悪徳不動産会社で3年働いて、身も心もボロボロになって退職した女性がコインランドリーで働くことで生きる術を見つける。よくあるハートウォーミングである。だけど、なんだかいい気分になる。甘いけど好き。
コインランドリーの思い出話をひとつ。パリのコインランドリーに行って、洗濯にチャレンジしたことがある。モンパルナスで10日間ほど過ごしたときだ。さすがに洗濯物が溜まって、近所のランドリーに行くことにしたが、使い方がわからないから困ってしまった。あれこれチャレンジしてなんとか洗濯を完了したらなんと半日仕事になってしまってクタクタ。わざわざフランスまで旅行してコインランドリーで半日を過ごしたって、あまりに間抜けな話だが、あれはあれで楽しかった。だけどあそこにもこのヨコハマコインランドリーみたいに洗濯相談のスタッフがいたらよかったけど。(あっ,言葉がわからないから同じかも)
さて、これはハートウォーミングである。店員さんと利用者の間で生じるドラマが心地よいタッチで描かれる。通勤電車用にピッタリな作品だった。これはシリーズ物になりそうだ。次回も楽しみ。