近くの雑木林の中で、カタクリの花が見頃を迎える。この処の気温の上昇に伴い、例年に比べて早い開
花です。雑木林の中の斜面で、カタクリの花が薄赤紫色のジュータンを敷き占めたように、見事に咲き誇っ
ています。
この雑木林の中のカタクリの株は推定では数万株。今年も、2株の白花カタクリが花を見せてくれました。
株数は多くありませんが、キクザキイチゲ(菊咲一華)の八重咲きです。下の画像は、普通に見られる
キクザキイチゲの一重咲きの花です。
エゾナニワズ(蝦夷難波津)は、ジンチョウゲの仲間で東北以北から道内に自生する。深緑色の葉と、
鮮黄色の小花は、雑木林の中で良く目立つ低木(花木)です。
エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)は、花色のバリエーションが多い山野草です。
その中で、白花のエゾエンゴサクを見れるのは、1株/1~5万株とも言われています。幸運にも昨年に続
き、白花と遭遇する事が出来ました。
※ 以下の画像は、この雑木林で咲く代表的な花色のエゾエンゴサクです。遠くから眺めていますと、同
じ花色のように見えても、近寄り目を凝らして見ると微妙に花色が異なります。