グリーンフォレスト (歳時日記)

近隣の自然が織りなす、春夏秋冬の風景
と庭で育てる草花の今を発信しています。
 

散歩道沿い、雑木林に咲く山野草の花

2011年05月27日 | 室蘭・四季の野花&花木



居住地の周囲には、雑木林が点在する。いつも散歩の途中で立ち寄る雑木林は、
南側を背に50メートルほど下る広い傾斜地。早春から初夏にかけて数種類の山野草が
花を咲かせる。家から徒歩で15分程の場所にある小さな自然のフィールドです。






シラネアオイ(白根葵)。山野草の花にしては、花も葉も大きい。淡い紫色~白色の
美しい花を雑木林の中で咲かせている。自生地は、本州中部以北~道内。特に、日光の
白根山に多く自生し、タチアオイの花に似ている事が花名の由来です。


マイズルソウ(舞鶴草)が、雑木林の中で木漏れ日を受け、細い茎先に、独創的な
小さな花を咲かせている。花名の由来は、鶴が羽を広げた姿を連想させる事から。


クルマバソウ(車葉草)。この山野草の特徴は、花名の由来でも有る8枚ほどの葉が
放射状に輪生する。花を細い茎を伸ばした先端に咲かせる。
花は、花径は5mm程と小さく純白で十字形。クルマバソウは、新緑の雑木林で晩春から
初夏にかけて、花を咲かせる爽やかな草姿の山野草です。

コメント (2)
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