爽やかな朝を迎える、外気温は20℃、ヒャッとした空気感が漂う。高さ70メートルほどの丘の
上に広がる広大な牧草地です。家からの直線距離は、わずかに1.5kmほど。朝の散歩を兼ねて
周辺を散策してみました。
道端の草むらで花を咲かせるクサフジです。小花を集めた花房を、ほぼ垂直に立ち上げる。夏
の朝、見る目に清々しを感じさせてくれる野花です。
この季節、エゾニワトコ(蝦夷庭常)の赤い実はよく目立ちます。北海道から本州中北部の山地
に生える落葉低木です。
ノリウツギが純白な清楚な花を咲かせ始めました。装飾花は何処かアジサアイに似ています。
和名の由来は、和紙を製造する時に樹液を糊に利用したことからです。
鳥の名を間違ってなければ「ニュウナイスズメ」。スズメののような頬に黒い斑点がありません。
また、スズメは人家の近くで行動しますが、ニュナイスズメは、草原や農耕地などを飛び交う野鳥
です。
ナンテンハギは、葉の形がナンテンにそっくりで、花の形はハギに似ている事が名前の由来で
す。 オカノトラオの蕾です。軽くカールした花穂の形から、トラの尾に見立てた花名がユニークな野
花です。
クガイソウ(九蓋草)。茎の先に ルリ色の小花を密に集め、穂のような形をした独創的な花を咲
かせています。