アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

第3世代…♪

2024-05-13 09:07:02 | Weblog
2月半ばに買って来たときは、何度も言いますが情けないお値段を付けられていて弱弱しくイジケた感じだったミニバラ…この時期を第1世代とするなら、植え替えをしてあちこち手入れをした結果、逞しい株を増やし枝を伸ばし鮮やかな花を23個も見せてくれたのは第2世代というところでしょうか。
これが先週の第2世代、花も残り少なくなってきました。

     

花が儚くなる前に切り花にした後からは新しい芽があちこちに出ています。
第3世代ですね。

     
     

多分1か月もしないうちに鮮やかな深緋の花を見せてくれると思います。
で、第3世代だねと思っていた芽の一つがなぁんと…、

     

“蕾のたまご”を抱いています…、これは第2世代最後の華なのかそれとも第3世代の先駆けなのか
日に日に変化しているミニバラです
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金曜日のアンシャンテ ― 30秒の違い…♪

2024-05-12 10:13:48 | Weblog
ポワントに履き替えて軽く足馴らしや修正が必要なパの基本の≪基≫の練習などをして、ソロ・ヴァリエーションの練習を…、と、その前に…。
まずCDの音を聞いてみてよ。

「テンポが…かなりゆっくりですね」
うん、去年のお披露目会で踊ったときの曲は2分38秒、こっちは3分08秒なの
ちょっと出のところを動いてごらんなさい。

そうだねぇ…、落ち着いて歩いてる感じはするけどねぇ。
「去年踊った方の曲だと、何歩歩いてカウントいくつで走ってポワントで立ってっていちいち考えて動いてたんですけど、こっちの曲だと考えなくても動けるって言うか…」
「なるほどね、この曲のほうが気持ちを乗せられるってことだ」
テンポがゆっくりのほうが一つ一つのパを丁寧にコントロール出来るのは確かなんだけど、ゆっくりだからこそ難しい点もあって、それこそ難易度の高いパに挑戦するより難しいことかもしれない…、それは間を埋めるってこと。
何を表現しているのか、何をイメージしているのか、そういうドラマやストーリーがきちんと成立していないと曲の長さだけが強調されちゃうのよね…、そうなると観ている側は飽きちゃうし疲れちゃうでしょ
「ゆっくりっていうのは案外体力的にはキツイものだしねぇ」
「キツイとは思うんですけど、こっちのゆっくりのテンポに挑戦してみたいって気もして…」
だねぇ…、ま、音源提出の期限まではまだ間があるし、当分こっちで練習してみよう。
じゃ、1回とおして踊ってごらんなさい

まぁ、そうだろうねぇ…。
「… キっツイです、スゴく……、ポワントが落ちそうになるし…、最後のブーレのところで足が縺れそうに…
だねぇ。
でもひとつひとつのパやフレーズ自体は悪くはないよ、無駄間が空いてる感じもしなかったしね。
で、どうする?
「ギリギリまでこっちの曲で
よし
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金曜日のアンシャンテ ― ポール・ドゥ・ブラも磨こう…♪

2024-05-11 10:31:02 | Weblog
久しぶりに基本の≪基≫のポール・ドゥ・ブラを

うん、大丈夫だね、ポジシオンもラインも崩れてない
そしてソロ作品中盤のポール・ドゥ・ブラ、アン・オーに引き上げたアームスをアン・ナヴァンまで下げてア・ラ・スゴンドの方に棚引くように伸ばすところ。
アン・ナヴァンまで下げたら肘から開く→ア・ラ・スゴンドに開いたら手先を少し下げて肘を上げる→手首が肩よりも少し高くなるまで引き上げる→肘を下げながら手先を起こす→手のカカトで空気を押し返すように腕を伸ばす
アン・オーはロマンティックスタイルでね。
「ア・ラ・スゴンドに開いたときにもう少し後ろに反ったほうがいいんでしょうか?」
「首と胸の角度って3段階に変わるのよ。アン・オーのときは前傾する感じ、アン・ナヴァンを通過してア・ラ・スゴンドに開きながら鎖骨から上を反らし、手のカカトから押し伸ばすときに胸から引き上げて反らす、ってことだね
「ほぉぉぉ…」
ちょいと手伝ってあげましょう。
後からヒメさんの頭に手を添えて、アン・ナヴァンのときはほぼエポールマン→ア・ラ・スゴンドのときに少し後ろ →押し伸ばすときにさらに後ろ …と…。
「うぇぇぇ…
まずは“鎖骨から上”と“胸から”の違いをしっかりコントロール出来るようになろうね
振り付けの通りに、
5番プリエ→ルルヴェでアン・オー→アン・ナヴァン→ア・ラ・スゴンド→棚引くように
と見本を見せると、
「あ゛…、アン・オーのとき視線は下ですか?」
「そう、基本のポール・ドゥ・ブラの3番で谷底を覗き込むようにする、あの感じ…、そこからアームスと一緒に後ろに反っていくことで広がりを見せるの
「そうかぁ…、私はずっと正面を向いてました…
昨年12月のお披露目会で踊った時は2段階だったから、今度は3段階の変化を見せられるといいね
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水曜日のアンシャンテ ― ちっちゃな上乗せ…♪

2024-05-10 09:05:06 | Weblog
あ、そうだ、振り付けにちょっとだけ足したいところがあったんだ
「え゛…、もうプラスするんですか
うん、プラスっていうか変更ね。
シソンヌ・ドゥ・コテのように左右交互にホップするところだけどね、3回やったら5番ルルヴェにしてたけど、
3回やったら前側の脚をク・ドゥ・ピエにしてピルエット・アン・ドゥオール→ク・ドゥ・ピエの足を前に下して5番→…………
に変更、アームスは低めのドゥミ・スゴンド。
ちょっとやってみて

コラコラコラコラっ…、アン・ドゥオールっていったらどっち回り…っ、前側の足っていったらどっちの足…っ
「たはぁぁぁ… うぇぇぇぇ…
たったこれだけの変更でテンパっちゃってどうする…っ
簡単に分かりやすく言うと
1回目のアン・ドゥオールは舞台奥の方向に、2回目のアン・ドゥオールは客席の方向に
だよ
「あ、それとね、回転するときにアイコンタクトじゃないけどふたりで視線を合わせてごらん…、それがスポットの代わりになるから

おぉ、そうそう、いいねぇ、ピッタリじゃない
「回転しやす~い…
それじゃぁ1回通してみましょう

うん、いいですよぉ。
ふたりの呼吸も合いはじめてるんじゃないかな…、その調子、その調子
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水曜日のアンシャンテ ― 腰を動かせるようになったね…♪

2024-05-09 10:24:50 | Weblog
バーレッスンのあと、腰を動かす練習を
下手前を向いて右足ドゥミ・ポワントで膝を緩めたポジシオン→右腰骨を肋骨の方に引き上げる →戻す ➡横方向=脇に向かって引き上げる →戻す ➡同様に上手前を向いて…………
おぉ、随分動かせるようになったじゃない
「こういう練習をしてて“ここに身体の軸が通ってるんだなぁ”って感じられたら、正しく動かせてるってことよ
「センセイみたいにグィン って動かせないのはどうしてなんでしょう
「腹筋が使えてないから
「はぁぁ、やっぱりぃ…
それからセンターでも腰を動かしながら歩く練習
「片方の内腿を軸脚のほうにしっかりインで引き付けて、ターンアウトしながら膝を伸ばしてエファセの方にポワント、そのポワントと同時に腰を押し上げる…、インでの引き付けが甘いとカッコ悪~いことになっちゃうからね
んで、両手を真上に伸ばして手の平は上向き、片方の手の甲をもう一方の手で押し上げるように。
アームスでしっかりトルソーを吊り上げながら歩いてね。
どうぞ

おぉぉ、ヒメさん、いいねぇ、動きが大きい…、なぁんかノリノリじゃん
もう一つ、奥に向かって4歩戻るところ、歩き方は同じだけど片方ずつ軸脚側のアームスを上げながら。
「か、かたほう…」
うん、腰のところに親指を当てたら肘から腕を引き上げて行って、最後にクっと手首を折るの
はい、どうぞ

「うぇぇぇ…
慣れてないだけだからスグに出来るようになるわよ
それでは音楽で一回通してみましょうか
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次が楽しみで…♪

2024-05-07 09:36:29 | Weblog
江戸を舞台にした時代物を好んで読んでいるんですが、シリーズ化されている作品だと次が出るのはいつかなって気になります…、場合によっては今作を読み終わったそばから次が気になったりして…
このところ気になっているのは『木挽町芝居茶屋事件帖』シリーズの新刊が出るのはいつかなって…。
奥書を見てみると、第1作<初午いなり>が出たのが2022年1月18日で、第2作<雛あられ>が同年7月18日、第3作<菖蒲ちまき>が2023年1月18日、第4作<薫そうめん>が同年7月18日、そして第5作<菊花ちらし>が2024年1月18日だったわけだから、これでいくと再来月には第6作が出そうじゃない
このシリーズの楽しい所は多彩な登場人物にもあるけど、各巻ごとに事件に因んだ1日限りの偽芝居を打つことと、その季節の年中行事などに絡めたお料理を出すこと。
<初午いなり> 茶屋かささぎの料理人松次郎が盗みの下手人ではないかと濡れ衣を着せられますが、その疑いを晴らし真犯人を捉えるための偽芝居が「太刀素破」
供されるお料理は新年に因んだ若菜の粥と初午に因んだおいなりさん
<雛あられ> 後に赤穂浪士となる中山安兵衛が命を狙われているらしく、真相を明らかにするため茶屋かささぎの面々は鬼勘さまに手を貸すことになり、最後にその下手人を明らかにするための偽芝居が「恋重荷竹田決闘」
供されるお料理は山村座に掛かっていた芝居「雪松原巴小袖」に因んだ“三つ巴”と節句に合わせた雛あられ
<菖蒲ちまき> 元旗本奴だった男が私怨にかられ同じく元旗本奴だった男の命を狙っているという、それを解決するために仕組まれた芝居が「屈原憂悶の泡沫」
供されるお料理は旬の茗荷を使った茗荷尽くしの献立や節句に因んだ菖蒲ちまき
<薫そうめん> 独居老人を狙った詐欺事件とそれを解決するための偽芝居「春栄東鑑」
供されるお料理は夏越の祓に因んだ夏越御膳と七夕さまに因んだ薫そうめん
<菊花ちらし> 化粧水を売り物した詐欺まがいねずみ講まがいの騒動が市中の噂にもなっていて、それを解決するための偽芝居が「菊慈童露の一雫」
供されるお料理は中秋の名月に因んだ芋名月御膳と栗名月御膳、重陽の節句に因んだ菊花ちらし
どのお料理も美味しそう
つぎはどんな偽芝居とお料理になるんでしょうかね…、重陽の節句のあとって何がありましたっけ…。
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新しい枝となり蕾をつけそうな…♪

2024-05-06 09:22:50 | Weblog
     


スっと首を伸ばしている蕾の右下に姿を見せていたゴマ粒ほどの小さ~な“蕾のたまご”、1週間経ってしっかり立派な蕾になりました、ちょっと小さめかな…。 
こちらの蕾は1~2日のうちに開花しそう、真ん中の花は先週咲きました。

     

華やかに周りの空気を彩ってくれた花は儚くなる前に切り花にしてさらに数日楽しんでます。
切り花にしたあとの枝からはまた新しい芽が…。
     

今朝見たところでは5つほど出ていました…、これらの枝が蕾のたまごを抱くようになってそれが花開くのは…6月かな…
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久しぶりの時代劇『霊験お初』…♪

2024-05-05 09:37:41 | Weblog
昨夜21時からテレビ朝日で放送された時代劇『霊験お初 ふるえる岩』を観ました、時代劇なんて久しぶり~。
原作は宮部みゆき著『霊験お初捕物控』
主人公お初は兄夫婦と暮らしていて兄嫁が営む一膳飯屋を手伝っていますが、某武家屋敷での火事がきっかけで彼女の異能が覚醒し、それを南町奉行根岸肥前守に知られることとなって最近市中を騒がせている<死人憑き>なる怪異を探ることになるが…というお話です。
生類憐令や忠臣蔵などが絡んでいて、まぁ、謎は多い。
忠臣蔵とは何たるかを説明するのに紙芝居的な絵でちゃっちゃと進めたところはなかなか面白かった。
主要キャストは、お初を上白石萌音、お初の兄六蔵を満島真之介、与力見習い古沢右京之介を京本大我、南町奉行根岸肥前守を坂東彌十郎。
古沢右京之介の父で吟味方与力古沢武左衛門役の高嶋政宏、強面とか威厳とか威圧感とかを表現するのにその芝居でいいの それ必要 って思っちゃいましたけど、まぁ全体を通して時代背景を無視したような頓珍漢な言葉や台詞回しなどはほぼなかったから“…っはぁっ…なんてこともなく観ていられました。
もちろん彌十郎サマはさすがでございます。
敢えて言うなら、取り憑いた人間から死霊が現れる時の顔や目の変化・念などをCGでウヨウヨウヨ~っていうのがなぁ…、それ、必要… って思っちゃいましたけど…。
宮部みゆきさんの時代物はこれまでにいくつか読んでますけど『霊験お初捕物控』はまだなので、この機に読んでみようと思います
んじゃ、書店に行ってきまぁす

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金曜日のアンシャンテ ― アームスに変化を…♪

2024-05-04 09:22:28 | Weblog
「5番ルルヴェで終わったあと方向転換して歩くところをもう一度確認させて欲しいんですけど…」
「おぉ、ソレについては今朝のブログに纏めてあるよ、まぁそれはそれとしてやってみよう
5番ルルヴェ→1歩踏み出して180度方向転換→…………
ヒメさんが振り付け通りに歩くところを見ていたら
「…
ときちゃいましたぁ…
「エファセの方に片脚を出すのと同時に同じ側の腰を押し上げる…その脚に重心を移すときに腰を戻して、反対側の脚を出すときにソレと同じ側の腰を押し上げる…って交互にね、それで歩いてみて
「腰を押し出しながら…っ
うん、大丈夫よ、出来るわよ

おぉ、いいねぇ
ヒメさんが腰を押し出しながら歩くのを何度も練習しているのを見ていたら、また、ピン… ときた
「あのね、両手を頭の上に伸ばし切って片手の甲をしたから押し上げるように重ねて、そのアームスのまま歩いてごらんなさい…、たぶんアームスでトルソーを吊り上げてるからやりやすいよ

あぁら、いいねぇ、曲線のうねりに見えていいよ
「この方が動きやすい気がします
もう一か所、終盤でくねぇ~っとカンブレしたあと舞台中央に向かって移動していくところの歩きにもアームスを付けることに。
今度は軸脚側のアームスを体側に沿って引き上げて、ポワントが決まったときには片方のアームスが耳の横に上がって手首外に折る、ポワントする脚と同じ側の腰を押し上げるのは同じ。
…⇡…⇡…⇡…⇗…⇡…⇡…⇡…⇖
「あれぇ、なんか違う…決まらない…
ソコはね、トルソーを手で上に向かってなぞっていく感じに
最後に、全体を1回通してみましたが…、んふふ…いい感じです
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水曜日のアンシャンテ ― 振り付けの確認…♪

2024-05-03 10:13:57 | Weblog
金曜日に新たにプラスした小さな動きとかポーズの変化とかをマリさんにも伝えて、確認しながら振り付けの形を整えていく。
ふたりの動きがズレやすいのが、
ピケ-アラベスク→クぺ-プリエ・アン・ファス→デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド-ルルヴェ→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→上体の引き伸ばしと腰の引き上げ→…………
のパートだね。
デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドで脚を上げるのが遅れたり、そこからポワン・タンジュに下すのが遅れたりして、ふたりの動きがズレがち。
それに続くパ・ドゥ・ブーレもピッタリ揃えないとね
ピケ-アラベスク→2 クぺ-プリエ・アン・ファス3 デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド-ルルヴ→4 ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→5 上体を横に&腰の引き上げ6 →7 上体を反対方向に&腰の引き上げ8 →1 パ→2 ドゥ→3 ブーレ→4 90度方向転換→5 パ→6 ドゥ→7 ブーレ→8 5番→…………
ってことで決定にしましょう。
「デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドの上がり切ったところがカウント3、ポワン・タンジュに下したところがカウント4、ここがズレると二人の動きがバラバラに見えちゃうから、しっかり守ってね」
それから方向転換&切り返しのパートを始める前の位置移動で歩くところ、歩数と方向を決めるんだったわね
それぞれ上手奥と下手奥に1歩、そこからは90度ずつ方向を変えながら6歩目まで、7歩目は中廻りでそれぞれ上手前と下手前に向かって、最後に90度方向を変えて5番
ということで決定にしましょう。
んじゃ1回通してみましょうか
「1回カウントで通してみたいです、いきなり音でだと曖昧なところが出てくるかもしれないので」
おぉ、そうだね、そうしましょうとときには途中で止めて再確認したりしながらカウントで。
そして改めて音楽に合わせてやってみました。
あるパートのほんの一瞬のことだったんだけど、ふたりの表情を見たときに
「おぉぉ、この作品は面白くなる、いい作品になる
と閃くものがありました
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水曜日のアンシャンテ ― 腰の動きの基本の≪基≫など…♪

2024-05-02 10:50:41 | Weblog
バーレッスンのあと、振り付けに採り入れている腰を動かすことの基本の≪基≫を練習。
片脚を半歩前に出してカカトを上げて膝を曲げて、膝を曲げた側の骨盤を上に引き上げる→戻す→……の繰り返し
片側のお腹の筋肉を縮めることで腰骨を吊り上げるイメージで
エファセの方を向いて、ドゥ・ファスに腰骨を動かすようにしてご覧なさい。

うん、いいですよ、ちゃんと動かせてる。
膝を曲げた側の骨盤を横方向に吊り上げる→戻す→……の繰り返し
お尻を横に動かすのではなく、身体の中心軸は動かさない
正面を向いて中心軸を確認しながらやってご覧なさい。

おぉ、こっちも大丈夫だね、動かせてる。
「ぬふふ…、振り付けがモノになる頃にはウエストが細くなりそう…
だねぇ、お腹も締まるしね
ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエで上体を軸脚側に引き伸ばしながら反対側の骨盤を引き上げる
右脚プリエ-左脚ポワン・タンジュで上体を右に&左腰アップ→2番プリエ通過→左脚プリエ-右脚ポワン・タンジュで上体を左に&右腰アップ→……
ゆっくり繰り返してみましょう。
… … … … … …
「うぇぇぇぇ…」
あのね、骨盤をしっかり引き上げれば上体の動きは小さくても全体の動きは大きく見えるんだよ、こんな風に…と見本を見せる。
「おぉぉぉぉ…
ふたりともかなり良く出来てるわよ
そのあと大きい4番クロワゼで上体を倒し、両腕を後ろに突き上げる練習。
前側の腿の上に上体を乗せて脱力するのよ。
「うぇぇぇぇ…」
大きい4番でのターン・アウトをしっかり守ってないとグラグラするよぉ。
でね、両腕を後ろにブンっ と振り上げる反動で上体を倒す、そして突き上げた両腕をブンっ と振り下ろす反動で上体を起こす、とイメージしてやってご覧なさい。
「おぉぉぉぉ…
うん、ふたりとも両腕が垂直に上がってる、いいですよぉ
こんな風にパーツを抜き出して練習しながら作品に磨きをかけていくわけです
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