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映画・演劇のレビュー

12月の小説

2016-12-23 10:31:45 | その他
小説ではないけど、谷口ジロー、関川夏央の『坊ちゃんの時代』を読んだ。夏目漱石を主人公にした明治の青春群像だ。文士たちを主人公にする。1巻では漱石。2巻では鴎外。3巻では石川啄木を。だが、主人公はあくまでもたくさんの人たちのひとりでしかない。どちらかというと周辺のエピソードのほうが面白かったりもする。2巻ではドイツから鴎外を追って日本までやってきたエリスが出会う人々のお話。二葉亭四迷のほうが鴎外より . . . 本文を読む
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12月の映画 DVD

2016-12-23 10:27:28 | 映画
今月も時間の許す限り、見逃していた貴重な映画をTUTAYAでフォローした。1本1本にちゃんと触れたいけど、なかなか時間が取れなくて、そのうち、それらの素敵な映画が、もうどんどん記憶の果てになる。 8本見た。そのどれもが面白い。どちらかというと、同時期に劇場で見た映画よりも素晴らしい作品が多い。まぁ、膨大な量の映画がリリースされているのだから、その中から厳選した作品である、当たり前の話だろう。 . . . 本文を読む
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『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』

2016-12-23 10:24:17 | 映画
今年2本目の三木孝浩監督作品だ。夏の『青空エール』はあまりのパターンにうんざりさせられるような企画だったのに、それを逆手に取り、新鮮な作品に仕立てていて、さすが、と思わされた。デビュー作『ソラニン』から一貫して青春映画を撮り続け、(『くちびるに歌を』のような作品もあるけど、あれだってある種の青春映画だと呼べる)なのに常に新しい作品を作り続ける。そのモチベーションの秘密ってなんなんだろうか。それぞれ . . . 本文を読む
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