イタンキ浜の海岸段丘では、オオマツヨイグサ(大待宵草)が花の時期を迎えています。乾燥気
味の土壌を好むのでしょうか、浜に隣接する砂地で群落をつくり花を咲かせています。
一説では、北米が原産地と言われていますが、何故か 在来種の和の雰囲気を漂わせる植物です。
オオマツヨイグサと同じ場所で、エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)が淡紅色の独創的な花を
咲かせています。
今日、偶然、気が付きました。エゾカワラナデシコは、色・形・花びらの先端の裂け方などバリエ
ーションの多い野花です。
今日の日中の最高気温は27℃、汗ばむほどの陽気となりました。浜を通り抜ける潮風が心地
よく感じる、イタンキ浜の東側と西側の光景です。