小学校高学年から中学生向けの本なのだが、大人が読んでも、十分考えさせられるし、教えられることがたくさんある。優しい言葉で難しい問題をわかりやすく語る。山本さんの実体験から語り起こした言葉の数々が胸に沁みる。彼女が実際に戦場で亡くなったことを知っているから余計に、重いものとして、伝わってくる。
戦場カメラマンという仕事について、そして、今あるこの世界の状況について、あれもこれも、知らないことばかりだ。戦争や紛争がなぜ起こるのか。そこではどんなことが起きているのか。山本さんが自分の足で、自分の目で、見て、感じたこと、考えたことがしっかり書かれてある。レバノン、コソボ、ウガンダ、アルジェリア、アフガン、イラク、チェチェン、そして、彼女が亡くなったシリア。そこで、彼女は何を見て、何と出会ったか。
子供に向けて書かれた文体がとても心地よく、彼女の想いがしっかりと伝わってくる。難しい言葉は一切使わない。語り聞かせるように、真実を教える。彼女の願いがしっかりと、こちらの胸に届いてくるのだ。これはとてもいい本だ。たくさんの子どもたち、そして、大人たちにもぜひ、読んでもらいたい。
戦場カメラマンという仕事について、そして、今あるこの世界の状況について、あれもこれも、知らないことばかりだ。戦争や紛争がなぜ起こるのか。そこではどんなことが起きているのか。山本さんが自分の足で、自分の目で、見て、感じたこと、考えたことがしっかり書かれてある。レバノン、コソボ、ウガンダ、アルジェリア、アフガン、イラク、チェチェン、そして、彼女が亡くなったシリア。そこで、彼女は何を見て、何と出会ったか。
子供に向けて書かれた文体がとても心地よく、彼女の想いがしっかりと伝わってくる。難しい言葉は一切使わない。語り聞かせるように、真実を教える。彼女の願いがしっかりと、こちらの胸に届いてくるのだ。これはとてもいい本だ。たくさんの子どもたち、そして、大人たちにもぜひ、読んでもらいたい。