キネマ旬報の特集で80年代日本映画、外国映画のベストテンをやっていたのだが、リストを見ながら自分もやってみることにした。80年代は自分にとっては怒濤の10年間だった。ちょうど20代のスタートから30歳までの10年間で、選者が選んでいる映画のほぼすべてをリアルタイムで劇場で見ている。毎年200本以上の映画を見ていた時期だ。学生時代は怒濤のように見ていたし、就職してからも時間が許す限り見た。結婚もしたし、子供もできて、本当にたいへんだった。もちろん、仕事も忙しくて、毎日が目まぐるしい。でも、若かったし貪欲で体力もあった。
1位 翔んだカップル (相米慎二) 80
2位 ヒポクラテスたち (大森一樹) 80
3位 の・ようなもの (森田芳光) 81
4位 転校生 (大林宜彦) 82
5位 となりのトトロ (宮崎駿) 88
6位 遠雷 (根岸吉太郎) 81
7位 野獣死すべし (村川透) 80
8位 ノーライフキング (市川隼) 89
9位 さらば箱舟 (寺山修司) 82
10位 Wの悲劇 (澤井信一郎) 84
次点 私をスキーに連れてって (馬場康夫) 87
出来るだけバランスよく選んでみようとは思わなかった。ただ、思い付きで並べてから公開年を追記したら、80年の作品がかなりになった。