人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

米国債金利上昇と強気のFRB

2018-10-10 12:26:00 | 時事/金融危機


『若おかみ』のTwiteばかりチェックしていたら、何だか株が下がってますね。

原因はイロイロと取りざたされていますが、最大の原因は金利がジリジリと上昇している事でしょう。仮に、米国債金利が3.3%を超えて3.5%を伺うようになると、さすがにお尻の下の辺りがムズムズし出す。

FRBも金利の均衡水準を超えても利上げを継続する可能性を示唆するなど、市場に優しく無いスタンスをチラつかせています。

いつもの事ながら上海辺りが真っ先にに値をを下げて、日本株も引っ張られる展開。

FRBのテーパリング以降何度もお目にかかった展開なので、市場が過剰リスクを振るい落としているだけで、又株価は持ち直すと考える強気派も多いでしょう。

米経済は好調と強調されていますが、市場は金利で動いている。雇用統計や経済統計は短期の値動きの材料でしか無く、ファンダメンタルは長短金利差だったり、借り換え金利に影響を受ける。バブル崩壊10年周期説も、長駆金利の周期変動dr説明しようとする人達も居る。

何れにしても、日欧が緩和マネーを絞り始めた影響はジリジリと現れる。FRBの強気の利上げが、米経済がリセッション入りした時の利下げ余地確保なのか、それとも市場を収穫祭に追い込む準備なのか、それぞれの妄想に委ねられている。

北京オリンピックの頃にサブプライムショックやリーマンショックが起きたなぁ~などと漠然と思い出す今日この頃。