アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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振り付けのこと…♪

2022-02-25 09:36:05 | Weblog
ホール発表会であったりスタジオ発表会であったり、担当するクラスのみなさんに振り付けをする機会は決して少なくはありません。
今年は9月にホール発表会が予定されていますし
振り付け云々の前にまず作品をどうするか考えます、クラス全員でアンサンブルを1曲にするか、全員にソロを踊ってもらうか、アンサンブル+ソロとするか、さらにはオリジナルを創作するか、既存の作品に挑戦してもらうかなど、生徒のみなさんのレヴェルに応じてどうするかを判断します。
それからわたくしが大事にしていることは、
生徒それぞれがちょっと頑張れば、ちょっと+もう一息くらい頑張ればきちんと踊れる作品を選ぶ
ということです
アントルシャ・カトルも満足に出来ないのにグラーンを踊れるわけがない
パス・ピエやパ・ドゥ・シュバルも出来ないのにキトリを踊れるわけがない
それが分かっていながらそういうソロを押し付けて無理をさせたら、生徒はヨタヨタガクガクフラフラのまま1曲終わって達成感は得られないでしょう。
だから“ちょっと+もう一息くらい頑張れば”を前提にして選曲します。
今回は既存のヴァリエーションをそれぞれ1曲と全員でオリジナルのアンサンブルを1曲です。
既存のヴァリエーションの場合は“振り付け”ではなく“振り移し”ですから、まずはわたくし自身が振り付けを覚えなければなりません。
手元のDVDを観ながら順番を覚え、同時にその曲を踊る予定の生徒のことを思い浮かべながら、パの変更が必要かどうかも考えます。
変更が必要ならどんなパやアンシェヌマンにするかイメージを作りながら覚えますが、原振り付けの雰囲気や世界観を壊さないようにということは大事にしています。
もう少し暖かくなったら、振り移しを始めます

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