こんなB級SF映画もたまにはいいかも。もしかしてこれは隠れた傑作か、と微かな淡い期待も抱いて見始めたけど、当然世の中そんな甘いものではない。冒頭の殺人シーンから安っぽく、これはダメかな、と思った。
もちろん、やはりたいした映画ではなかった。だけど、結局は最後まで見てしまった。まぁ時間はあるから構わないし、それなりには楽しめる。もちろん日本未公開の新作カナダ映画。(後で調べたら2018年の作品だった)配信世界は果てしない。
パラレルワールドの話。鏡を通して多次元世界を行き来して成功する4人の若者たち。だが、調子に乗りすぎて自滅する。よくあるパターン。少し残酷なシーンもあり、話がわかりにくいところもあるけど、あまり気にしないでいい。深い話ではないから描かれる世界のルールを無理して理解しなくても大丈夫。もう少し「何か」があるといいのだが、それはない。