アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

早咲き…♪

2022-03-11 10:06:31 | Weblog
自由が丘まで出かける時には徒歩です。
時間にして15分強くらいだし、のぉ~んびり歩いても20分はかからないし
昨日もいつもの道の途中に見事な梅を咲かせているお庭がいくつもあって、ちょっと足を止めて眺めたりしました。
古刹の参道入り口付近の桜も、蕾がずいぶん膨らんできたようです。
そして自由が丘駅南口を出て1本はいったところは桜が植えられた遊歩道です。
この遊歩道の端っこ、九品仏よりの一番端っこで、

               

1本だけ、桜が咲いていました
他の樹とは種類が違うんでしょうかね、早咲きの桜のようです。
抜けるような青空、とはいかなかったけれど薄曇りの空の下の桜もまた美しい。
今月末頃には遊歩道全体で満開になるかな…
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水曜日のアンシャンテ ― 振り移しの準備は整った…♪

2022-03-10 10:12:47 | Weblog
バー・レッスンのあと換気をしたりお水を飲んだりしてセンター・レッスン。
バットマン・タンジュのアンシェヌマンから
その終盤に、
クロワゼ5番プリエ→ジュテ・ドゥヴァン-ルルヴェ→クロワゼ4番プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→エファセの大きい4番→ピルエット・アン・ドゥダーン⇒…………
と2つ、ピルエットを組み入れたんだけどさ…。
ピルエット・アン・ドゥオールのプレパラシオンは4番ドゥミ・プリエ、ピルエット・アン・ドゥダーンのプレパラシオンは大きい4番
クロワゼとエファセは、軸脚が同じなら方向が変わる
という基本の基の《基》が3人とも習得できていないんだねぇ。
ジュテ・ドゥヴァン-ルルヴェのあとの4番プリエは両足の感覚が無駄に広いし、エファセの大きい4番は下りる方向も骨盤のむきもズレている。
「あのねぇ、ひとつひとつコントロールしないと…、なりゆきまかせ・行き当たりばったりは ですよ」
そのあと1番ポジシオンのプリエとルルヴェ、タン・ルヴェのシンプルなアンシェヌマンで足慣らし。
それから振り移し予定のヴァリエーションのなかのアンシェヌマンを抜き稽古
まず一つ目、アッサンブレ→シソンヌ・ドゥ・コテ→シソンヌ・アン・トゥールナン→を練習したあと、ジュテ・アントゥルラセのあとのグリッサード→パ・ドゥ・シャ→大きい4番→までを練習。
クロワゼ・アラベスク・ピケ→ジュテ・アントゥルラセ→グリッサード・アン・ナヴァン→パ・ドゥ・シャ→大きい4番クロワゼ
一部を細かく分解して説明するとね、
ジュテ・アントゥルラセはクロワゼ・アラベスク(=左脚アラベスク、右脚プリエ)で着地→アラベスクの左脚をさらに引いてグリッサード・アン・ナヴァン(この時右脚が前になる)→左脚を1歩踏み出して右脚からパ・ドゥ・シャ→左脚前の大きい4番クロワゼ
このパ・ドゥ・シャはア・ラ・スゴンドではなくアン・ナヴァン
いいね、わかったね
ではやってみましょう、どうぞ

こらこらこらこら、こら…っ、カウントはどうしたカウントは…っ
一人ずつ、何回も繰り返し練習して、
「ま、よろしいでしょぅ…いや、よろしくはないけど、なぁんかそれなりに似てきた感じだ
「… …」
続いてポワント・レッスンに突入です
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春物のスカートをねぇ…♪

2022-03-08 10:53:30 | Weblog
初めてチュールのスカートを履いている人を見かけたとき、
なんですか、ありゃぁ…、どういうことぉ…
って何と言いましょうか、珍奇に感じたものでしたが、いまではもう定番になってる感じですよね。
丈もいろいろだし色数も豊富。
これまでにも何度かお店のスタッフさんに進められたこともありますが、そのたびに二の足三の足を踏んできたというかね。
親しみがあり過ぎるあまり違和感を覚えるといえばいいかな。
なぜなのか。
それはね、ミモレやロング丈のチュールスカートってどうしても
ロマンティック・チュチュ🩰
のイメージが強いから。
だからついつい、
なぁにも普段着にまでチュチュ着て歩くことはあるまい
って思ってしまって…
白のチュールスカートだとジゼルとかシルフィードのイメージだし、淡いピンクだとパ・ドゥ・カトルだしなんて、スタジオでもリハ中でもないのに何らかのポゼを決めてしまいそうな自分を想像しちゃうし
去年までは確かにそんな風だったんだけど、今年はちょっと気分が違うような…。
1回くらいいいんじゃなぁいって気もしていて。
スタジオに出かける時だけ着用することにしておけば、万が一ポゼを決めたくなったらスタジオで決めればいいわけで
なぁんてね、去年一昨年と引き籠もって委縮しがちだった気持ちが少し外に向かい始めているようです
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あ~っとぉ、8小節っ…♪

2022-03-07 09:22:41 | Weblog
振り付け・振り移しの準備を進めていることは先日もお話した通りです。
振り移しをするとなればやはり、完璧に踊りこなせないまでもある程度はきちんと動いて見せなければと考えていますので、手持ちのDVDを参考に振り起しして覚えては、自宅の狭~いスペースでカウントを取りながら動いてみたりしています。
で…っ、大変なことが発覚いたしました。
参照しているAのDVDとBのDVD、テンポや一部の振り付けが多少異なるだけで構成も曲の長さも同じです。
私の好みとしてはAの方なので、こちらで振り移ししようと思ってます。
1度ちゃんと曲に合わせて動いてみようと思って、CDをセット、…で…

あ、あれ…なんでだ…、まだ曲が終わらない…
えぇ…っ、8小節多いじゃん
え゛ぇぇ~…
お、落ち着け、落ち着け、ここはまず落ち着け…っ。
あ゛~…、そうか、そういうことかぁ…
DVDはあくまでも私の好みで、AはNYC版でBはパリ・オペラ座版ですが、CDの方はロシア版です。
欧米スタイルとロシアスタイルは振り付け構成に多少の違いがあるのよね。
どうしよう、ロシア版のDVDをもう一つ買うか、欧米版のCDを買い足すか…。
どうしよう、どうしようとこのヴァリエーションを踊ってもらう予定の○○さんのことを思い浮かべながら、立ったり座ったり踊ったり…
で、今朝、浅い微睡からガクンと覚醒した
くだんの8小節を埋めるに足る振り付けで○○さんが踊っていて、ピタリと合っていた…。
夢なのに荒唐無稽な動きじゃなくて、ちゃぁんとクラシック・バレエのエレガントなパで踊っていた。
そして何よりもありがたいことに、目覚めて数時間経ちますがちゃんとそのパを覚えています、私
コレで行こう
たかが8小節されど8小節、それはそれは重いです
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『きたきた捕物帖』…♪

2022-03-06 09:00:02 | Weblog
その物語は、町の人々からの信頼が厚い腕利きの岡っ引き千吉親分が、あろうことかフグ鍋で当たって頓死したってところから始まります。
千吉親分、そりゃぁ男ぶりが佳くて女にもてて、本業の文庫屋としても商才のある人物だったみたい。
この千吉親分の一番下の手下が本作の主人公北一で、三歳のときに親とはぐれて迷子になったまま親分のところの養い子となって、十六歳のいまでは文庫の振り売りをしています。
振り売りをしながら長屋や身近で起こる事件の解決に手を貸したり奔走したりしていますが、ここで北一が頼りにしているのが亡き親分のおかみさんの松葉さん
おかみさんは幼いころに罹った流行り病のせいで目が見えませんが、物音や気配や人の息遣いなど様々なことを手掛かりにして大抵のことはお見通し、なかなかの人物ですよ。
そして、とある出来事がきっかけで北一は自分と同じ年恰好の、でも自分よりずぅ~っと貧相で薄汚い湯屋の釜焚き喜多次と知り合います。
あれっとおもってカバーのイラストを改めて見てみました。
振り売りの天秤棒を担いでいるのが北一で、真ん中あたりの二人連れがおかみさんとおみつでしょ、で、北一の斜め上の屋根にチョコンと乗っているのが…
喜多次って、つまり、忍 だね
はっはぁ、北一きた喜多次きた≪きたきた≫ってワヶですか…、なぁるほどねぇ…、今後の二人のかかわりや成長が楽しみです。

          

『きたきた捕物帖』 宮部みゆき著 PHP文芸文庫
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試しにやってみて…♪

2022-03-05 08:59:41 | Weblog
オンラインレッスンではお互いの住まいの限られたスペースしかありませんので、センター・レッスンで大きな移動を伴うアンシェヌマンやジャンプ系のパは練習できません
どちらかというとパの練習を丁寧に、ということがメインです。
リナとレッスンするときは、私のアタマのなかでイメージが出来上がっているちょっとした動きを試してみてもらうなんてこともします。
私自身は出来るけど、さて生徒は実際どうかなってときに。
「あのさ、そのスペースでデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド-ルルヴェは出来るかな」
「……できますよ
「あのね、ア・ラ・スゴンド-フェッテをね、ちょっとアレンジしたいんだよね」
「ほぉ…
「普通はさ、デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドした脚を振り下ろして1番通過のバットマン・ドゥヴァンでフェッテ→アティチュード・デリエール、でしょ。これをね、ア・ラ・スゴンドの脚を5番に収めてスートゥニュ・アン・トゥールナン→クロワゼ5番、ってしたいわけ。どうかな?」
と、説明しながら見本を。
「… …できますよ
お、それじゃ音楽でどうぞ

おぉ、いいねぇ、これは使える
リナ、ありがとう
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オンラインレッスン ― リナの時間 その46…♪

2022-03-04 10:14:57 | Weblog
先々週と先週、リナはアンシャンテの水曜日クラスに参加したので、オンラインレッスンは久しぶりです。
まずはきっちり丁寧にバー・レッスン。
センター・レッスンはポール・ドゥ・ブラの練習から。
とはいってもオーソドックスな1番から8番までの動きではなく、ちょっと変則的な動かし方で
脚はクロワゼ・デリエール。
アン・バ→アン・ナヴァン→エファセの高い3番
このエファセの高い3番のときに、アン・オーのアームスとは反対側の体側が下から掬い上げるようにトルソーに少し捻り入れる
クロワゼの高い3番に変化するようアームスのポジシオンを入れ替え、アン・オーのアームスを肘から引き下ろしてロマンティック・スタイルの3番に
ここでエファセからクロワゼにアームスが変化するときにトルソーも捻りを解いてニュートラルなポジシオンに戻る。
ロマンティック・スタイルの3番は肘を開いて張らないように気を付け、前腕を立てて手首に緩い角度をつける
まずは見本のポゼを見せて、リナが同じポゼをしたら必要なアドヴァイスを。
画面越しとはいえ もほとんど修正の必要がないなぁ
「画面を見ただけでよくそんな風にツボを押さえられるもんだね、いいねぇ
「いやぁ、ポール・ドゥ・ブラのことはもう…
「小~~~さい頃にきっちり仕込んだから、もう本能みたいになっちゃってるワケか」
「そうです、そんな感じです、いちいちどこをどうとか考えてないです、“そうなって”ます
それでは音楽に合わせてやってみましょう、 →…………と繰り返しで右側4セット→左側4セットね

うん、キレイです、いいですよぉ
「あ~、基本のポール・ドゥ・ブラでは使わないところを使うから結構キツイですよぉ
うん、トルソーに捩じりをいれるとか、肘を中に引くとかがね。
リナのポール・ドゥ・ブラは空間の捉え方が大きいし、緩急も付けられるからいいですよ
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水曜日のアンシャンテ ― 振り付けの抜き稽古…♪

2022-03-03 08:50:46 | Weblog
水曜日クラスで実際の振り移しを始める前に、ヴァリエーションで使われているアンシェヌマンを抜き出して練習させてあげた方がいいなと考えまして、先週はシソンヌ・ドゥ・コテやシソンヌ・アン・トゥールナンの1連のパや、パ・ドゥ・バスク・アン・トゥールナンの練習。
今週も似たようなものですが、より振り付けに近いパターンで練習。
まずはシソンヌの動きから。
アッサンブレ→シソンヌ・ドゥ・コテ→シソンヌ・アン・トゥールナン・ドゥスー→ブーレ⇒…………
ブーレは細かく、右→右→左→左→右→右→左→左→と踏みます
はい、音楽でどうぞ

う~ん…、みんな、順番を覚えられてないわけじゃない、動けないワケでもない、カウントを間違えているワケでもない、でもさ
動けないワケじゃないけどコントロール出来てない。
カウントを間違えてるワケじゃないけど合ってない。
「… …」
ま、修正出来るから大丈夫でしょ
つぎ、パ・ドゥ・バスク・アン・トゥールナンにジュテ・アントルラセを組み合わせて。
まず見本を。
右脚後ろクロワゼ大きい4番→右脚を踏み出して左脚クロワゼ・ドゥヴァン-プリエからパ・ドゥ・バスク・アン・トゥールナンを1セット→右脚1歩踏み出し→左脚ピケでクロワゼ・アラベスク→アラベスクの脚の延長上にグリッサード→ジュテ・アントルラセ→右脚後ろクロワゼ大きい4番
いいね、わかったね…
「あ~、ピケ・アラベスクの直前のステップを」
はいはい、一緒にやりましょう。
パ・ドゥ・バスク・アン・トゥールナンの後半部分で
アラベスク・プリエ→2 右脚ピケで方向転換→3 左脚踏み出してピケ
までいったら、そこですぐに右脚1歩踏み出して左脚ピケに繋ぐ。
「パ・ドゥ・バスク・アン・トゥールナンに極小のグリッサードが続いてる感じ
「…あ、わかりました
私が生徒の一人に今回踊らせてあげたいと考えている作品が何だか、先週&今週の記事を読んだ分かる人には分かっちゃったよね、大雑把な振り移しは終わっちゃってるようなもんですからねぇ。
あとは構成を整えて、演出をきちんとすれば、…ねぇ…。
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チューリップを飾りました…♪

2022-03-01 10:35:58 | Weblog
昨日のちょっと浮き立つようなソワソワするような、そんな気分のままにお花屋さんに足を向けました。
薔薇、ラナンキュラス、チューリップ、スウィートピー、フリージアにトルコ桔梗も、それに市場から仕入れてきたまままだ荷ほどきされていない薔薇もありました。
なんにしようかなぁ、どれがいいかなぁと見て回ってて目に止まったのがチューリップ。
それにしても面白い色の出方ね。
真紅に海老茶を秘めたような花冠の縁取りは山吹色のフリンジ

          

スタッフの方も今年初めて見た品種だって言ってました。
どのお花も毎年毎年次々に新しい改良種が出てきますものね。
で、このチューリップだけでも十分存在感はあるんですけど、グリーンを合わせると春らしい雰囲気になりますよというスタッフさんの提案のもとコデマリを合わせてもらいました。

          

ちょっと個性的な春の始まりです
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