「大山生煎店」(自由が丘)

          

 自由が丘の人気店、焼き小龍包の「大山生煎店(タイザンシェンチェンテン)」です。上海の人気店で修業した店主がオープンした本格的な中国版ファーストフードです。いつも行列で避けてきましたが今日は10人くらいだったので並びました。6個600円です。15分くらいで注文に辿り着き、更に5分、焼き上がりを待ちます。
 
 熱々のスープを閉じ込めた小龍包は初めてではありませんが、店頭で立って食べる感覚が(席もあり座って食べましたが)雑然とした中国街角風でいいです。

 ただ、味には一抹の不安が・・・餃子のような輸入中華は日本人向けにアレンジされた方が美味しく感じることが多いです。先に食べ終わったおばさんが「まずい、もういいわ」と言い残して出ていきました。

 日本人と中国人風の若者が黙々と生地を捏ねて、小龍包を作り、特注らしき鉄鍋で焼き上げていきます。レシピは教わったのかもしれませんが、捏ね、焼きは結構難しい筈なのでどうなんだろうなあと思いながら眺めていました。



          


 袋を少し破いてスープをすすると・・・うまい!真冬だからだと思います、やけどに注意したいくらい熱いと読みましたが、それほどではありません。旨味がいい感じです。スープを飲んだ後の生地と餡、生地は想像どおり厚めで少しかため。餡はなんでしょうか、羊の肉が入っているような。穴を開けて、スープを飲んで、生地と肉ボールを食べる。この流れで楽しむスナックでしょうか。
 中華料理の逸品でも期待したら全く違います。あくまでマクドナルドや吉野家のレベルで気軽に食べて、おいしいおいしいと空腹を満たす食べ物。そういう意味では20分も待って食べるものではないかなあ(それでも短い方でしょうが)。鉄鍋が2つあればもう少しうまく回りますが、今のキャパではお客さんが多すぎです。しばらく様子見でしょうか。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )