アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドのアームス…♪

2018-04-27 10:51:45 | Weblog
それじゃぁ、グラン・アレグロ、いきましょう
順番は先週と同じだから大丈夫よね。
はい、ひとりずつ、どうぞ

うん、ユリさん、ちゃんと視線が上がってるわね、いいわよ。
ただ、ピケ-アラベスクのキレがたりないなぁぁ…。
ヤスコちゃん、ピケ-アラベスクは1番アラベスクで。
トルソーの向きがズレてるわよ。
ちょっと鏡に向かってアン・ファスでアラベスクしてごらんなさい…。
「ほら、トルソーが横をむいてるでしょ…」
「…あ゛…
左右の鎖骨を結ぶ直線と左右のトップバストを結ぶ直線、この2本の線を平行に進行方向に向けないとね
ハナエさん、ピケ・アン・ドゥダーンの最後のポゼはポワン・タンジュ・デリエール・エファセのア・ドゥ・ブラよ。
トルソーをきちんとエファセに向けて、その前方にアームスを。
下手クソな日本舞踊みたいなアームスになってはいけません。
はい、もう一度

あぁ、そうか…。
みんな最初のデヴロッペ・ア・ラ・スゴンドのときのアームスがちょっと問題なんだねぇぇ…。
あのね、普通のアン・ナヴァンから高い3番に変化するときは、単純にア・ラ・スゴンドとアン・オーにまっすぐ動かすだけだわね…。
いま練習してるク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエからデヴロッペ・ア・ラ・スゴンドをするときは、トルソーと一緒にアン・ナヴァンのアームスも少し斜めに位置が変わってるの。
そこからアン・オーに引き上げるアームスは、中心軸よりも中を通る。
右アン・オーの3番にする場合で説明するとね…、
まずアン・ナヴァンのアームスが少し左方向に寄っていて、そこからアン・オーに引き上げる右アームスは左肩に近いところを通って行く、と考えればいいの。
直線的にアン・オーに引き上げるんじゃなくて、曲線を描くイメージね
みんな、鏡に対してアン・ファスでク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエをしてみて。
アン・ナヴァンのアームスは少し左に寄せる。
そこから真っ直ぐ斜め上のアン・オーのポジシオンに右アームスを引き上げてごらん…。
「…あ゛…
ほらね、それがいつも注意してる“枯れ木に花を咲かせましょぉぉ”のアームスよ。
カッコ悪いでしょ
じゃぁ、鏡を見ながら、自分の顔の左頬を指先が撫ででいくラインを描いてごらん…。
「…お…っ
ほぉら、トルソーと脚の動きとアームスの動きがきちんとまとまったでしょ
そのアームスの動き、ラインを大事にしましょうね
そして、デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドをきちんと見せるようにしましょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする