なんとTOHOシネマズ梅田は1番スクリーンで上映していた。それだけ客が入ると見込んだのか。封切り2日目日曜の朝だがガラガラだった。だいたいこういう映画は全国拡大公開ではなく、ミニシアターで上映すべき作品だったのではないか。まぁ、僕は大スクリーンで見れてラッキーだったのだが。映画がシネスコだったのもうれしい。(続編の『39歳別れの手紙はビスタサイズらしい)
さて、映画である。実に面白い。チェ・ . . . 本文を読む
これはおもしろい。意外性のあるストーリー展開は全く先を読ませない。と、いうか、めちゃくちゃな展開で、これでは何が飛び出してきてもおかしくない。ストーリーという骨太なものがあるわけではない。思いつきでしかないんではないか、というくらいに、話はとんでもない方向に向かっていく。夢の論理のようなものに貫かれていて、もう、作者のイマジネーションに付き合うしかない。短いシーンで、話はいきなり途切れて、別のシ . . . 本文を読む
2時間10分の大作である。こういうタイプのエンタメ芝居は、もともとあまり得意ではない。だから少し辛口になるこもしれないが、ご容赦願いたい。
まず、最初から最後まで音楽鳴りっ放しで、うるさいし、科白も聞き取りにくいのが気になる。さらには派手な見せ場がいっぱいあるように見えて、見せ方が一本調子なのであまり派手にはならない。単調すぎるのだ。これではダンスを中心とした見せ場なのに、そんなシーンが続く . . . 本文を読む
パチンコの興ずる女たちを通して、失踪した(実は、自殺した)パチンコ仲間である永遠子(トワコと読ませる。もちろん仮名)の謎の死に迫っていく。彼女がなぜ死んだのか。主人公は死んでしまった恋人とそっくりの男に惹かれて、彼女の死の理由を探っていくことになる。彼は永遠子の兄で彼女の行方を捜しているらしい。だが、本当は彼は永遠子のもと夫で、彼女の死の理由を知りたい。てな、感じで続々といろんな事実が明かされる . . . 本文を読む