グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

昨日の続き、絵鞆半島縦走です

2016年07月09日 | 室蘭・四季の野花&花木



 海霧が追直漁港を包み込む。前面には、噴火湾の大海原が広がります。海霧は南寄り風に
運ばれ、
海面を滑るように陸地に流れ着きます。
 海霧は、一般的な霧とは異なり密度が高く乳白色をしています。さらに、地形や気温・風などの
状態により、周辺の景色を刻々と変化させます。海霧を眺めていると 時が経つのを忘れてしまう
ほどで
す。




 




 ガマズミの花が咲き始めました。秋に実らせる艶やかな紅色の実も鮮やかですが、今の時季は、
木々の緑とガマズミの白い花とのコントラストが際立ちます。









 絵鞆半島を縦断する測量山観光道路は、道の両脇を木々が鬱蒼と生い茂る中を行く。



 エゾノカワラナデシコ、これからが花の時季です。淡紅紫色の花弁の先端が細く割ける独創的
な花姿。さらに、茎も葉も細く全てが繊細なナデシコです。




 サルナシ、道内での呼び名は「コクワ」。秋に小さな梨のような実を付けます。霜が降る頃には、
実が熟します。今年は花を鈴なりに付けています。秋には 沢山の果実を実らせそうです。因みに、
サルナシは キウィフルーツの原種といわれています。
 


                

                                                                 
 絵鞆半島の最西端、
絵鞆岬からの眺望です。
海に突き出る展望台は 海面から50mほどの高さ。目の前に、噴火湾の大海と湾を取り囲む山々
の大展望が広がる。絵鞆半島の縦走時には、
必ず立ち寄る場所です。
                               

 展望台の下の海域は、海藻類やウニ・ナマコなどが豊富。この時間帯は干潮、アオサギの絶好
の餌場です。




 絵鞆岬を後に、曲がりくねる坂道を200mほど下った小高い丘の上。目の前には、絵鞆漁港を
前景に室蘭港の入口付近の眺望が広がる。なんの変哲もない場所ですが、市内で好きな風景の
一つです。

コメント
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