アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

跳びましょうね…♪

2014-01-24 10:25:49 | Weblog
昨日はカルチャーセンターでの『大人のバレエ』クラスのレッスンでした。
稽古初めの日に新メンバーを迎えたので、さらに活気のあるクラスになりました。
新入生のヒトミちゃんは、中学の時から部活でソフトボールをやっているという高校2年生の明るく活発なスポーツ女子です。
ずっとスポーツを続けているだけあって身体の動きは悪くないし、柔軟性もあり理解も早い
バー・レッスンの順番の見本を見せるときにはいつも、正しいトルソーのアライメントや重心の位置についてその都度説明をするようにしていますが、ヒトミちゃんは、バレエの動きをするときに身体がどんな風に動くのか、にも関心があるみたい。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの順番を説明した後、
「ちょっと鏡に映る私の脚をみていてね…。ポワン・タンジュ・ドゥヴァンのときカカトは鏡に映らないでしょ ア・ラ・スゴンドのときも、ほら、映らないわね…。デリエールのときも映らないの。これがバレエでの脚の動き」
「わぁぁぁぁ~…
その後は鏡に映る自分の脚に注目しながら練習。
グラン・バットマン・デリエールでもみょぉぉ~んと脚が上がるんだけど、トルソーのコントロールが…
「あのね、脚を上げるときに上体が反ってしまうとウエストの後ろ側が縮んで腰を痛める原因になるの。だからね、トルソーは斜め前方に引っ張り上げるつもりで、バットマンする脚と背中とで引っ張りあうイメージで脚をあげるのよ」
「…はい…
その後のグラン・バットマン・デリエールではしっかり背中が伸びた状態で脚が上がったわね
センター・レッスンではまずバットマン・タンジュの練習をして、次にタン・リエの練習。
ユキさん&マユミさんはプティ・デヴロッペを丁寧に。
ひょいっと膝が浮き上がるような“デヴロッペ擬き”にならないように気を付けましょう。足の裏と足指でしっかり床を撫でるように足先を使いましょう。
センター・レッスンの最後にグラン・アレグロ、先週と同じアンシェヌマンでね。
ユキさんから一人ずつ

う゛~ん、みんな順番は合ってるんだけど、“跳ぶ”っていう意味が分かってないんじゃないかな
「ねぇ、パ・ドゥ・ブーレ-グリッサードの部分は何のためにあると思う?」
その次のアッサンブレを大きく跳ぶための助走なのよ。
パ・ドゥ・ブーレ-グリッサードが大きくて、アッサンブレがそれより小さくチョン…っていうんじゃぁ、それはバレエじゃないわ。
後半のグラン・ジュテ・アン・ナヴァンもそう。
シャセ-グリッサード-ジュテ・アン・ナヴァン
というのはバレエじゃないわよぉ。
はい、ヒトミちゃんは先週練習したアラベスク・ソテをどうぞ

お、いい感じだわ。
それじゃぁシャセを組み入れましょう。
アラベスク・ソテ→アラベスク・ソテ→シャセ→アラベスク・ソテ→…
まず一緒に練習。
よし、それじゃぁ一人でやってごらんなさい

うん、初めてにしては上出来上出来
お疲れ様でした、のあともみんなそれぞれにグラン・ジュテの練習をしてました。
踏み切るタイミング、バットマンのタイミングのコツをつかめればキレイに大きく跳べるようになりますよ
コメント
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