大阪ステーションシティシネマの今週の上映スケジュールを開いたら、いきなり知らないタイトルの映画が公開されているのを発見。これは何だろう、と調べるとなんと廣木隆一監督の新作だった。そういえばキネ旬でインタビューが載っていたな、と気づく。山本直樹原作のSM映画だ。廣木さんが好きそうな題材。
それにしても素敵なタイトルだ。今これが一番に見るべき映画だな、と思い劇場に行く。1月の『ノイズ』に続いて2か月 . . . 本文を読む
雛人形の職人を主人公にしたお仕事小説だ。高齢化が進む中、若い社長が社員たちを束ねて業界の再生を目指すドラマ、ということにしてもいいのだけど、少し違う。実は「お仕事小説」なんていう軽さとも違う。でも、職人の匠の技を描くとかいうのでもない。では、何なのかというと、これはひとりの青年の生きざまを描く小説なのである。たぶん。
37歳の若者が160年続く老舗の8代目若社長として店の存続をかけて戦う姿を描く . . . 本文を読む
久々の三木聡監督の新作だ。そして、なんとこの題材である。彼がこんな「SF大作映画」を彼が手掛けることになるなんて、想像もつかないことだ。だから面白い。もちろん、この内容である。これは誰もが思いつきそうで誰も本気で映画にしようとは思わないような、だから、彼にしか思いつかないようなとんでもないお話なのだ。だから、期待は高まる。どんな映画が始まるのか、そこにはワクワクしかない。脱力系コメディとSF大作映 . . . 本文を読む