ようやく公開になったスピルバーグの新作だ。この正月の公開が急遽またまた延期になり、2月11日に変更。さすがに今回は見送られることなく公開が始まったけど、きっと思ったような動員は出来ないのではないか。だいたい今更『ウエスト・サイド』って、と思う。あまりに有名になりすぎた映画界のレジェンドである。この歴史的名作を今の時代にリメイクするということにどういう意義があるのか、よくわからない。しかも、こういう . . . 本文を読む
なんとそっけないタイトル。1時間18分という上映時間の短さ。これはいったいどんな映画なのか、と気になった。それにいろんな映画祭で賞を取っているみたいで、もしかしたら隠れた傑作か、と少し期待も。解説には「予算もなく、プロではない俳優を使って5年かけて作られた作品。数々の賞を受賞したイギリスのインディペンデント映画」とある。監督はスティーブ・コンウェイ。もちろんどこの誰とも知れない。
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山本文緒最期の長編小説をようやく読み始めた。約500ぺージのかなりの長編である。32歳の女性、都。アウトレット店員(契約社員)、独身、恋人はいるけど、2歳年下で、彼は今はフラフラしていて結婚の意思はない。彼女は母親の介護のため東京から実家に戻ってきた。母親の病気は更年期障害で、病院の付き添いや家事をしなくてはならないから。1年経ち少しは落ち着いたけどまだ不安定。そんな女性の日々の暮らしが綴られてい . . . 本文を読む