2巻まで読んだところで、この小説について書こう、と思ったのだが、2冊読み終えても何も書けない。ここに至っても、このお話はまだ、何も始まらないからだ。こんなにも悠々たるタッチでいいのだろうか、と不安になるほどだ。第2巻はサブタイトル通り、彼らが自分たちの能力に「めざめ」るまでのお話だ。だからと言ってまだ話は始まらない。この作品がどこに向かって舵を切ったのか、それすら見えてこないからだ。
大長編を目指しているから、このくらいのスピードでなくてはならないのかもしれないけど、そのあまりの悠々たるタッチにこういうタイプの作品を読みなれない僕はびびっている。既に3巻が出版されているから、図書館で予約してあるけど、まだ連絡はない。たぶん、3巻を読んでも、今回と同じような感想を抱くことは必至だ。まだまだ、始まらない。
全体がどれくらいの分量を予定しているのか、わからないけど、このまま月一で出版されるのなら、佐藤さんにとって、これはとんでもない挑戦になりそうだ。(ここまでは毎月のペースで3冊出た)とはいえ、まぁ、問題はそういうことではない。この小説の目指す地平がどういう形で実現するのか。それが気になる。
このファンタジーがどこにたどりつくのか、まるで読めないことがおもしろい。超能力を手にした6人が何に立ち向かうことになるのか、ならないのか。この作品の指し示す世界観とは何なのか。田舎の子供たち、神社をめぐる秘密。地域に根差す伝承。決してただの荒唐無稽なお話にはならないはずだ。ということで、ここまでではまるで何も書けない。
大長編を目指しているから、このくらいのスピードでなくてはならないのかもしれないけど、そのあまりの悠々たるタッチにこういうタイプの作品を読みなれない僕はびびっている。既に3巻が出版されているから、図書館で予約してあるけど、まだ連絡はない。たぶん、3巻を読んでも、今回と同じような感想を抱くことは必至だ。まだまだ、始まらない。
全体がどれくらいの分量を予定しているのか、わからないけど、このまま月一で出版されるのなら、佐藤さんにとって、これはとんでもない挑戦になりそうだ。(ここまでは毎月のペースで3冊出た)とはいえ、まぁ、問題はそういうことではない。この小説の目指す地平がどういう形で実現するのか。それが気になる。
このファンタジーがどこにたどりつくのか、まるで読めないことがおもしろい。超能力を手にした6人が何に立ち向かうことになるのか、ならないのか。この作品の指し示す世界観とは何なのか。田舎の子供たち、神社をめぐる秘密。地域に根差す伝承。決してただの荒唐無稽なお話にはならないはずだ。ということで、ここまでではまるで何も書けない。