未明の頃だったのかなぁ、随分風が強くて、うぉん うぉん と吹き荒れる風鳴の音でぼんやりと眠りの底から浮上した。
覚めきらないままに、吹き飛ばされるような物はベランダに置いてなかったなと確認してみたり、もう一度眠りの底に戻ろうと寝返りを繰り返したりするうちに強い雨音も聞こえてきた。
はぁぁぁ…、春嵐…、小夜嵐じゃなぁ…
なんてことを考えていたような気がします。
そのうちに、
雨は~降る降る 人馬は濡れぇぇる~ 越すにぃ越ぉされぇぬ 田原ぅざぁぁかぁ~
右手に~血刀 左手にぃ手綱ぁ~ 馬上ぉぉ豊かに 美少年~
越すぅに~越されぇぬ田原のぉ関ぃは~ 漢ぉ涙の 小夜嵐~
え゛…っ、な、なんで…っ
なんで、なんで“田原坂”…っ
それも三番まで…っ
よぉくもまぁご丁寧にちゃぁんと覚えてるなぁ…、と自分に関心してそのまま寝入ってしまったらしいですけど。
普段通りの時間に普段通りに起床してからも三番まで覚えてるんだよねぇ
どういうことだったんだろうと考えても夢だから分かるわけないけど。
江戸時代を舞台にした時代物は色々読んでるけど、ここ数年は明治維新から西南戦争あたりを題材にしたものは読んでいないんだよねぇ。
ふとアタマに浮かんだ『小夜嵐』という単語に引っ張られたのかな…
覚めきらないままに、吹き飛ばされるような物はベランダに置いてなかったなと確認してみたり、もう一度眠りの底に戻ろうと寝返りを繰り返したりするうちに強い雨音も聞こえてきた。
はぁぁぁ…、春嵐…、小夜嵐じゃなぁ…
なんてことを考えていたような気がします。
そのうちに、
雨は~降る降る 人馬は濡れぇぇる~ 越すにぃ越ぉされぇぬ 田原ぅざぁぁかぁ~
右手に~血刀 左手にぃ手綱ぁ~ 馬上ぉぉ豊かに 美少年~
越すぅに~越されぇぬ田原のぉ関ぃは~ 漢ぉ涙の 小夜嵐~
え゛…っ、な、なんで…っ
なんで、なんで“田原坂”…っ
それも三番まで…っ
よぉくもまぁご丁寧にちゃぁんと覚えてるなぁ…、と自分に関心してそのまま寝入ってしまったらしいですけど。
普段通りの時間に普段通りに起床してからも三番まで覚えてるんだよねぇ
どういうことだったんだろうと考えても夢だから分かるわけないけど。
江戸時代を舞台にした時代物は色々読んでるけど、ここ数年は明治維新から西南戦争あたりを題材にしたものは読んでいないんだよねぇ。
ふとアタマに浮かんだ『小夜嵐』という単語に引っ張られたのかな…