アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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水曜日のアンシャンテ ― プレパラシオンを大事に…♪

2022-10-13 10:52:02 | Weblog
センター・レッスンは定番のポール・ドゥ・ブラから。
もう1番から4番まで順番は覚えたね、大丈夫ね、では…。
「あのぉ、当面の間はセンセイのアームスを完コピするって話だったんですけど…、コピーする元がないと…
「あ゛、そういえばそうだったね、はいはい」
というわけで3人から見えやすいところに立って一緒に練習。
鏡越しにみんなのアームスを見ていると、コピーする云々とは関わりなくポジシオンやラインがキレイになってきています
やはり難しいのは4番で、4番アラベスクのアームスに変化したところでトルソーが崩れがち。
中心軸からズレて傾いたり、片方のウエストのところで縮んだり、後ろに伸ばしたアームスの肩が上がったり、手先が捩じれたり
「棒に刺さったちくわがあるじゃない、例えるならトルソーと中心軸の関係ってソレ。ちくわを回すと棒に沿って回るでしょ、どこかが棒から外れたりとか歪になったりとかしないでしょ。トルソーをツイストするのもそのイメージ
ポール・ドゥ・ブラのあとバットマン・タンジュ、プティ・ソテ、アッサンブレなどを練習、それからグラン・ワルツやグラン・アレグロのプレパラシオンだけを練習しました。
プレパラシオンにもちゃんとカウントはあるしポジシオンもあり見せ方もあります、そこでジタバタしてアンシェヌマンの初っ端から大崩れなんてことにならないよう、ソコだけしっかり練習しましょう。
右脚アティチュード・ア・テール・アン・ファス→右後ろ4番ドゥミ・プリエ、上体を少し前傾させてアームスをアン・ナヴァンに→右脚に重心移動して左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン、右アームスを上げた高い3番→左脚から2歩前進して左脚アティチュード・ア・テール→左後ろ4番ドゥミ・プリエ、上体を少し前傾させてアームスをアン・ナヴァンに→左脚に重心移動して右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン、左アームスを上げた高い3番→…………
これだけですが、大事なポイントがいろいろありますよ。
4番ドゥミ・プリエは中途半端に膝を曲げただけにならないように
ドゥミ・プリエと同時に上体を軽く前傾させますが背中が丸くならないように
高い3番のアームスはポール・ドゥ・ブラ4番の最初のポジシオンと同じ
2歩進むその2歩目できちんとアティチュード・ア・テールのポゼを見せること
では音楽でどうぞ

うん、そうそう、いいですよ
慌てずに落ち着いて、プレパラシオンもアンシェヌマンの一部ですからね。
グラン・ジャンプなど派手なパに捉われがちですが、プレパラシオンや繋ぎの部分などちょっとしたことを丁寧に動くことで踊りの見え方が違ってきますよ
コメント
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