2本立一挙上演というスタイルを取る場合は、普通、完全入替制にして、もう少し時間の間隔をとる。あるいは、1本1本が短い作品を、ほぼ連続上演に近い形でするものだ。なのに、今回の清流劇場は、30分の休憩を挟んで、一挙上演である。しかも、それぞれ完全に独立した作品である。2本の間に関連性はない。どちらも上演時間が長い。
船戸香里さんによる実験的な1人芝居と、田中孝弥さんがドイツ留学中、見た芝居の中で一番心惹かれた作品の自身による翻訳、演出。
今、自分にできることを最大限に試してみる。そんな心意気に打たれた。こんなにも、力のこもった直球勝負を見せてくれるなんて、驚きだ。ゆっくりと時間をかけて1本ずつ上演してもよかった。なのに、息せき切って一挙に見せるのは何故だろうか。田中さんが一体何を焦っているのやら、よく分からない。
だが、今、どうしてもこういう形で、自分の抱えているものをすべて一挙に表出させておきたかったということは確かであろう。休憩を挟んでトータル3時間30分である。渾身の力作だ。詳細は数日後、2本、別々に書くことにする。
まずは、見たという報告と、近頃こんなにも生真面目な芝居を見たのはめずらしいから、そのことを書いておきたかった。
船戸香里さんによる実験的な1人芝居と、田中孝弥さんがドイツ留学中、見た芝居の中で一番心惹かれた作品の自身による翻訳、演出。
今、自分にできることを最大限に試してみる。そんな心意気に打たれた。こんなにも、力のこもった直球勝負を見せてくれるなんて、驚きだ。ゆっくりと時間をかけて1本ずつ上演してもよかった。なのに、息せき切って一挙に見せるのは何故だろうか。田中さんが一体何を焦っているのやら、よく分からない。
だが、今、どうしてもこういう形で、自分の抱えているものをすべて一挙に表出させておきたかったということは確かであろう。休憩を挟んでトータル3時間30分である。渾身の力作だ。詳細は数日後、2本、別々に書くことにする。
まずは、見たという報告と、近頃こんなにも生真面目な芝居を見たのはめずらしいから、そのことを書いておきたかった。