20周年記念作品だ。なのに、わかいさんの休病で延期になった。ほんとうに久々の未来探偵社なのに、残念でならない。だけど、こんなふうに未来探偵社が今もちゃんと活動を続けていることがうれしい。コンスタンスに毎年1,2本定期的に上演できなくてもいい。自分たちのペースでずっと続けられることが大事なのだと思う。
今回、彼らは、記念公演ということで、客演を盛大に呼んでお祭り騒ぎの芝居を作ろう、とはしなかった。劇団員だけで、しっかり作る。今の身の丈に応じた芝居を作る。役者は4人で、全員でひとつの世界を作る。そういうアプローチが素敵だ、と思った。無理ぜず、でも、自分たちらしいものを作る。そんな姿勢がいい、と思う。
今の時代、まず劇団を維持すること自体が難しい。しかもずっと続ければ年齢的にも困難になる。メンバーも離れていく。自分自身のモチベーションを維持するのもたいへんだと思う。そんな中、それでも芝居を続ける覚悟を持ち、自分たちの表現を目指す。そんな集団が眩しい。
変わることのない仲間と今も一緒に芝居をする。そこから生まれる表現を大事にする。公演当日は隈本さんが劇場の入り口でお詫びの挨拶をされていた。(そしてメンバーのみんなも)「ぜひ、仕切り直してやりますよ!」と話す彼の言葉が聞けただけでも劇場まで行ってよかった。
今回、彼らは、記念公演ということで、客演を盛大に呼んでお祭り騒ぎの芝居を作ろう、とはしなかった。劇団員だけで、しっかり作る。今の身の丈に応じた芝居を作る。役者は4人で、全員でひとつの世界を作る。そういうアプローチが素敵だ、と思った。無理ぜず、でも、自分たちらしいものを作る。そんな姿勢がいい、と思う。
今の時代、まず劇団を維持すること自体が難しい。しかもずっと続ければ年齢的にも困難になる。メンバーも離れていく。自分自身のモチベーションを維持するのもたいへんだと思う。そんな中、それでも芝居を続ける覚悟を持ち、自分たちの表現を目指す。そんな集団が眩しい。
変わることのない仲間と今も一緒に芝居をする。そこから生まれる表現を大事にする。公演当日は隈本さんが劇場の入り口でお詫びの挨拶をされていた。(そしてメンバーのみんなも)「ぜひ、仕切り直してやりますよ!」と話す彼の言葉が聞けただけでも劇場まで行ってよかった。