ランの基本の《基》を練習。
ミクちゃんは先月末、マン・トゥー・マンのときに練習したけどメグちゃんは初めてだからちょっと説明するね。
鏡の方を向いて両手後ろ手にバーを持って1番ポジシオン。
右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→ ゆっくり脚を上げていく→ ゆっくり下ろし1番ポジシオン
気を付けることは
ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドのときの骨盤の位置や角度を変えずに脚をあげること
爪先が床を離れるのに従って、骨盤が軸脚側に移動したり、動作脚側の骨盤が下がったりしてはいけません。
骨盤の高さが1番ポジシオンのときの高さよりも低くならないように気を付けましょう。
動作脚を90度以上に上げると骨盤が傾斜(動作脚側が高く)しますが、トルソーごと軸脚の方に落ちてはいけません。
骨盤が軸脚側に落ちてしまうと動作脚側の腰回りの筋肉が縮み、結果的に脚を上げることが難しくなります。
動作脚の高さが高くなるにつれて骨盤に傾斜が起こるのですから、脚より先に骨盤を動かさないように気を付けましょう。
… … … … … … … …
おぉぉ、ミクちゃん、先月練習したことがちゃんと出来るようになってるじゃないのぉ、いいわよぉ
「……」
「あのね、脚を上げていくというのは、動作脚の爪先で円周をなぞっていくようなイメージなのよ。軸がズレたり骨盤の位置がズレたりするとキレイな円ではなくなるでしょう?そんな脚の上げ方をしてはダメなの。ほら、円周を何回なぞっても直径になる中心軸が移動することはないでしょ?だからね、自分自身を直径として自分の周りに大きな円をイメージするといいのよ」
すると、ミクちゃんがポン とバットマンを…。
「それ そのライン いまのコントロールが正しい」
「……」
ではセンター・レッスン。
まずバットマン・タンジュの練習をして、そして。
「ミクちゃんにはキッズの頃に教えたことがある。メグちゃんは初めてだから一緒にゆっくりやってみようね」
左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-右脚ドゥミ・プリエ→左脚にトンベしてピケ、右脚ルティレ→右脚ドゥミ・プリエ、左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→左脚ルルヴェ、右脚バロネ→右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール、左脚ドゥミ・プリエ⇒右脚にトンベしてピケ、左脚ルティレ→左脚ドゥミ・プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右脚ルルヴェ、左脚バロネ→左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール、右脚ドゥミ・プリエ⇒…………
どぉ?思い出した?
「……」
では音楽に合わせてどうぞ
… … … … … … … …
あぁ、メグちゃん、焦らない、焦らない。右側も左側もそれぞれの動きはちゃんと出来てるんだから、慌てないこと。
ミクちゃんはちょっとアンシェヌマンを練習しよう。
右脚前ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ⇒右脚ピケ-左ルティレ→右脚前ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ→右脚ピケ-左ルティレ→右脚ドゥミ・プリエ、左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→左脚にトンベしてピケ、右脚ルティレ→右脚ドゥミ・プリエ、左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→左脚ルルヴェ、右脚バロネ→右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール、左脚ドゥミ・プリエ→左方向にパ・ドゥ・ブーレ→右脚前5番ドゥミ・プリエ→シャンジュマン・ドゥ・ピエ→左脚前5番ドゥミ・プリエ→左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン⇒…………
一緒にやってみようね、と並んで練習。
メグちゃんは基本の動きを練習。
またミクちゃんと一緒に練習。あら、ノッて来た感じねぇ、動きのキレがよくなってきた
あっ、メグちゃんは集中力が切れてグルグルになってきたな
はい、よく頑張りました、お疲れ様でした
続いて《アンチエイジング・レッスン》。
ミスターМはお仕事の都合でお休み。
ミクちゃんはクール・ダウンのストレッチを兼ねてこのクラスにも参加
いつも通りに仰向けになって腹式呼吸からスタート。
動作脚と骨盤の関係が分かるように仰向けになったままでバットマン・デガージェとグラン・バットマンの練習。
この動きは内腿の筋力アップにつながるからカヨさんにも効く。
体幹の筋力アップのメニューを変えたり、バーでのメニューにも体側の筋力アップに効果がある動きを採り入れたり、いつもとはちょっとだけメニューに変化を…
「この動きはね、ウエストの括れをキープするのにも有効だからね」
「……」
最後に重心移動のメニューでレッスン終了。
たまにはレディース専科ってのも悪くないわね。
「なぁんか静かで優雅な雰囲気だったわぁ」
昨日は期せずしてレディース・デイとなったのでした
ドゥヴァンで説明するね。
ポワン・タンジュして、後ろから腰を前に押し出されたときに、タンジュの足にストッパーが掛かっていなければ、するするする…っとどんどん前に滑り出していっちゃうだけだわね。
でも、タンジュした爪先にはストッパーが掛かっていると前に滑らせることは出来ない。だから後ろから腰を押し出してくる力と融合するためにドゥミ・プリエをする。
プリエに踏み込むことはしゃがむことではないと教えてきたから、こんどは何故プリエするのか、を考えて動いてごらん
… … … … … … … …
ん、メグちゃん、プリエに踏み込むときにお尻を振らずに出来たじゃない
おぉ、ミクちゃん、2番プリエからポワン・タンジュに戻るところ、タイミングもバランスも今回のは花丸よぉ
「……」
バットマン・フォンデュのあとルルヴェ・ランの基本の《基》を練習。
ミクちゃんは先月末、マン・トゥー・マンのときに練習したけどメグちゃんは初めてだからちょっと説明するね。
鏡の方を向いて両手後ろ手にバーを持って1番ポジシオン。
右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→ ゆっくり脚を上げていく→ ゆっくり下ろし1番ポジシオン
気を付けることは
ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドのときの骨盤の位置や角度を変えずに脚をあげること
爪先が床を離れるのに従って、骨盤が軸脚側に移動したり、動作脚側の骨盤が下がったりしてはいけません。
骨盤の高さが1番ポジシオンのときの高さよりも低くならないように気を付けましょう。
動作脚を90度以上に上げると骨盤が傾斜(動作脚側が高く)しますが、トルソーごと軸脚の方に落ちてはいけません。
骨盤が軸脚側に落ちてしまうと動作脚側の腰回りの筋肉が縮み、結果的に脚を上げることが難しくなります。
動作脚の高さが高くなるにつれて骨盤に傾斜が起こるのですから、脚より先に骨盤を動かさないように気を付けましょう。
… … … … … … … …
おぉぉ、ミクちゃん、先月練習したことがちゃんと出来るようになってるじゃないのぉ、いいわよぉ
「……」
「あのね、脚を上げていくというのは、動作脚の爪先で円周をなぞっていくようなイメージなのよ。軸がズレたり骨盤の位置がズレたりするとキレイな円ではなくなるでしょう?そんな脚の上げ方をしてはダメなの。ほら、円周を何回なぞっても直径になる中心軸が移動することはないでしょ?だからね、自分自身を直径として自分の周りに大きな円をイメージするといいのよ」
すると、ミクちゃんがポン とバットマンを…。
「それ そのライン いまのコントロールが正しい」
「……」
ではセンター・レッスン。
まずバットマン・タンジュの練習をして、そして。
「ミクちゃんにはキッズの頃に教えたことがある。メグちゃんは初めてだから一緒にゆっくりやってみようね」
左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-右脚ドゥミ・プリエ→左脚にトンベしてピケ、右脚ルティレ→右脚ドゥミ・プリエ、左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→左脚ルルヴェ、右脚バロネ→右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール、左脚ドゥミ・プリエ⇒右脚にトンベしてピケ、左脚ルティレ→左脚ドゥミ・プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右脚ルルヴェ、左脚バロネ→左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール、右脚ドゥミ・プリエ⇒…………
どぉ?思い出した?
「……」
では音楽に合わせてどうぞ
… … … … … … … …
あぁ、メグちゃん、焦らない、焦らない。右側も左側もそれぞれの動きはちゃんと出来てるんだから、慌てないこと。
ミクちゃんはちょっとアンシェヌマンを練習しよう。
右脚前ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ⇒右脚ピケ-左ルティレ→右脚前ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ→右脚ピケ-左ルティレ→右脚ドゥミ・プリエ、左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→左脚にトンベしてピケ、右脚ルティレ→右脚ドゥミ・プリエ、左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→左脚ルルヴェ、右脚バロネ→右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール、左脚ドゥミ・プリエ→左方向にパ・ドゥ・ブーレ→右脚前5番ドゥミ・プリエ→シャンジュマン・ドゥ・ピエ→左脚前5番ドゥミ・プリエ→左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン⇒…………
一緒にやってみようね、と並んで練習。
メグちゃんは基本の動きを練習。
またミクちゃんと一緒に練習。あら、ノッて来た感じねぇ、動きのキレがよくなってきた
あっ、メグちゃんは集中力が切れてグルグルになってきたな
はい、よく頑張りました、お疲れ様でした
続いて《アンチエイジング・レッスン》。
ミスターМはお仕事の都合でお休み。
ミクちゃんはクール・ダウンのストレッチを兼ねてこのクラスにも参加
いつも通りに仰向けになって腹式呼吸からスタート。
動作脚と骨盤の関係が分かるように仰向けになったままでバットマン・デガージェとグラン・バットマンの練習。
この動きは内腿の筋力アップにつながるからカヨさんにも効く。
体幹の筋力アップのメニューを変えたり、バーでのメニューにも体側の筋力アップに効果がある動きを採り入れたり、いつもとはちょっとだけメニューに変化を…
「この動きはね、ウエストの括れをキープするのにも有効だからね」
「……」
最後に重心移動のメニューでレッスン終了。
たまにはレディース専科ってのも悪くないわね。
「なぁんか静かで優雅な雰囲気だったわぁ」
昨日は期せずしてレディース・デイとなったのでした