デビッド・クロネンバーグが絶賛したとかいう広告に乗せられてついついレンタルしてしまったのだが、こういう低予算のSF映画は決して絶賛出来るような映画ではない(場合が多い)。ただし、部分的に面白いこともあり、そこがツボに嵌まったら結構嬉しい。でもなかなか難しい。危険を承知でついつい冒険してしまう。
クロネンバーグはこの安っぽさに自分がカナダ時代撮っていたB級映画を重ね合わせて感情移入が出来たのかもしれない。だが、これをリメイクするというのはなんだか違う気がするのだが。昔の自分を懐かしむのとそれを今もう一度再現するのとでは問題がまるで違う。ただこの安直な発想のタイムマシン物に彼が何かを感じそこが今の自分にとっての突破口となると信じたのなら、それはそれで興味深い。どんな映画としてよみがえるのか今から完成が楽しみだ。
さて、この映画自身なのだが、とても単純な話で、拍子抜けする。ここには何もない。ただ、バカな男が自分の失敗の尻拭いをするために、何度も同じような失敗を繰り返すというお話だ。タイムマシンを使って過去に戻りやり直すとまたどこかで辻褄が合わなくなり、ということをやってるうちに何が何だか分からなくなる。だいたい自分が3人も出てくることとなり、混乱していく。
監督はナチョ・ビガロンドという若い人。脚本も手掛けている。役者としても出ている。タイムマシンを作った兄ちゃんの役。彼のせいで主人公のスケベ親父は大変なことになる。登場人物はなんとたった4人。だいたい覗きが原因で大変な目にあうのだから自業自得なのだが、それに巻き込まれた女性は災難だ。でもこの話いったいどこが本当の始まりなのだろうか。1時間しかタイムトラベル出来ないから、その間になんとかしたいのだが、それがなかなか大変だったりする。
それにしてもなんで包帯をぐるぐる巻きにして顔を隠したのだろうか。だいたいそんな包帯男を見たら普通逃げます。正直言うとこれはかなりお間抜けな映画だと思う。この程度の映画に大騒ぎして、原作権を買ったトム・クルーズは本当にクロネンバーグとこれを再映画化するのか? なんか信じられない。いくらつまらん映画を連発するハリウッドでも、そこまで企画が貧困だとは思えないのだが。
クロネンバーグはこの安っぽさに自分がカナダ時代撮っていたB級映画を重ね合わせて感情移入が出来たのかもしれない。だが、これをリメイクするというのはなんだか違う気がするのだが。昔の自分を懐かしむのとそれを今もう一度再現するのとでは問題がまるで違う。ただこの安直な発想のタイムマシン物に彼が何かを感じそこが今の自分にとっての突破口となると信じたのなら、それはそれで興味深い。どんな映画としてよみがえるのか今から完成が楽しみだ。
さて、この映画自身なのだが、とても単純な話で、拍子抜けする。ここには何もない。ただ、バカな男が自分の失敗の尻拭いをするために、何度も同じような失敗を繰り返すというお話だ。タイムマシンを使って過去に戻りやり直すとまたどこかで辻褄が合わなくなり、ということをやってるうちに何が何だか分からなくなる。だいたい自分が3人も出てくることとなり、混乱していく。
監督はナチョ・ビガロンドという若い人。脚本も手掛けている。役者としても出ている。タイムマシンを作った兄ちゃんの役。彼のせいで主人公のスケベ親父は大変なことになる。登場人物はなんとたった4人。だいたい覗きが原因で大変な目にあうのだから自業自得なのだが、それに巻き込まれた女性は災難だ。でもこの話いったいどこが本当の始まりなのだろうか。1時間しかタイムトラベル出来ないから、その間になんとかしたいのだが、それがなかなか大変だったりする。
それにしてもなんで包帯をぐるぐる巻きにして顔を隠したのだろうか。だいたいそんな包帯男を見たら普通逃げます。正直言うとこれはかなりお間抜けな映画だと思う。この程度の映画に大騒ぎして、原作権を買ったトム・クルーズは本当にクロネンバーグとこれを再映画化するのか? なんか信じられない。いくらつまらん映画を連発するハリウッドでも、そこまで企画が貧困だとは思えないのだが。