ウディ・アレンはどうしてしまったのだろうか。初めてニューヨークを離れてロンドンに渡った期待の新作なのだが、彼らしさがあまり感じられない。(批評では評判は良かったはずなのに、あてにならないなぁ。)
テンポが悪く、2時間以上の上映時間なんてそれも彼らしくない。(ル・コントとウディはいつも短いほど出来もいい。)借りてきた猫みたいに大人しく、ラストで死人たちがやって来るシーンなんてああいう説明はいつもならしないのに。
大ベテランであるはずの彼なのに、外国で映画を撮るということが、こんなにもプレッシャーとなっているのか。まぁ性格的に彼はこんなのが苦手だったのかもしれない。
スカーレット・ヨハンソンの女もなんかただのバカ女で、男もつまらない浮気男で、豊かな生活を一度経験してしまったらそこから逃れられなくなってしまうということか。二人の女の間で揺れる男心というにはあまりに打算的すぎて、アホらしい。ラストで完全犯罪が成功してしまうのだが、それもだからどうした?という程度。
確かに悪い映画ではない。しかし、ウディ・アレンともあろう人がこんな程度の映画を撮っていてはいけない。
テンポが悪く、2時間以上の上映時間なんてそれも彼らしくない。(ル・コントとウディはいつも短いほど出来もいい。)借りてきた猫みたいに大人しく、ラストで死人たちがやって来るシーンなんてああいう説明はいつもならしないのに。
大ベテランであるはずの彼なのに、外国で映画を撮るということが、こんなにもプレッシャーとなっているのか。まぁ性格的に彼はこんなのが苦手だったのかもしれない。
スカーレット・ヨハンソンの女もなんかただのバカ女で、男もつまらない浮気男で、豊かな生活を一度経験してしまったらそこから逃れられなくなってしまうということか。二人の女の間で揺れる男心というにはあまりに打算的すぎて、アホらしい。ラストで完全犯罪が成功してしまうのだが、それもだからどうした?という程度。
確かに悪い映画ではない。しかし、ウディ・アレンともあろう人がこんな程度の映画を撮っていてはいけない。